福島清隆 さん
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。
本日のテーマは
「勝者の思考回路:柴田陽子」です。
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柴田陽子 勝者の思考回路
成功率100%のブランドプロデューサーの秘密
名立たる企業のトップが続々!
なぜ柴田陽子は「指名」されるのか?
幻冬舎 ¥1500+税
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「本は表紙で売れる」
あるコピーライター&作家のような方がおっしゃっ
ていた言葉を思い出しました。
新聞広告で『「なぜ柴田陽子は「指名」されるのか
』というキャッチコピーと彼女の写真を見て、つい
つい、アマゾンで注文シテシマイマシタ (苦笑)
(オジサン ハ ビジョ ニ ヨワイ ノ デス ・・・・ ハイ)
チャラいこと言ってないでアモリ通信らしくマジメ
にいきます (汗)
まずは彼女のプロフィールの一部
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ブランドプロデューサー/
柴田陽子事務所 代表取締役
神奈川県生まれ。大学卒業後は、外食企業に入社し
新規業務開発を担当。その後、化粧品会社での商品
開発やサロン業態開発なども経験し、2004年「柴田
陽子事務所」を設立。
ブランドプロデューサーとしてコーポレートブラン
ディング・店舗プロデュース・商品開発など多岐に
わたるコンサルティング業務を請け負う。
セブン&アイ・ホールディングス「グランツリー
武蔵小杉(2014年)」総合プロデューサー、ミラノ
国際博覧会(2015年)における日本館レストランプ
ロデューサーを務めたほか、東急電鉄「ログロード
代官山(2015年)」「渋谷ヒカリエ(2012年)」、
ローソン「Uchi cafe Sweets」、パレスホテル東京
7飲料施設(2012年)、東京曾館(2019年)、東急不
動産「東急プラザ渋谷(2019年)」などのブランデ
ィングに携わる。
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このところ、いつも以上に忙しく(コロナ禍なのに
?)ざっと早読みで済ませた同書ですが、なんとな
くピンとくる書き込みに溢れていました。
その中から、いくつかを、抜粋と要約で記します。
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はじめに
序章 どんな時代にも通用する
「ブランドプロデューサーの思考回路」
第1章 「勝者の思考回路の基本
第2章 「勝者の思考回路」を生んだストーリー
~幼少期から学生時代~
第3章 勝者の思考回路」を生んだストーリー
~仕事に就いてからの私~
第4章 これからの時代を生きる
あなたに知って欲しいこと
あとがき
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はじめに
・私の考える「勝者」とは何か?
・「自分」「仲間」「社会」のすべてにおいて
「YES」と答えられる人のことを、私は「勝者」
と定義しています。
序章 どんな時代にも通用する
「ブランドプロデューサーの思考回路」
・ブランドって何でしょうか
・「それを受け取る人たちが、その価値を感情的に
理解、評価して支持するもの」と私は考えていま
す。
・今はあまりにもモノや情報が溢れすぎていて、
「どんなものに真の価値があるのか」について
人々はなかなか自分で判断を下せる状態にありま
せん。
・一方で、人々の感情は、何らかの方法によって
動かすことができます。計画的、戦略的、人為的
に人々の感情を揺さぶり、ムーブメントをつくり
定着させ、ブランド化することができるのです。
第1章 「勝者の思考回路の基本
・勝者の思考回路は「感想」を持つことから始まる
・成功者になるために大切なのは「経験の多寡」で
はなく、「何を思い、感じられるか」
・感想の持ち方と持つ量こそが重要なのです。
・気になるものは、当たり前の日常のなかにたくさ
んあります。
・「ただ感想を持てばいい」というわけではない。
・今ある些細なことすべてに「感想」をもつこと。
・感想のない経験など無意味だ、と私は断言できま
す。
・「自分の感想は、他者の存在を考えたときにどう
なるか」と思考の誘導をすることです。
・さらに、自分の想像力を駆使して思いつく限りの
多くの感想を導きだすことです。
・良い感想は、自分の思いをきちんと伝え、考えを
共有することに役立ちますし、相手の本質をとら
える力にもなるので、ビジネスにおける人間関係
構築にも寄与します。
・「数多く感想を持つ」訓練をすると、客観性が身
につく
・感想の深さも大切
・成功の理由も、相手の真の姿も、「ちいさなとこ
ろ」に出ている。
・あなたは、相手からのメールについている「!」
を気にすることができるか?
