福島清隆 さん
こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは
「 IOTとバリュ-チェーン」です。
--------------------------------------
IOT時代のバリュ-チェーン革命
日本ビジネスクリエイト 編著
幻冬舎 ¥800 + 税
--------------------------------------
先日、ガチガチの理科系の中学時代のアクユウから
「アモリ通信は文科系の話題ばっかしだな」
と指摘されました。
「なんだとぉ~~・・・」と、言える訳もなく、ズ
バリその通りです (汗&涙)
アモリ通信で「理科系」の話題をストレートに持っ
てくるのは、残念ながら私の脳ミソはそういうもの
を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
60ン年間、それで困ったということはほとんど記
憶にありませんので、ゴーイングマイウェイです。
しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
ハイ、冒頭から言い訳三昧です (汗&涙×3)
今回は、訳も分からず、とにかく上記の書籍の一部
を転載して、ちょっぴりワカッタツモリになってお
きます。
お忙しい中、スイマセン、ヨミトバシテ下さい。
(汗&涙×4)
---------------------------------------
日本ビジネスクリエイト
1989年創業のコンサルティング集団
生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強
みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
---------------------------------------
IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
------------------------------------------
バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
-------------------------------------------
バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
------------------------------------------
デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
-------------------------------------------
エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
---------------------------------------
サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
----------------------------------------
(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
***************************************
全186Pの中から、上記を抜き出して転載しまし
た。
なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
これも「文科系の話じゃないか・・・」と例の
アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
向きの本です。
そういう話はおいといて、
福島さんは「IOT」と「バリュ-チェーン」
なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
か。
この2つで、これからの世の中の変化が、なんとな
く、イメージできたでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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Amazon・Kindle 【アモリ通信】
最新配信版:第18弾
ベンツに乗る社長:全10話(171~180)
https://1lejend.com/c/TtX8/OtI8/5ExdK/
2017年度配信版:全51話 (90~140)
https://1lejend.com/c/TtX5/OtI8/5ExdK/
2016年度配信版:全51話:(39~89)
https://1lejend.com/c/TtX6/OtI8/5ExdK/
2015年度配信版:全38話:(1~38)
https://1lejend.com/c/TtX9/OtI8/5ExdK/
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SILマネジメントサポート 代表 福島清隆
・オフィシャルサイト:https://1lejend.com/c/TtXB/OtI8/5ExdK/
・お問合せE-mail: info@sil-ms.jp
・所在地:福岡県春日市千歳町1-1-1-503
・連絡先:090-3732-5853 FAX:092-582-1451
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一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会
協会認定コーチNo:248
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一般財団法人リスクマネジメント協会
研修インストラクター CRM
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認定SWOT分析コンサルタント 株式会社RE-経営
SWOT分析スキル検定 《中級認定》
https://1lejend.com/c/TtXf/OtI8/5ExdK/
日本決算書すっきりアドバイザー協会
決算書すっきりアドバイザー®
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福岡商工会議所
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福岡県中小企業家同友会 福博支部
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盛和塾 福岡
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だく場合があります。
[著 作 権]このメールマガジンは著作権法で守ら
れています。
執筆内容については注意を払っておりますが、
あくまでも発行者の経験に基づくものであり、
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「アモリ通信は文科系の話題ばっかしだな」
と指摘されました。
「なんだとぉ~~・・・」と、言える訳もなく、ズ
バリその通りです (汗&涙)
アモリ通信で「理科系」の話題をストレートに持っ
てくるのは、残念ながら私の脳ミソはそういうもの
を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
60ン年間、それで困ったということはほとんど記
憶にありませんので、ゴーイングマイウェイです。
しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
ハイ、冒頭から言い訳三昧です (汗&涙×3)
今回は、訳も分からず、とにかく上記の書籍の一部
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(汗&涙×4)
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生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強
みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
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IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
