福島清隆 さん
こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「吉田松陰」です。
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萩まちあるきマップ
維新の先駆者 吉田松陰
ゆかりの地を巡る!
松陰をもっと知ろう!
吉田松陰略伝
維新の先駆者
吉田松陰ゆかりの地を訪ねてみよう!
至館館で
松陰ゆかりの品をチェックしよう!
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2019年11月のある日、とある団体と共にバスツアー
で山口県萩市の松陰神社を訪れる機会がありました
歴史のまち萩を探訪し、気候も良く、身も心も癒さ
れる一日でした。
そんな中「吉田松陰」については、もちろん名前は
知ってますが、むしろ知らない事の方が多く、明治
維新の偉人のひとりである彼を知るための非常にい
い機会になりました。
今回は、上記の観光マップにある「吉田松陰略伝」
をそのままコピペします。
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1.𠮷田家を継ぐ 天保6年(1835)6歳
萩藩士の杉百合之介の次男として生まれた松陰は
6歳の時に、急死した叔父吉田大助がつとめた藩
の兵学師範を受け継ぐことになりました。このこ
とにより、松陰は藩校明倫館で兵学を教えること
が義務づけられ、ここから人生が大きく変わって
いきました。
2.兵学を修業する 天保11年(1840)11ころ
兵学は、用兵や戦術などを研究する学問で、軍学
ともいいます。江戸時代には、儒学とならぶ武士
の基礎学問でした。しかし、幼くして兵学師範に
なった松陰に、教師としての力量は備わっていま
せん。周囲の人々は、松陰が一人前になるまで英
才教育を行いました。
3.日本各地へ旅をする 嘉永3年(1850)21歳
松陰が生まれた19世紀なかばの日本は、農民一
揆を起こしたり、欧米の黒船が近海に現れたりと
世の中にさまざまな異変が生じていました。松陰
はその原因を探るため、自分の足で九州から東北
まで旅に出かけます。歩いた距離は約13,000キロ
メートルにもおよびました。
4.亡命罪で罰を受ける 嘉永5年(1852)23歳
松陰は親友宮部鼎三(ていぞう)都の東北旅行
から帰ったあと、武士の身分を奪われるなど、
厳しい処罰を受けました。それは、宮部との約束
を守るため藩から開所手形が発行されるのを待た
ずに旅に出たからです。しかし、松陰は藩主から
特別に10ヵ年の修業を許され、さらに各地を旅し
て知識と見聞を広めました。
5.アメリカ行きに失敗する
安政元年(1854)25歳
松陰が国内を歩き回り、欧米の脅威から日本を
守るための方法を考えていた時、アメリカのぺ
りーが日本に開国を要求してきました。松陰は
直接自分の目で海外の実情を確かめたいと考え
下田でペリーの黒船に乗り込みますが、拒絶さ
れ、自首し、とらわれの身となりました。
6.野山獄で勉強する 安政2年(1855)26歳
松陰は海外渡航禁止令を犯した罪により、萩の
野山獄に入れられました。ここでは読書に励む
かたわら、他の囚人たちと勉強会を始めます。
松陰は「孟子」を講義する一方、俳諧や書道を
教わりました。これは「獄中教育」と呼ばれ、
松下村塾の原型ともなりました。
7.松下村塾を継ぐ 安静4年(1857)28歳
松陰が野山獄を出て実家の杉家に移ると、親類
や近所の若者たちが教えをこいに集ってきまし
た。人数が増え続けたので家族は松陰のために
小屋を修理して松下村塾の塾舎とします。ここ
で教えを受けた志ある若者たちは、その後、日
本の変革を担いました。
8.幕府政治を批判する 安政5年(1858)29歳
松下村塾で若者の指導にあたっていた松陰のも
とに、重大なニュースが飛び込んできました。
それは、幕府が朝廷に無断で、日米修好通商条
約に調印したことです。松陰は、幕府の外交政
策を批判する意見書を藩に提出するなど、しだ
いに言動がエスカレートしていきました。
9.再び野山獄に入る 安政5年(1858)29歳
藩の重役は、幕府に対して遠慮し、松陰の自由
勝手な発言を許してはならないと判断します。
そのため松陰は再び野山獄に入れられることに
なりました。松陰は自分の意見が通じないこと
に絶望しつつ、「至誠」は必ず人を動かすこと
ができるとあきらめませんでした。
10.江戸で処刑される 安政6年(1859)30歳
大老の井伊直弼は安政の大獄で、幕府政治を批
判する人々を取り締まります。松陰にもその疑
いがかけられ、江戸へ呼び出されました。対す
る松陰は、自分の意見が正しいと信じ、幕府へ
の批判を堂々と述べます。松陰は「至誠」を貫
き通し、この世を去っていきました。
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吉田松陰 = 松下村塾 くらいの知識しかない
私には、上記の内容だけでも随分、彼を良く知る
ことになりました。
数年前のNHKでの大河ドラマは、彼の妻を主演と
する一年であったかと記憶してますが、この年は
大河ドラマはほとんど見ておりませんでした。
松陰神社ツアーでの諸々の体験の中の一つとして
「吉田松陰の墓」を巡る部分がありました。
その時、地元の観光を担う某初老の男性が熱っぽ
く語っていたのが非常に印象的でした。
(松陰家の墓と同時に、当時、活動していた17名
の人々を祭る掲示板のようなものがありました)
「この人たちが頑張ってくれたおかげで、日本は
外国の植民地にならずに済んだんです!!!
