【アモリ通信221:永守重信 PART3】  20190724


福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「永守重信 PART3」です.
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 日本電産 永守重信が社員に言い続けた
 仕事の勝ち方
   田村賢司  日経BP社  ¥1500+税

 門外不出の名言録を初公開!
 入社1年目から幹部まで
 「部下の耳にタコができて、そのタコに
  またタコができるくらいまで、私は
  言い続けた」
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「永守重信」シリーズも遂にPART3までこぎつけま
した (汗;;;)
といっても、1話で済ますにはあまりに「量」が多
いので「3つに分けた」に過ぎません(^^♪。
一寸弛み気味の自分の気持ちに喝を入れるには丁度
いいと思って取り上げました。
その反面、なにもこんなオオモノでなくても立派な
経営者はいくらでもいるじゃないか。そんな気持ち
にもなってきていました。
最終の第7編も、ビッグな経営者ばかりです。
そうは言え、もうここまで来ましたので、この路線
はそのまま、「零細企業をグローバル企業にまで育
て上げ、さらにまだまだ成長を続ける稀有の経営者
のご託宣」という路線でいきます。
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第7章  永守と経営者たちが共通して抱えるもの
〇 京セラ名誉会長・稲盛和夫の
         「経営の原点12ヵ条」
1.事業の目的、意義を明確にする
  公明正大で大義名分のある高い目的を立てる。
2.具体的な目標を立てる
 立てた目標は常に社員と共有する。
3.強烈な願望を心に抱く
  潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望
 を持つこと。
4.誰にも負けない努力をする
  地味な仕事を一歩一歩堅実に、弛まぬ努力を
 続ける。
5.売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑え
 る
  入るを量って、出ずるを制する。利益を追う
 のではない。利益は後からついてくる。
6.値決めは経営
   値決めはトップの仕事。お客様も喜び、自分
  も儲かるポイントは一点である。
7.経営は強い意志で決まる。
 経営には岩をもうがつ強い意志が必要。
8.燃える闘魂
   経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい
  闘争心が必要。
9.勇気をもって事に当たる
  卑怯な振る舞いがあってはならない。
10.常に創造的な仕事をする
    今日よりは明日、明日よりは明後日と、常に
  改良改善を絶え間なく続ける。
    創意工夫を重ねる。
11.思いやりの心で誠実に
    商いには相手がある。相手を含めて、
  ハッピーであること。皆が喜ぶこと。
12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて
  素直な心で
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〇 稲盛和夫
「もう駄目だと思ったときが仕事の始まりだ」
「売り上げを最大に、経費を最小にする」
「おまえさんに社員がついてこんのは、社員を
 ほれさせていないからや。この社長について
 いこうと思わせなあかん」
〇 藤田田  (日本マクドナルド創業者)
「『思いは真実になる』ということを自分に信じさ
 せる」 
〇 石橋信夫 (大和ハウス工業 創業者)
「積極精神は最良の資本である」
〇 本田宗一郎 (ホンダ 創業者)
「自分の意志でやっていることの苦労なんて、そう
 でない苦労と比べればまだ軽いことだ」 
「人間は自分の中に検事と弁護士と判事をひとりず
 つ抱えている」
「何かが安定するためには、その基盤をなすものが
 ある程度柔軟でないといけないんだ」
〇 松下幸之助
「なごやかな心のかよい合いのなかの仕事のはかど
 りーーーこれが、モノを生み出す原動力となるの
 です」
「人の心は理屈では割り切れない。微妙に動く人情
 の機微を知り、これに即した言動を心がけて、豊
 かな人間関係を築きたい」
〇 永守重信
「脱皮しないヘビは死ぬ」
「我々は、絶えず相手の欲する回答に限りなく近づ
 ける努力を続け、苦しまなければならない」
「上司は部下に対する御用聞きにならなければいけ
 ない」
「部下を思ったように動かせないと感じているリー
 ダーは、自分の何気ない言動を見直して、むしろ
 その反対をやってみるべき」
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日本電産 44年の軌跡
4人で始めた会社を世界一に

〇 日本電産の主な製品と世界シェア
・HDD用モーター            85%
・CD・DVD用モーター          60%
・家電・AV用ファンモーター    45%
・ATM用カードリーダー       80%
・液晶ガラス基盤搬送用ロボット 70%
・振動モーター         40%

〇 日本電産の業績推移と主な買収企業
・1983年 トリン (軸流ファン部門、米)
・1988年 信濃特機
・1994年 シンボ工業
・1996年 トーソク、コパル電子、コパル
     日本電産パワーゼネラル、京利工業
     リードエレクトロニクス 
・1998年 芝浦電産
・2003年 三協精機製作所
・2007年 日本サーボ
・2011年 三洋精密、ホンダエレシス、
     三菱マテリアルシーエムアイ
     エマソン・エレクトリック
    (モーター・ドライブ事業および
     発電事業、米)

【売上】
・2005年 4858億円
・2016年 1兆3000億円
・2020年 2兆円   (目標)
・2030年 10兆円 (目標)
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”おわりに”
・永守経営には肌が合わず、辞めていく人ももちろ
 んいる。
・企業はおのずから競争市場の中にいる。
 戦えば勝たなければ消えていくだけというのも普
 遍の真実だ。
・「社員の幸福を第一に考える」という経営者もい
 る。それを否定する気は全くない。
 ただ、そういう企業とて結局競争は避けられず、
 勝たなければならない。
・永守は、そこで勝つことに徹底して集中する人物
 である。
・永守は徹頭徹尾、「考える人」なのである。
・4人で創業したときからのメンバーの1人である
 副会長執行役員CSO(最高営業責任者)小部博志は
「一度として永守の言葉を疑ったことはない」
 女房以上の女房役であることを自任しきった仲間
・大企業になってからの日本電産には、パナソニッ
 ク、ソニー、東芝、シャープなど名だたる大企業
 海外有力企業から優秀な人材が入っている。
 中小企業時代からのたたき上げプロパーとテクノ
 クラートたちをどうまとめ、世界企業にどのよう
 に上り詰めていくのか。
 永守には、まだまだ新たな「言葉」が必要なはず
 だ。  
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永守重信、稲盛和夫、孫正義、柳井正、三木谷弘史
鈴木敏文、豊田章夫、小倉昌男、似鳥昭雄・・・
それぞれの経営者にそれぞれの哲学があります。
永守重信の全PART3から「気合」をいただきました。
ノウハウ論を身に付けるのもさることながら、やは
り根底には、自身の「哲学」が必要だなと再認識し
ています。
で、今回も一番気になる言葉は・・・・
永守重信の言葉ではありませんが、
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「おまえさんに社員がついてこんのは、社員を
 ほれさせていないからや。この社長について
 いこうと思わせなあかん」 (稲盛和夫)
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過去の自分に聞かせてあげたい。冷っとする(汗)
あの日、あの時の、あの人に聞かせてあげたい。
分かってるのか!!!

オイオイ、そんなに熱くならないで、冷静に(^^♪

福島さんは今回の永守重信や他の経営者の
言葉で、ご自身の琴線に触れる言葉があれば、是非
教えてください。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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