------------------------------------------
バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
-------------------------------------------
バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
------------------------------------------
デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
-------------------------------------------
エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
---------------------------------------
サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
----------------------------------------
(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
***************************************
全186Pの中から、上記を抜き出して転載しまし
た。
なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
これも「文科系の話じゃないか・・・」と例の
アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
向きの本です。
そういう話はおいといて、
福島さんは「IOT」と「バリュ-チェーン」
なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
か。
この2つで、これからの世の中の変化が、なんとな
く、イメージできたでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
******************************************
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最新配信版:第18弾
ベンツに乗る社長:全10話(171~180)
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2017年度配信版:全51話 (90~140)
https://1lejend.com/c/TtX5/OtI8/5ExdK/
2016年度配信版:全51話:(39~89)
https://1lejend.com/c/TtX6/OtI8/5ExdK/
2015年度配信版:全38話:(1~38)
https://1lejend.com/c/TtX9/OtI8/5ExdK/
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・お問合せE-mail: info@sil-ms.jp
・所在地:福岡県春日市千歳町1-1-1-503
・連絡先:090-3732-5853 FAX:092-582-1451
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【主な所属団体・組織】
一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会
協会認定コーチNo:248
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一般財団法人リスクマネジメント協会
研修インストラクター CRM
https://1lejend.com/c/TtX2/OtI8/5ExdK/
認定SWOT分析コンサルタント 株式会社RE-経営
SWOT分析スキル検定 《中級認定》
https://1lejend.com/c/TtXf/OtI8/5ExdK/
日本決算書すっきりアドバイザー協会
決算書すっきりアドバイザー®
https://1lejend.com/c/TtX0/OtI8/5ExdK/
NPO法人 日本交渉協会 交渉アナリスト1級
https://1lejend.com/c/TtXr/OtI8/5ExdK/
福岡商工会議所
https://1lejend.com/c/TtXz/OtI8/5ExdK/
福岡県中小企業家同友会 福博支部
https://1lejend.com/c/TtXL/OtI8/5ExdK/
盛和塾 福岡
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[著 作 権]このメールマガジンは著作権法で守ら
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執筆内容については注意を払っておりますが、
あくまでも発行者の経験に基づくものであり、
内容を保証するものではありません。
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「アモリ通信は文科系の話題ばっかしだな」
と指摘されました。
「なんだとぉ~~・・・」と、言える訳もなく、ズ
バリその通りです (汗&涙)
アモリ通信で「理科系」の話題をストレートに持っ
てくるのは、残念ながら私の脳ミソはそういうもの
を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
60ン年間、それで困ったということはほとんど記
憶にありませんので、ゴーイングマイウェイです。
しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
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1989年創業のコンサルティング集団
生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強
みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
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IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
------------------------------------------
バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
-------------------------------------------
バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
------------------------------------------
デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
-------------------------------------------
エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
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サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
----------------------------------------
(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
***************************************
全186Pの中から、上記を抜き出して転載しまし
た。
なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
これも「文科系の話じゃないか・・・」と例の
アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
向きの本です。
そういう話はおいといて、
福島さんは「IOT」と「バリュ-チェーン」
なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
か。
この2つで、これからの世の中の変化が、なんとな