この人達は来年の教科書から記載がなくなるん
です。日本人は、この人たちのことを忘れては
いけません」
秋の気候も良く、さわやかな風を身に感じながら
ノンビリ観光気分に浸っているとき、彼の熱気に
圧倒され、「確かにそうに違いない」と、我に返
ったような気持になったことを思い出します。
現在の政治でも「維新」を冠にしている政党があ
りますが、その適否は別として、今の時代は明治
維新以来の大変革の時代であることは間違いない
と私は思います。
「外国の植民地にならずに済んだんです!!!」
この言葉は、私の胸にやけに響きました。
これからの日本も、決して「外国の植民地」にな
どなってほしくないものです。
科学技術のイノベーションによる世の中の変化と
ともに、政治的な変化もどのような結果をもたら
すのか、個人的に2050年の世の中までは確実に見
届けたいという目標を私は持っています。
その時、御年96歳。101歳ピンピンコロリの5年前
です。
さあ、仕事も私生活も楽しくガンバルォゾォ(笑)
福島さんは、吉田松陰という人物をどのよ
うに、評価されていますか。
30歳でこの世を去ってしまった彼ですが、もっと
うまく生きれば、もっと長く生き延びて、もっと
違う形で世の中に貢献できたのかもしれないのに、
などとふと、私は感じてしまったのですが、そん
な生易しい時代ではなかったのでしょう。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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2019年度配信版:全51話 (192~242)
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2018年度配信版:全51話 (141~191)
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2017年度配信版:全51話 (90~140)
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2016年度配信版:全51話:(39~89)
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知ってますが、むしろ知らない事の方が多く、明治
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い機会になりました。
今回は、上記の観光マップにある「吉田松陰略伝」
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1.𠮷田家を継ぐ 天保6年(1835)6歳
萩藩士の杉百合之介の次男として生まれた松陰は
6歳の時に、急死した叔父吉田大助がつとめた藩
の兵学師範を受け継ぐことになりました。このこ
とにより、松陰は藩校明倫館で兵学を教えること
が義務づけられ、ここから人生が大きく変わって
いきました。
2.兵学を修業する 天保11年(1840)11ころ
兵学は、用兵や戦術などを研究する学問で、軍学
ともいいます。江戸時代には、儒学とならぶ武士
の基礎学問でした。しかし、幼くして兵学師範に
なった松陰に、教師としての力量は備わっていま
せん。周囲の人々は、松陰が一人前になるまで英
才教育を行いました。
3.日本各地へ旅をする 嘉永3年(1850)21歳
松陰が生まれた19世紀なかばの日本は、農民一
揆を起こしたり、欧米の黒船が近海に現れたりと
世の中にさまざまな異変が生じていました。松陰
はその原因を探るため、自分の足で九州から東北
まで旅に出かけます。歩いた距離は約13,000キロ
メートルにもおよびました。
4.亡命罪で罰を受ける 嘉永5年(1852)23歳
松陰は親友宮部鼎三(ていぞう)都の東北旅行
から帰ったあと、武士の身分を奪われるなど、
厳しい処罰を受けました。それは、宮部との約束
を守るため藩から開所手形が発行されるのを待た
ずに旅に出たからです。しかし、松陰は藩主から
特別に10ヵ年の修業を許され、さらに各地を旅し
て知識と見聞を広めました。
5.アメリカ行きに失敗する
安政元年(1854)25歳
松陰が国内を歩き回り、欧米の脅威から日本を
守るための方法を考えていた時、アメリカのぺ
りーが日本に開国を要求してきました。松陰は
