福島清隆 さん
こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「永守重信 PART2」です.
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日本電産 永守重信が社員に言い続けた
仕事の勝ち方
田村賢司 日経BP社 ¥1500+税
門外不出の名言録を初公開!
入社1年目から幹部まで
「部下の耳にタコができて、そのタコに
またタコができるくらいまで、私は
言い続けた」
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はじめに
第1章 仕事と情熱
第2章 人と組織
第3章 教育と成長
第4章 上司と部下
第5章 経営者と志
第6章 変化と創造
第7章 永守と経営者たちが共通して抱えるもの
前回のPART1(20190612配信)に続いて今回は、
第4章から第6章までを「永守重信 PART2」
とします。
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第4章 上司と部下
〇 働くことが好きでなければ人は動かない
49.「上司は部下に対する
御用聞きにならなければいけない」
50.「部下の中で、味方は2割でいい」
51.「部下を思ったように動かせないと
感じているリーダーは、
自分の何気ない言動を見直して、
むしろその反対をやってみるべき」
52.「新人教育は、
企業理念・行動原理を理詰めで説く。
そして、それを体得する仕組みを作り、
行動にしていく」
53.「部下の人望を得る5つの方法は
『あきらめない』 『悪口は言わない』
『ごまかさない』 『正論で追い込まない』
『休まない』だ」
〇 上司自身が成長すべし
54,「日曜の夜は、翌日の仕事のことを考えて
楽しく、月曜の朝はもっとワクワクする」
55.「リーダーたるもの
部下には『任せて任せるな』」
56.「社員には
『自分は会社にとって必要な人間だ』と
思ってほしい」
57.「部下を課長に育てないと、
君は永遠に課長のままだ」
58.「話し方は
聞き手の地位に応じて変えよ」
59.「あるオーナー経営者は、
業績が絶好調のときも毎年、
年頭に幹部に向けてこう挨拶していた。
『昨年はたまたま業績が良かった。
しかし、今年はこれだけ危ない要素がある』と
半ば本当でないことは
幹部・管理職とも分かっていただろう。
だが、幹部・管理職たるもの、
その緊張感が大事なのだ」
60.「管理職は
トップの指示を咀嚼する力を身に付けよ」
〇 管理職の人間性が業績をつくっていく
61.「”能力は一流、人間は三流”の
部門長の下では業績は五流以下である」
62.「『健康管理』『情熱・熱意・執念』
『コスト意識』『責任感』『すぐ行動』
『言われる前に動く』『きついツメができる』
これが登用される社員の7条件だ」
63.「一度の失敗を恐れて
何もしない人は進歩しない。
しかし、同じ失敗を
三度続けてやる人は問題がある」
64.「いとも簡単にハンコを押す人が多い。
ハンコを押すときは
自分がどのような責任と義務を負うかを
理解しておかなければならない」
65.「1匹のオオカミが率いる
49匹の羊の集団と、
1匹の羊が率いる
49匹のオオカミの集団が戦ったなら
オオカミがリーダーの集団が勝つ」
第5章 経営者と志
〇 夢は社長
66.「将来はわしも社長になるんや」
67.「理想だけでは人はついてこない。
『この人に付いていけば飯が食える』
という部分が必要だ」
68.「過去を振り返るな、
未來をじっと見据えろ」
69.「もっと働くために
酒を飲むのはやめた」
70.「アイ・アム・ファイン」
〇 経営は難しくない
71.「自分は根っからの小心者。
いつも先のことが気になって仕方がない」
72.「かっての趣味は『会社四季報』
を熟読すること。
今は世界中のモーターと、
その関連分野の会社のデータを読むこと」
73.「犠牲と奉仕の精神がなければ
経営者になるべきではない」
74.「身銭を切るから信頼される」
75.「人間の成長を見極めるには、
その人の『眼光』と『顔光』の変化で分かる。
その『光』を得るには、
幾たびもの『苦のトンネル』を
くぐり抜けるのを厭わないことである」
76.「企業の成長の第一歩は利益だ」
77.「売れ残った野菜を捨ててしまった父と、
人の倍努力せよと言い続けた母から、
本当に多くのことを学んだ」
〇 独自の経営が強さをつくる
78.「普通の会社にならない」
79.「『井戸掘り経営』『家計簿経営』
『千切り経営』が3大経営手法である」
80.「会社は、それぞれの職務を担った
さまざまな部門で構成されている。