く、イメージできたでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
******************************************
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最新配信版:第18弾
ベンツに乗る社長:全10話(171~180)
https://1lejend.com/c/TtX8/OtI8/5ExdK/
2017年度配信版:全51話 (90~140)
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2016年度配信版:全51話:(39~89)
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2015年度配信版:全38話:(1~38)
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SILマネジメントサポート 代表 福島清隆
・オフィシャルサイト:https://1lejend.com/c/TtXB/OtI8/5ExdK/
・お問合せE-mail: info@sil-ms.jp
・所在地:福岡県春日市千歳町1-1-1-503
・連絡先:090-3732-5853 FAX:092-582-1451
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【主な所属団体・組織】
一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会
協会認定コーチNo:248
https://1lejend.com/c/TtXV/OtI8/5ExdK/
一般財団法人リスクマネジメント協会
研修インストラクター CRM
https://1lejend.com/c/TtX2/OtI8/5ExdK/
認定SWOT分析コンサルタント 株式会社RE-経営
SWOT分析スキル検定 《中級認定》
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日本決算書すっきりアドバイザー協会
決算書すっきりアドバイザー®
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NPO法人 日本交渉協会 交渉アナリスト1級
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福岡商工会議所
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福岡県中小企業家同友会 福博支部
https://1lejend.com/c/TtXL/OtI8/5ExdK/
盛和塾 福岡
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[引用許諾]メルマガへの感想など引用させていた
だく場合があります。
[著 作 権]このメールマガジンは著作権法で守ら
れています。
執筆内容については注意を払っておりますが、
あくまでも発行者の経験に基づくものであり、
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福島清隆 さん
こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
リスクマネージャーの福島清隆です。
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最後の解除URLにて解除できます。
本日のテーマは
「 IOTとバリュ-チェーン」です。
--------------------------------------
IOT時代のバリュ-チェーン革命
日本ビジネスクリエイト 編著
幻冬舎 ¥800 + 税
--------------------------------------
先日、ガチガチの理科系の中学時代のアクユウから
「アモリ通信は文科系の話題ばっかしだな」
と指摘されました。
「なんだとぉ~~・・・」と、言える訳もなく、ズ
バリその通りです (汗&涙)
アモリ通信で「理科系」の話題をストレートに持っ
てくるのは、残念ながら私の脳ミソはそういうもの
を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
60ン年間、それで困ったということはほとんど記
憶にありませんので、ゴーイングマイウェイです。
しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
ハイ、冒頭から言い訳三昧です (汗&涙×3)
今回は、訳も分からず、とにかく上記の書籍の一部
を転載して、ちょっぴりワカッタツモリになってお
きます。
お忙しい中、スイマセン、ヨミトバシテ下さい。
(汗&涙×4)
---------------------------------------
日本ビジネスクリエイト
1989年創業のコンサルティング集団
生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強
みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
---------------------------------------
IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
------------------------------------------
バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
-------------------------------------------
バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
------------------------------------------
デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
-------------------------------------------
エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
---------------------------------------
サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
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(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
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全186Pの中から、上記を抜き出して転載しまし
た。
なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
これも「文科系の話じゃないか・・・」と例の
アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
向きの本です。
そういう話はおいといて、
福島さんは「IOT」と「バリュ-チェーン」
なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
か。
この2つで、これからの世の中の変化が、なんとな
く、イメージできたでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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2016年度配信版:全51話:(39~89)
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IOT時代のバリュ-チェーン革命
日本ビジネスクリエイト 編著
幻冬舎 ¥800 + 税
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先日、ガチガチの理科系の中学時代のアクユウから
「アモリ通信は文科系の話題ばっかしだな」
と指摘されました。
「なんだとぉ~~・・・」と、言える訳もなく、ズ
バリその通りです (汗&涙)
アモリ通信で「理科系」の話題をストレートに持っ
てくるのは、残念ながら私の脳ミソはそういうもの
