【アモリ通信214:できる女】  20190605 


福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「できる女」です。
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 コーチングの神様が教える「できる女]の法則
 サリー・ヘルゲマン/
 マーシャル・ゴールドスミス 共著
        斎藤聖美   訳

 トップポイント APR.2019   (P31 ~  P34)  
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「月間誌:トップポイント」は個人的に少し飽きて
しまい、約一年間購読を中止して、他の雑誌にして
ました。
が、やはりコチラの方がいいので購読再開。
アモリ通信のネタ探しで、10回に一回は、トップポ
イントから「何かを」選択することにしました。
で、今回のテーマが上記のものです。
サマリーのサマリーなので比較的、楽です(^^♪

早速、内容に入ります。
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●女性によく見られる「悪癖」として、次のような
 ものがある。
 キャリアアップのためには、こうした癖を改める
 必要がある。
〇自分の実績をきちんと言わない
・人の注目を集めることを嫌がり、自分の功績を話
 さない。そのため、周りはあなたの功績を理解で
 きない。
・なぜ、自分の功績を言おうとしないのか?
 その答えの1つは、社内で注目してもらうために
 醜いほら吹きみたいなことはしたくない、そんな
 嫌な人間になりたくない、というものだ。
・だが、自分の功績をきちんと主張できないと、
 あなたはキャリアを進める上で損をする。

〇仕事ぶりを他の人が気づいて報いてくれると期待
 する。
・いい仕事をすれば、人は自然に気づき、評価して
 くれると思う。だから、周囲に自分の仕事ぶりを
 主張しない。
・女性は「私がいい仕事をすれば、人は気づくはず
 よ」という言い方をよくする。こういった信念は
 、自分の仕事ぶりを主張しない格好の言い訳に使
 われている。だが、それはあなたの努力を妨害し
 仕事の成果が見過ごされる結果となる。
・気づいてもらうことを期待するよりも、もっと積
 極的なアプローチが重要なのだ。

〇専門性を過大評価する
・自分の価値を証明しようと、専門性を磨き続ける
  その結果、周りは、現在の仕事があなたに最適
 だと捉え、上司はあなたを今のポジションに据え
 置こうとする。
・専門性を磨くことは、それはそれでいいのだが、
 何か大きなことを狙うには拙いやり方だ。
・その1
 すべて詳細にわたり完璧に学ぼうとするのは消耗
 することで、先に進むのに必要な人間関係を築く
 時間がなくなる。
・その2
 すべてを完璧にこなすと、現在の仕事にあなたは
 最適だと周りに伝えることになる。
・その3
 あなたの培った専門性のせいで、上司はあなたが
 いなくては困るようになり、あなたを今のポジシ
 ョンに据え置こうとする。

〇人間関係を築くだけで活用しない
・「利用しているようにしか思われたくない」とい
 った思いから、必要な時に誰かに頼ることができ
 ない。
・女性は、人間関係を築くのが上手だが、その関係
 を活用するのは気が進まないという人が多い。
 理由を尋ねるとたいがい、こう言われる。
 「利用しているように人から思われたくない」
 「利己的な人は嫌い。私はそうなりたくない」
・人間関係を築くことは、仕事で成功を遂げるのに
 不可欠だから、これは問題だ。
・ウィンウィンのパートナーシップを作るのに抵抗
 がある女性は、不利になる。

〇キャリアより仕事を優先する
・仕事への忠誠心が高く、長く同じ仕事・地位にと
 どまる。
・女性が男性よりも長く同じ仕事にとどまるのは、
 主に忠誠心のせいだ。この美徳は簡単に罠に変っ
 てしまう。義理立てしたいと思うと、自分の将来
 を無視し、自分の才能と可能性を売り込めないま
 まになる。他の人にとってはありがたいことだが
 、あなたのためにはならない。

