福島清隆 さん
こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「 他動力:堀江貴文」です。
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他動力 堀江貴文
全産業の”タテの壁”が溶けた
この時代の必須のスキル
何万の仕事を同時に動かす「究極の力」
幻冬舎 \1400+税
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堀江貴文氏については、過去にも取り上げたように
記憶しています。
確か、彼が刑務所から出所してからの最初の書籍だ
たように思います。
私は特に彼のファンという訳ではありませんが、い
つも”雲の上の偉人”を中心に取り上げるばかりで
なく、彼のようなある意味、破天荒な人生を歩んで
いる人物から学ぶのも、それはそれでなかなかイイ
ものだと思います。
が、しかし、結論を先に言っておくと、やはり凡人
からすれば、彼もまた「特異な人」であって、彼の
考え方は、あくまでも「参考にすべき」というスタ
ンスでとらえるべきかと考えます。
今回も例の如く「本書の一部あるいは全部を無断で
複写複製することは・・・」とありますが、一部の
引用と紹介ということで、従来通りの気持ちでやっ
ていきます。
さて、さっそく始めます。
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第1章
一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマリ、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない
第1章
一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
〇 三つの肩書をもてば貴方の価値は1万倍になる
「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」
=「100万人に1人」
あなたの代わりがいる限り、あなたの価値は上がら
ない。複数の肩書を掛け算し、レアな存在になろう
あらゆる産業の、“タテの壁”が溶けた今、一つ
の肩書にこだわってはいけない。
*本書を手にして、いきなりですが、この部分が一
番、気に入りました。
「何か一つで世界一になる」
もちろんそれも正論ですが、99%以上の人間はまず
そうなりません。
99%以上の凡人にとっては、組み合わせでオンリー
ワンか希少価値を持った人材になることが、より
現実的であると私は常々考えています。
(理屈を言うと、世界一なんて途方もない目標では
なく、「このジャンルで、この市で一番」になっ
て、そういうものを少しずつ増やしていきます。
そういう考え方が大切です。と反論される方には
特に私も反論しません 苦笑 )
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
〇 ベストセラーはコピペ本
『本音』で生きるのインタビューは心底退屈だった
今まで何度も繰り返し言ってきたことを改めて聞
かれ、僕はその度に「過去の本を読んでくれ」と
インタビュアーであるライターに怒った。(中略)
そんな過去の僕の言葉を焼き直してできた本が
ベストセラーになって、僕は確信した。別に、時間
をかけてインタビューする必要すらないのだと。
何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分で
やらないこと」を決めるのが大切だ。
自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっき
り任せよう。
*ここは堀江貴文だから書ける内容でしょう。
ま、しかし、自分しかできない仕事以外は他人に任
せるというのは正にその通りですが、現実的には、
世の多くの老若男女がどれくらい、そういう状況に
あることでしょう。
第3章 サルのようにハマリ、鳩のように飽きよ
〇 まずは、一つのことにサルのようにハマれ
「多動力」とは、異なるいくつものことに次から
次へとハマる力だ。
では、この力を身につけるためにはどうすればいい
か。初めからいくつものことに手を出すのではなく
まずは「何か”一つのこと”にサルのようにハマる
ことだ。
*この部分は、堀江貴文ならずとも、ある意味、
「誰でも言ってること」で、モノ新しいところは全
くないと思います。
しかし、次から次へと興味の対象が変わっていった
として、一度ハマったものに2度と、取り組むこと
がなくなったら、その知識、技術は当然、錆び付い
ていくはずです。
第1章で「一つの仕事をコツコツとやる時代は終わ