を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
60ン年間、それで困ったということはほとんど記
憶にありませんので、ゴーイングマイウェイです。
しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
ハイ、冒頭から言い訳三昧です (汗&涙×3)
今回は、訳も分からず、とにかく上記の書籍の一部
を転載して、ちょっぴりワカッタツモリになってお
きます。
お忙しい中、スイマセン、ヨミトバシテ下さい。
(汗&涙×4)
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日本ビジネスクリエイト
1989年創業のコンサルティング集団
生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強
みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
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IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
------------------------------------------
バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
-------------------------------------------
バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
------------------------------------------
デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
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エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
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サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
----------------------------------------
(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
***************************************
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なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
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アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
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なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
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福島清隆 さん
こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
リスクマネージャーの福島清隆です。
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本日のテーマは
「 IOTとバリュ-チェーン」です。
--------------------------------------
IOT時代のバリュ-チェーン革命
日本ビジネスクリエイト 編著
幻冬舎 ¥800 + 税
--------------------------------------
先日、ガチガチの理科系の中学時代のアクユウから
「アモリ通信は文科系の話題ばっかしだな」
と指摘されました。
「なんだとぉ~~・・・」と、言える訳もなく、ズ
バリその通りです (汗&涙)
アモリ通信で「理科系」の話題をストレートに持っ
てくるのは、残念ながら私の脳ミソはそういうもの
を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
60ン年間、それで困ったということはほとんど記
憶にありませんので、ゴーイングマイウェイです。
しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
ハイ、冒頭から言い訳三昧です (汗&涙×3)
今回は、訳も分からず、とにかく上記の書籍の一部
を転載して、ちょっぴりワカッタツモリになってお
きます。
お忙しい中、スイマセン、ヨミトバシテ下さい。
(汗&涙×4)
---------------------------------------
日本ビジネスクリエイト
1989年創業のコンサルティング集団
生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
特に製造業の現場に精通したコンサルティングに強
みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
---------------------------------------
IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
------------------------------------------
バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
-------------------------------------------
バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
------------------------------------------
デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
-------------------------------------------
エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
---------------------------------------
サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
----------------------------------------
(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
***************************************
全186Pの中から、上記を抜き出して転載しまし
た。
なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
これも「文科系の話じゃないか・・・」と例の
アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
向きの本です。
そういう話はおいといて、
福島さんは「IOT」と「バリュ-チェーン」
なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
か。
この2つで、これからの世の中の変化が、なんとな
く、イメージできたでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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最新配信版:第18弾
ベンツに乗る社長:全10話(171~180)
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IOT時代のバリュ-チェーン革命
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を受け入れる構造になっておりませぬ(汗&涙×2)
ついでに文化・芸術もそうですが、ま、しかし人生