直接自分の目で海外の実情を確かめたいと考え
下田でペリーの黒船に乗り込みますが、拒絶さ
れ、自首し、とらわれの身となりました。
6.野山獄で勉強する 安政2年(1855)26歳
松陰は海外渡航禁止令を犯した罪により、萩の
野山獄に入れられました。ここでは読書に励む
かたわら、他の囚人たちと勉強会を始めます。
松陰は「孟子」を講義する一方、俳諧や書道を
教わりました。これは「獄中教育」と呼ばれ、
松下村塾の原型ともなりました。
7.松下村塾を継ぐ 安静4年(1857)28歳
松陰が野山獄を出て実家の杉家に移ると、親類
や近所の若者たちが教えをこいに集ってきまし
た。人数が増え続けたので家族は松陰のために
小屋を修理して松下村塾の塾舎とします。ここ
で教えを受けた志ある若者たちは、その後、日
本の変革を担いました。
8.幕府政治を批判する 安政5年(1858)29歳
松下村塾で若者の指導にあたっていた松陰のも
とに、重大なニュースが飛び込んできました。
それは、幕府が朝廷に無断で、日米修好通商条
約に調印したことです。松陰は、幕府の外交政
策を批判する意見書を藩に提出するなど、しだ
いに言動がエスカレートしていきました。
9.再び野山獄に入る 安政5年(1858)29歳
藩の重役は、幕府に対して遠慮し、松陰の自由
勝手な発言を許してはならないと判断します。
そのため松陰は再び野山獄に入れられることに
なりました。松陰は自分の意見が通じないこと
に絶望しつつ、「至誠」は必ず人を動かすこと
ができるとあきらめませんでした。
10.江戸で処刑される 安政6年(1859)30歳
大老の井伊直弼は安政の大獄で、幕府政治を批
判する人々を取り締まります。松陰にもその疑
いがかけられ、江戸へ呼び出されました。対す
る松陰は、自分の意見が正しいと信じ、幕府へ
の批判を堂々と述べます。松陰は「至誠」を貫
き通し、この世を去っていきました。
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吉田松陰 = 松下村塾 くらいの知識しかない
私には、上記の内容だけでも随分、彼を良く知る
ことになりました。
数年前のNHKでの大河ドラマは、彼の妻を主演と
する一年であったかと記憶してますが、この年は
大河ドラマはほとんど見ておりませんでした。
松陰神社ツアーでの諸々の体験の中の一つとして
「吉田松陰の墓」を巡る部分がありました。
その時、地元の観光を担う某初老の男性が熱っぽ
く語っていたのが非常に印象的でした。
(松陰家の墓と同時に、当時、活動していた17名
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「この人たちが頑張ってくれたおかげで、日本は
外国の植民地にならずに済んだんです!!!
この人達は来年の教科書から記載がなくなるん
です。日本人は、この人たちのことを忘れては
いけません」
秋の気候も良く、さわやかな風を身に感じながら
ノンビリ観光気分に浸っているとき、彼の熱気に
圧倒され、「確かにそうに違いない」と、我に返
ったような気持になったことを思い出します。
現在の政治でも「維新」を冠にしている政党があ
りますが、その適否は別として、今の時代は明治
維新以来の大変革の時代であることは間違いない
と私は思います。
「外国の植民地にならずに済んだんです!!!」
この言葉は、私の胸にやけに響きました。
これからの日本も、決して「外国の植民地」にな
どなってほしくないものです。
科学技術のイノベーションによる世の中の変化と
ともに、政治的な変化もどのような結果をもたら
すのか、個人的に2050年の世の中までは確実に見
届けたいという目標を私は持っています。
その時、御年96歳。101歳ピンピンコロリの5年前
です。
さあ、仕事も私生活も楽しくガンバルォゾォ(笑)
福島さんは、吉田松陰という人物をどのよ
うに、評価されていますか。
30歳でこの世を去ってしまった彼ですが、もっと
うまく生きれば、もっと長く生き延びて、もっと
違う形で世の中に貢献できたのかもしれないのに、
などとふと、私は感じてしまったのですが、そん
な生易しい時代ではなかったのでしょう。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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