った」とありますが、一度ハマった、仕事でも趣味
でも、その「レベル」を維持したければ、どこかで
「コツコツくり返し努力する・復習する」という
「努力」が(少なくとも凡人には)必要なハズです
堀江貴文が聴いたら、化石人間とは話をしてられな
い、と反論するかもしれませんが、「一度ハマった
ものを継続して自分の特技、武器にしたいなら、定
期的に訓練を繰り返す」その原則は変わらないと私
は考えます。
堀江貴文から「僕は天才です。一度覚えたことを忘
れるようなことはありません。あなたのような凡人
と一緒にしないでください」と言われればそれまで
ですが。 (ああ、ニクタラシィ~~ 笑 )
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
〇 電話をかけてくる人間とは仕事をするな
相手がどんな偉い人であろうが、僕は「電話に出な
いキャラ」になると決めている。電話は多動力をジ
ャマする最悪のいツールであり、百害あって一利な
い。
仕事をしているときに電話をならされると、そのせ
いで仕事を強制的に中断され、リズムが崩れてしま
う。
メールやLINE、メッセンジャーを使った非同期通信
で十分だ。
*この部分は、堀江貴文=福島清隆といっていい程
に同感です (笑)
実際問題として、私自身、相手に電話せざるを得な
いときでも、相手の状況が分からないので気が進み
ません。
また、自宅でもどこでも、仕事をしてる時、人と話
をしてる時、電話がかかってくると調子が狂うので
マナ-モードにしていることが多いのが現実です。
「会社に辞表を出すときだって、書面ではなく2行
のLINEで構わないと僕は思う」
流石に、ココは私の年代では、というか、少なくと
も私には違和感があります。
『「お話があるので時間を取ってください」と言わ
れて貴重な時間を割き、結局辞められたのではかな
わない』
*なるほど、一理はある、単に私が、オオモノでな
いだけの僻みが・・・コンチクショォ~ (笑)
第5章 自分の分身に働かせる裏技
〇 なぜ、デキル人は「質問力」が高いのか
質問力がない駄目な例
① FAQ(よくある質問への回答)レベルの愚問を何
度も聞いてくる
② 論点がごちゃ混ぜになっている
③ 前提条件がはっきりしない
④ 不要な情報をダラダラと説明する
⑤ 答えてほしい内容がすでに決まっている
質問力を上げるには、「明確に簡潔に聞きたいこと
だけ聞く」を心がけるといいだろう。
「質問力」がない人に共通する問題点。それはメー
ルやLINEも長いということだ。
*「明確に簡潔に聞きたいことだけ聞く」
確かに、これはなるほど、流石と拍手
「「質問力」がない人に共通する問題点。
それはメールやLINEも長い」
ガァ~~ン、オレのことかよ(汗)
アモリ通信は長いもんなぁ~。いや、毎日のfbは
3行コメで済ませてるぞ。
いずれにせよ、「質問力」には常にこだわってい
る。「明確に簡潔に聞きたいことだけ聞く」
これをしっかり念頭にいれておこう!!
第6章 世界最速仕事術
〇 全ての仕事はスマホでできる
*流石にこれはちょっと違うだろ・・・と言いたい
のだが・・・
・スマホでできるのに電話を使い、家でできるのに
通勤する。 (これはまぁ~その通り)
・僕は今、全貌を把握できないくらいたくさんの
プロジェクトを同時進行で進めているが、その
ほぼ100%をスマホでこなしている。パソコンすら
あまり使わない
予測変換も活用すれば、長文入力するときの
パフォーマンスはスマホもパソコンもほとんど変
わらない
仕事の打ち合わせや指示だし、意見の吸い上げは、
プロジェクトごとにLINEやメッセンジャー、メー
ルを使い分ける
顔を見てコミュニケーションを取りたいときは
Skypeを使う
* う~む、そういわれてしまうと・・・(汗)
私自身、LINE、メッセンジャー、メールを使って
いる。
今は、Skypeではなく、zoomというPCでのTV会議
システムを色々な人に勧めている。パソコンで
資料を見ながらゆっくり話せる、複数の人との
会話も違和感がない。
「予測変換も活用すれば、長文入力するときの
パフォーマンスはスマホもパソコンもほとんど変
わらない」 (これは全くついていけない話)
・惰性と慣習、組織の同調圧力に流され、時代にそ
ぐわない仕事のやり方、非効率的な仕事のやり方
をしている人がいかに多いことか。
・昨今の世の中では長時間労働とブラック労働が
バッシングされているが、近いうちにロボット化
が進み、人間がやるべき労働の時間がどんどん減
っていくだろう。生産性が低い人間はまっ先に淘
汰される
*恐れ入りました。まぁ~アンタと我々を一緒にで
きないよ。と、ちょとばかり負け惜しみ(苦笑)
(我々とは??? それはそのぉ~~???)