〇完璧主義の罠に陥る
・仕事を完璧にこなし、へまをしなければ成功する
 と信じている。そのため、失敗すると気に病み、
 次に進めない。
・完璧主義者は人に仕事を委譲できず苦労する。
 社員の仕事をモニターするのは時間がかかり、
 心配なことが多いから、自分で仕事をした方が楽
 で早いと思ってしまう。その結果、余計な仕事を
 背負い込む。しなくてもいい電話をかけ、他の人
 が担当するレポートをチェックすることになる。

〇喜ばせたい病
・人の役に立ちたい、がっかりさせたくないと強く
 思う。そのため、人の頼みを断れず、自分の時間
 を取られる。
・喜ばせること。それは、女性が数千年の進化の間
 に発展させてきた、子育ての能力や直観力の強み
 を活かす機会となる。
 対人関係に対する感受性、そして、人が腹を立て
 ている、恐れているなどに気づく天賦の才もそう
 だ。これらのスキルは女性が生涯を通して磨くも
 のだ。
・これらのスキルは、家庭のみならず職場において
 も強みとなる。他人のニーズを読み取る能力は、
 やる気にさせ、観客、同僚、部下などとコミュニ
 ケーションをとる時の強みとなる。
・しかし、好かれたい、役に立つと思われたいとい
 う欲求が他の考慮すべき点を凌ぐようになると、
 強みとなるべきスキルが有害となってしまう。
・喜ばせたいと思う気持ちはキャリアの初期段階で
 はプラスになるかもしれないが、上に行くにつれ
 、妨げとなり、リーダーシップを発揮する能力を
 弱めてしまう。

〇自分のレーダーで注意散漫になってしまう
・注意をあちこちに分散させるため、1つのことに
 専念する能力、仕事をこなす能力が弱まる。
・女性の注意はレーダーのように働き、環境をスキ
 ャンし、広い範囲からヒントを拾い、その内容に
 注意を払う。男性の注意は、レーザーのように働
 き、集中して情報を順に追って吸収していく。
・女性にとっての問題は、組織ではいまだに「結論
 は何だ」とするレーザー的注意力が優遇され、そ
 れがリーダーシップの行動とされていることだ。
・レーダーは、女性が自分自身にきつく当たる傾向
 の一因にもなっている。人の反応をものすごく意
 識するから、自信喪失に火がつき、どう行動すべ
 きか考えすぎるようになる。
・女性の悪癖には、他に、次のようなものがある。
 「初日から協力者を得ようとしない」(新たな仕
 事では、自信がつくまでおとなしくする)、
「矮小化する」(自分の存在や貢献度を小さく見せ
 る)、「やりすぎる」(感情的すぎる、言葉が多
 すぎる、個人的な話をしすぎる)、「反芻する」
(いつも自分の誤りを考え、後悔する)。
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原本をまとめている内に、これは基本的に大きな
組織で働く女性を中心に分析、論じたものではない
かという印象を受けました。
同時に、これは男性脳の人物が上から目線で女性を
論じているようにも私は感じ出してきました。
もちろん、本人を含めて2,3人しかいない組織で
も当てはまる部分はあるかとは思います。

私が居住する福岡県は、比較的「女性経営者」が多
い県と思われます。
経営者ならずとも、適齢期の男女比はなんと、男性
30%に対し、女性が70%だとか。
末の娘の婚約はいつのなることやら・・・・・
おっとこれは今回の趣旨とは関係ありませぬ(汗)
女性が強くなり、男性が草食化してきている昨今、
この分析を丸ごと受け入れていいものでしょうか。
アモリ通信の読者の中に、女性も少なくはないと
信じたいのですが、今回は特に女性からのコメント
を沢山いただけないものかと期待してます。
   カナワヌ  ユメ  カナァ~    (ナミダ)

福島さんは「できる女」が陥るという今回
の分析に納得されるでしょうか。
また、組織の一員で働く女性と、まがりになりに
も、組織のトップとして、経営者として働く女性
にも大体において同じことが当てはまると思われ
るでしょうか。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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