会社の強さというものは、
それぞれの部門のバランスの取れた
職務の遂行力の総和が決めると言っても
過言ではない」
81,「自分の考え方、取り組み方に
一番共鳴してくれそうな人物を見つけて、
結果を出すことに全力を注ぐ」
82.「我々の製品は、世界を相手に競争している。
レベルの低い判断は禁物であり、
良悪は世界の顧客が決める。
顧客がだめと決めたものはだめなのである」
83.「人を動かすということは
強権で自分の命令通りになる
ロボットを作るのとは違う」
〇 経営者はタフであれ。数字に強くあれ
84.「日本でうまくいかなくても、
アメリカがある」
85.「数字オンチが会社を潰す。
数字の裏付けのない机上の理屈は
負け犬の遠吠えだ」
86.「自己資本比率にとらわれるな」
”「1株あたり利益」が大事だと説く”
87.「シェアがコストと人材をつくる」
88.「キャッシュフロー、は利益より大事だ」
第6章 変化と創造
〇 企業は存在する限り常に成長を続けなければな
らない
89.「脱皮しないヘビは死ぬ」
90.「我々は、たえず相手の欲する回答に
限りなく近づける努力を続け、
苦しまければならない」
91.「100年後も成長する企業になる」
92.「M&Aのノウハウは
誰から教わったものでもない。
すべて実戦の中から体得していったものだ」
93.「不況またよし」
94.「今後はこういう激変が普通に
日常茶飯事で起こる時代になる。
何かあればすぐに生産拠点を動かす。
新製品も売れなければ即座に止める。
そういうフレキシブルな態勢が
何より重要になる」
〇 不断の改革こそ基礎体力のもと
95.「マーケットの景色が全く変わってきた。
この変化に見合った体質改善を進めないと
生き残りすら危ない。
テーマ性に沿った3新(新製品、新マーケット
、新顧客)
こそが、次なる成長へのミニマム条件である」
96.「セールスにおける今1つの重要なことは,
足で稼ぐことである。
顧客をこまめに訪問することである」
97.「円安期待論は滑稽だ。
生産拠点と取引形態を『常に』、
そして『徹底的に』見直せば不安はない」
〇 新市場は構想で切り拓く
98.「経営に最も大切なのは構想力。
頭の中にパズルを描いて、
1ピースずつ埋めていく」
99.「僕は世の中の動きを
30年先ぐらいまでみないといけない
と思っている」
100.「今のところ10兆円は大ぼらだな。
でも実現したい気持ちで言ってるから、
嘘ではないよ」
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最後の「100」に少しコメントを加えると、
『大ぼらをやがて夢に変え、現実に引き寄せていく
には、将来に向けた徹底した「計画性」、その計画
を実現していく「緻密さ」。さらに、あらゆるもの
から必要なものを吸収しようとする「学び」の意識
そして何より大きな「野望」がなくてはならない』
あと、PART3も3,4週間後にアップ予定ですが、
今回までの名言の数々でも十分な学びに繋がります
経営の専門書を読むより、中小零細企業を国際企業
にまで育て上げた経営者の方が、私にはいつも格上
に映ります。
それはそれで置いといて、今回の中から何かひとつ
選ぶとしたら・・・・・
最近は「財務」に対するそこそこの専門性も磨いて
いるつもりなのですが、そのせいか・・・
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86.「自己資本比率にとらわれるな」
”「1株あたり利益」が大事だと説く”
あるいは
88.「キャッシュフロー、は利益より大事だ」
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今の私には、この部分がやけに印象に残りました。
通常の専門書には
”「1株あたり利益」が大事だと説く”
ということはあまり書かれてないような気がするの
ですが、そんなことはないでしょうか?
あるいは、中小零細企業の経営では、そういうこと
は、あまり関係ないと言い切れるのでしょうか?
それから、利益もさることながら「キャッシュフロ
ー」の重要さが益々注目されていくのではないでし
ょうか。
いずれにせよ、経営は実践です。
私も比べる相手が偉大過ぎて比較の対象になりませ
んが、常に実践的なアドバイス、行動ができる
「経営者」でありたいと思っています。
福島さんは今回のPART2で何かひとつ選択する
としたら、どれにされますか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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