しかしまぁ~、スマホをi-phoneに変えて、仕事
の効率が上がったのは事実(とりあえずそういう
レベル)もっとスマホを活用できるには違いない
第7章 最強メンタルの育て方
〇恥をかいた分だけ自由になれる
・あなたが多動になるための最大のハードルは
「他人にどう見られるだろう?」という感情だ
・「堀江さんはホテルのクリーニングにパンツを
出すのは恥ずかしくないんですか」と聞いてくる
者がいるから驚いた。
自分とは関係ない他人にパンツを見られること
なんて、何とも思わないに決まっている。
・同窓会に出席したときのことを思い出してみよう
(中略) 自分のことすらちゃんと覚えてないの
に、他人のことなんていちいち覚えていないに決
まっている。人間の記憶や関心なんて、そんなも
のだ
・恥をかく勇気、失敗する勇気さえもてば、どんど
ん免疫ができてリスクを取ることを恐れなくなる
この勇気をもつことが何よりも重要なのだ
・「多動力」を身につけるには、どんな知識や仕事
術を身につけるより、「感情」のフィルターを
外すことが先決だ。
・意外と、みんなあなたに興味がないことに気づく
はずだ
*この部分は、過去の数々の歴史的大偉人の教えと
比較しても、何の遜色もない内容ではなかろうか
強いて言えば「表現の違い」だけかもしれない
私も最近になってやっと悟ってることがこのこ
とです。
「他人は他人のことなど、そんなに関心はない」
これを言い聞かせて、ある組織でのちょっとした
経過報告にチームの中で指名されたのですが、
普通なら「恥をかきたくないので、それだけはご
勘弁を」ということで、お断りするところでした
が、潔く受けて、200人くらいでしょうか、5分間
自由にしゃべって自己満足終了・・・・でした。
いい経験でした (笑)
第8章 人生に目的なんていらない
〇 人生に目的なんてない
・「堀江さんがしょっちゅう海外に行くのはなんで
ですか?」「いろんな人と毎日食事するのはな
んでですか?」
答えは一つしかない。
「おもしろいから」だ。ただ「おもしろいから」
「楽しいから」行動する
・僕が海外を飛び回ったり、たくさんの人と会うこ
とには何か目的があると考える人がいるようだが
そんなものはない。
・僕はそもそも「アイデアを見つけたい」「人脈を
広げたい」なんていう頭でっかちな考えをもって
日々を過ごしていない
・おもしろい人たちとおもしろい時間を過ごす。
その結果、偶然のようにアイデアが生まれ、
仕事につながり、遊びにもつながる。
・1日24時間をできるだけ「ワクワクすること」だ
けで埋めるように努めている。その方法はこの本
ですべて書き尽くした。
・楽しむことだけがすべてなのだ。
・今生きている時間、この瞬間を楽しまず、ただ歯
を食いしばって努力したところで、思うような
成果なんて得られない。
・今がすべてであり、「将来の夢」や「目標」なん
て必要ない
・「多動力」こそ、僕が僕であり続けるための」
最大の原動力なのだ。
*恐れ入りました (汗;;;)
第8章は100%信じ込んでいいものかどうか、若干の
疑問は残るものの、基本的にそういう考え方の人
なんですね。
ま、それだけのカネもあることだし、(もちろん
IQもかなり高いだろうし)一緒にはできないなと、
もっともらしく、彼と自分は違うことを正当化して
おりマス (苦笑)
以前のアモリ通信でも書いたことを記憶しているの
ですが、「堀江貴文」という人物が第一線から消え
てなくなるということはないのではないか。
「経済界」?「芸能界」?「政界」? 他?
好きか嫌いかは別として、そこに存在し続けるとい
うことは、それだけの能力があるということになる
と常々私は感じています。
彼の真似をしようと思って、今回彼の著書を紹介し
た訳では全くありませんが、正直な話、
『第7章 最強メンタルの育て方
〇恥をかいた分だけ自由になれる』
は特に大いなる学びになりました。
これからも、年に一回くらいは彼の著書を読んで
おこうかな (笑)
福島さんは「堀江貴文」という人物が
「好き」ですか「嫌い」ですか「興味なし」です
か。
また、今回のメルマガの中で「なるほど」と思わ
れる部分があったでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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Amazon・Kindle 【アモリ通信】
最新配信版:第23弾:経済学の2つの大罪:全10話(222~231)
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2018年度配信版:全51話 (141~191)
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2017年度配信版:全51話 (90~140)
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2016年度配信版:全51話:(39~89)
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2015年度配信版:全38話:(1~38)
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