・一度も”営業”をしたことがないのに、依頼が絶
えない理由
・クライアントの満足度を上げる近道は、「プロジ
ェクトの最初に、「結果」を丁寧に、そして具体
的に共有すること。
・「結果にこだわる」人は、思いやりのある人だ。
・本当のリーダーは、数字ではないところで「結果
」にこだわっている。
・結果が出なくて落ち込んだときは、それは失敗で
なく、学びだと考える。
・私の経験上、「結果」の設定を細かく丁寧にすれ
ばするほど、クライアントからの感想も得られま
す。
・私の考える「結果にこだわる人」は、単純に売上
の数字に執着するタイプではありません。優しい
人であり、部下思いでもあり、リーダーとして正
しい人。要するに、そこでやるべき大切なことが
わかっている人のことです。
・すべてのことに「理由」がなくてはならない。
・どんな些細なことでも、「なぜ?」と考える。
・私がやること、判断することに「理由がない」な
んて、絶対にあってはいけないと思っています。
・ここで述べている「理由」とは、もちろん「言い
訳」とは別物です。「相手を納得させるもの」
でなくては「理由」とは呼びません。
・知らないことは罪だ
・「知らないことは罪」という物差しがあれば、
謙虚になれるし、他責にならない。
・知らないことがわかったら、すぐに聞く!
・人間関係は、まず「正しく知る」ことから。
・「責任の設定」の高さで成功するかどうかが、
決まる
・責任を高いところに置くと、視点が高くなり、
必要なことがどんどん見えてくるようになる。
・私が人と違うのは、そして、人と違った成功を
得ることができているのは、「何を責任として
設定するか――その設定の仕方」と「責任を設定
するまでに、どれだけ相手への想像力を膨らませ
ることができるかーーその想像力の高さ」だと思
います。
・「言う」と「伝える」は違う。
・相手がクライアントであっても、社員であっても
子どもであっても、友だちであっても、恋人であ
っても、私は何か伝えたいことがあれば、言いっ
ぱなしにはしません。必ず、相手の表情、相づち
の打ち方、返ってくる言葉などを丁寧に観察し、
本当に伝わっているかどうかを確認しながら話を
進めます。
・「自分の言ったことは正しく相手に伝わっていな
いのではないか」と恐れる繊細さを。
・人の話の「聞き方」次第で、その後の人間関係が
180度変わる。
・「この人ならトップに合わせても恥ずかしくない
」と思ってもらえる人にならなければなりません
・私は先日、全くの誤解によって、知人男性から怒
りの電話を受けました。一方的な誤解によって怒
りをぶつけられた私は、正直なところ愉快ではあ
りませんでした。 ただ、彼の言葉の矢印が・・
・(中略)・・・・ むしろ修復したいのだと。
・そこで、少し落ち着いた頃を見計らって、私の方
から連絡を取り、丁寧に誤解を解いていきました
それによって、大切な関係をひとつ失わずに済
みました。
・こうした言葉の矢印を正しく受け取るためにも、
普段から聞き取り能力を磨いておく必要があるの
です。
・「感動」と「言葉」と「ストーリー」が重なると
最強
・「感動力」の強さが、私の武器になる。
・その人の生い立ちや背景、大切にしている価値観
を盛り込んで話を聞き取るというのが私のスタン
スです。そうすることで、その仕事への愛着、
取り組み方というものが、数段、深まっていくか
らです。
第3章 勝者の思考回路」を生んだストーリー
~仕事に就いてからの私~
・「人は品格がすべてです」
・落ちてしまった自分の身の上話を誰にも明かさず
にいたことは、”品格のある行為”だったのだろ
うか?