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しかしながら、今回は試しに「背伸び」してみまし
た。
が、当然の如く、「失敗!!」致しました。
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今回は、訳も分からず、とにかく上記の書籍の一部
を転載して、ちょっぴりワカッタツモリになってお
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(汗&涙×4)
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1989年創業のコンサルティング集団
生産性管理改革支援コンサルタントがコアとなり誕
生したのちに開発設計、製造、情報システム構築等
各専門分野のメンバーが加わり、生産管理改革支援
技術と各専門分野の改革支援技術が融合。
独特の広さと深さを持つ、コンサルティング技術体
系を確立。
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みを持つ、日本のSCM領域でのパイオニア。
(以下略)
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IOTとは何か?
IOTは「Internet of Thingsの省略表紀であり、一般
的には、「モノのインンターネット」と翻訳されてい
る。
具体的には「IOTとは、すべての「モノ」がインタ―
ネットにつながること」により、その先にある「デー
タプラットフォーム」とのデータ・情報をやり取りす
ることが可能となることを指す。
しかし、IOT活用を考える立場からいえば、この翻訳
の形で理解することが適切とは思えない。
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バリューチェーンとは
「バリュ-チェーン」という言葉を初めて用いたのは
ハーバード大学のM.ポーターの「競争優位の戦略」で
ある。
ポーターのバリューチェーンは、図のような構造をし
ている。
(図:略 支援活動:調達・技術開発・人的支援管理
・管理構造
主活動:購買物流・製造・出荷物流・
マーケティング営業・サービス)
ポーターのバリューチェーンは、マージンを得るため
の組織構造のつながりを示したののである。
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バリューチェーンの構成
1.デマンドチェーン(DC)
マーケティング機能・営業機能
2.エンジニアリングチェーン(EC)
商品開発機能
3.サプライチェーン(SC)
商品供給機能
4.サービスチェーン(SvC)
アフターサービス機能
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デマンドチェーン
「デマンドチェーン」は「事業活動」の「入力機能
」で、市場から「需要情報」を収集して、これをベ
ースに商品を企画し、「変換機能」である「エンジ
ニアリングチェーン」につなぐ機能を果たす。
さらに、その商品の販売促進や売り方を企画して、
「販売システム」を駆動させて、事業の根幹である
「売上」を作る極めて重要なチェーンである。
IOT時代になり、デマンドチェーンが最も変化した
点は、ユーザー接点の深さと情報の質・量の拡大で
ある。
具体的にはIOTにより、商品の(稼働)状況やユーザ
ーの商品活用状況がモニタリングできるようになり
、商品活用や商品機能についての知見が得られやす
くなった点が挙げられる。
この結果、既存商品の改良点や新規商品へのヒント
が得られやすくなり、商品ライフサイクルを回すこ
とが、より的確にできるようになったのである。
デマンドチェーンの改革は、この点を押さえて企画
する事が重要である。
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エンジニアリングチェーン
製造業にとって、エンジニアリングチェーンは事業
活動上、デマンドチェ-ンの「提供価値企画」機能
の結果である商品企画をインプットとして、それを
変換する機能、すなわち、「提供価値を商品として
具体化する機能」を担っている。
ここで、提供価値とは、「製品とサービス」の双方
を指している。IOT時代においては、製造業のサー
ビス化は、程度の差はあれ、不可避となっており、
エンンジニアリングチェーンが具体化する提供価値
は、製品とサービスの両方が対象となる。
ここでは、話を分かりやすくするために、製品を中
心に述べることとする。
IOT時代以前には、事業が生み出す付加価値の8割
がこのチェーン機能の性能で決まるといわれていた
が、IOT時代は9割以上が決定される、といっても
過言ではない。
デジタル技術が高度に発展したIOT時代にあっては、
製品の製造、輸送、試用環境を仮想化した「バーチ
ャルエンンジニアリング」が主流となる。
バーチャルエンジニアリングの究極の形は、バーチ
ャル環境での設計・試作・評価により設計を完結さ
せることであり、「モノづくりに入る前に、製品コ
ストを100%決定する」ということである。
さらに、バーチャルエンジニアリングで産出した3
Dデータを、サプライチェーン、サービスチェーン
、デマンドチェーンに活用する。
IOT時代のエンジニアリングチェーンは、バーチャ
ルチェーンの重要な「データプラットフォーム」と
なると考えられる。
つまり、エンジニアリングチェーンの位置づけは、
バリューチェーンが、デマンドチェーン、サプライ
チェーン、サービスチェーンの情報を統合するコア
・プロセスチェーンとなることを意味する。
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サプライチェーン
先にも述べたが、デマンドチェーンが「入力のプロ
セス」、エンジニアリングチェーンが「変換(新価
値創出)のプロセス」なのに対し、サプライチェー
ンは、「商品」を顧客に届ける、ビジネスの「出力
プロセス」である。
製造業、建設業の「形のあるモノ」だけではなく、
各種サービスや労力提供のような「形のないモノ」
も、サプライチェーンの対象である。
サプライチェーンは、もともと戦争における兵力や
物資を最前線に供給する「兵站線」を表す「ロジス
ティックス(商品物流)」を「生産」「調達」まで
拡大した概念で、「市場・顧客」と「供給元」を結
び、そのチェーン内を「情報」「モノ」「金」が流
れ、そのチェーンの駆動によって「事業活動」が具
現化される極めて重要な「事業構造」の一つである
一般的に、一つの企業の事業活動には複数のビジネ
スが存在し、それぞれのビジネスには複数の「商品
やサービス」があるが、サプライチェーンの概念で
は、その「商品単位」で仕組みを議論することにな
る。
一つの事業には複数のサプライチェーンが駆動して
ビジネス活動が行われていて、それぞれの「商品」
には複数の企業が関与していることになる。
したがって、サプライチェーンを検討する際には、
「商品単位」で「関係する企業群」の業務プロセス
全体を検討する。
そして、「顧客」目線で、「全体最適」を追求する
のがこの活動の特徴である。
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(終わりに P185~:要約)
・IOTは、本質的に「つなぎ」の技術である。
・「つながる」ことで、新たな知見を創発により生
み出し、より高い付加価値の創造につなげる。
・日本のモノづくりの伝統的強さも、「つなぎ」に
よって結びつけられた人々の「すりあわせ」技術
により、生まれ磨かれてきた。
・「すりあわせ」を生み出したのは日本だが、「す
りあわせ」をデジタル環境でバーチャルに実現す
るための方法論を発展させてきたのは、欧米が中
心である。
・彼我の長短を議するよりも、両者の本質的長所を
発見し、統合して発展させていく姿勢が需要と考
えている。
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全186Pの中から、上記を抜き出して転載しまし
た。
なんとなく、ワカッタツモリになっておきます。
(苦笑)
ロケットを飛ばすような技術的な話ではないので、
これも「文科系の話じゃないか・・・」と例の
アクユウは宣うのかもしれません。
しかし、少なくとも私にはこの著書は確実に理科系
向きの本です。
そういう話はおいといて、
福島さんは「IOT」と「バリュ-チェーン」
なるものをいくらかでもご理解いただけたでしょう
か。
この2つで、これからの世の中の変化が、なんとな
く、イメージできたでしょうか。
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