「人の品格」は「持っているモノ」に表れるわけ
ではない。
・「社長はいつも私のことを『僕のかわいいお嬢様
秘書です』とお客様に紹介してくださいました
が、そんなわけで、もう私はお嬢さんではありま
せん」
すると社長はこう言ってくれました。
「あなたは、昔も今もあのときも、変らずお嬢様
ですよ。人は品格がすべてです」
私の人生において、追い続けなくてはならない、
ゴールのないテーマだと思ってます。
・信念と頑固は使い分けろ。
協調と妥協も使い分けろ。
・信念はいいけれど頑固はダメ。
協調はいいけれど妥協はダメ。
(非常にいい具体例なのですが、長くなるので
カットします。P158~P161)
第4章 これからの時代を生きる
あなたに知って欲しいこと
・失敗したのは自分のせい。
成功したのはみんなのおかげ。
・私がすすめる「失敗したのは自分のせい、成功し
たらみんなのおかげ」にシフトするとどうでしょ
う。
*失敗の原因について、自分事として掘り下げ
て反省できる。
*だから、その失敗を繰り返す確率が下がる
*みんなから、そうした姿勢を評価してもらえる
*成功ついて、周囲に感謝の気持ちが持てる
*感謝を伝えることで、周囲にも幸せが伝播する
*次の仕事でも周囲からの助けを得られる
・失敗については、誰のせいにもせずに背負ってし
まったほうがシンプルで気持ちいい
(【私見】松下幸之助の「成功は運のせいだが、
失敗は自分のせいだ」と似たようなことを言って
るので驚きました)
・今目の前にいる人に誠実であれ。それが正しい
「人脈」の作り方
・目の前にいる人を私なりに大切にしてきた結果、
「今」がある。
・目の前にいる人、必然的に出会った人と信頼関係
を築けずにいて、どんどん新しい人と知り合って
みたところで、何が生まれるわけでもありません
それよりも、目の前にいる人、必然的に出会っ
た人と真摯に誠実に関わっていくと、そこからさ
らにいい人間関係が広がっていきます。
・人脈づくりなど考えたこともありません。ただ、
目の前にある仕事を必死でやっていただけです。
・あなたらしく、一日一日を大切に生きる。
・人生のピークは、収入や知名度で測るものではな
く、その人の充足感や肯定感による。
・「あなたらしさ」は、周囲と比べるもではない。
あとがき
・「ビジョン」というマクロと、「小さな習慣」と
いうミクロがあって、物事は進みます。
・ビジョンが、そこに関わっている人たちの気持ち
をひとつにします。
・小さな石を積むことから、すべてが始まるのです
・小さなことにこそ、すべてが宿ります。
・まずは、マネをすればいい。
・良くないと思ったことをやめればいい。
・そのふたつを実行するだけで、誰でも「思考回路
が劇的に変わる」という体験をするはずです。
・些細なことにこだわり続けた私が、今、こうして
充実した毎日を過ごしています。
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言わなきゃいいことをすぐに言ってしまう、困った
オジサン、否、爺さん?の私かもしれませんが、
前々回の「リーダーシップ」の著者からよりも、
今回の柴田陽子女史の言葉からの方が、遥かに多く
の学びを得た気分です。
世に「リーダーシップ」本、「経営戦略」本は溢れ
んばかりにありますが、やはり常に自身の経験談を
ベースにして、持論を展開される人の著書の方が、
少なくとも私には説得力があり、なによりも
「お面白い」です。
( ナ コト イッテテ タダ ビジョ ニ ヨワイ ダケ ダロ !
ウ~~~~~ム、 ダッタリ シテ
)
今回も「速読み」で済ませてしまいしたが、改めて
じっくり読み直す機会を得たいと思います。
福島さんは、「柴田陽子」という人物を御存
知だったでしょうか。
基本的には「頑張り屋のお嬢さん」くらいのイメー
ジでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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