福島清隆 さん
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】
本日のテーマは「ウイルス」です。
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TOPPOINT JUL.2020
ウイルスは悪者か お侍先生のウイルス学講義
北海道大学人獣共通感染症
リサーチセンター教授
高田礼人 著
TODAY VOL120
(特集) 感染症の世紀を行く
高齢者施設の新型コロナウイルス対策
株式会社安全な介護 代表取締役
山田 滋
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コロナウイルスとの付き合いは最低2年はかかる
のではないでしょうか。
この原稿を最初に仕込んでいるのが7月4日。
配信する9月2日は日本が、世界がどういう状況
か分かりませんが、その時に、いくらか加筆し
ようと思います。
今回は上記2つの「雑誌」から一部を抜粋して
ご紹介します。
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TOPPOINT JUL.2020
ウイルスは悪者か お侍先生のウイルス学講義
北海道大学人獣共通感染症
リサーチセンター教授
高田礼人 著
◎ ウイルスは悪者なのか
ウイルスは、宿主を生かして自分も生きる、あ
る種の共生関係をそれぞれの自然宿主と築いてい
る。にもかかわらず、ウイルスが宿主に致命的な
病気を引き起こすのはなぜか?
宿主を殺してしまえば、ウイルスが生き延びる
のは困難になる。つまり、エボラ出血熱や高原病
性鳥インフルエンザのように、宿主を高い確率で
死に至らしめるウイルスと宿主との関係は、ウイ
ルスの生存の観点からは”エラー”なのである。
では、そのようなエラーはなぜ起こるのか?
それは、自然界で長い時間をかけて築き上げら
れたウイルスと自然宿主との蜜月関係に、人間
(別の宿主)が踏み込んでしまっているからだ。
人獣共通感染症の病原体ウイルスも、もともと
は自然の中で静かに生きていたはずだ。人間の活
動領域が広がって、かつては接触が限られていた
野生生物と人間が頻繁に接触するようになった。
そこに、ヒトとの接触がなかったウイルスが存在
していた。ウイルスが静かに生きていた環境に入
り込んで行っているのは、人間の都合でしかない。
そのウイルスが、たまたま人間への感染に成功
し、人間の体内環境で爆発的に増殖できる条件を
備えていると、高い病原性を示すことがある。
この時、ウイルスに感染し、致命的な病気を患
うのは偶然の産物でしかない。ウイルスにすれば、
自身の遺伝子を増やしているにすぎない。
ウイルスに意志がない以上、ヒトを傷つけよう
とする「悪意」が存在するはずもない。ウイルス
の致死的感染は、ウイルスが子孫を残そうとする
中で偶発的に起こる悲劇だと言える。
ウイルス感染症は人間社会にとって脅威だが、
ウイルスの存在そのものを「悪」とみなすのは行
きすぎだ。ウイルス感染症への向き合い方は、ウ
イルスの生存環境に踏み込んでいった私たち人間
が、考えていかねばならないことである。
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TODAY VOL120
(特集) 感染症の世紀を行く
高齢者施設の新型コロナウイルス対策
株式会社安全な介護 代表取締役
山田 滋
◎ 口に入っても感染する危険は低い
では、つり革に”体外に吐き出されたばかりの
活きがいいウイルス”が付着していて、これに触れ
た手を洗わないでサンドイッチを食べたらどうなる
でしょう? やはりほとんど感染しないと思います
新型コロナウイルス感染症は気道炎なので、気道
(鼻腔から気管・肺まで)の粘膜から体内に侵入し
ます。サンドイッチに付着して口に入ったウイルス
は、口腔内や胃に入って確実に死滅し、気道から侵
入する確率は極めて低いのです(ノロウイルスは口
から入り消化器官から体内に侵入する)。
ただし、ウイルスが付着した指で鼻をほじるとか
なり高い確率で感染すると思います。肺炎球菌によ
る肺炎の感染経路の第1位が鼻ほじりだという、ま
じめな研究論文までありますから。
インフルエンザウイルスもコロナウイルスも気道
に届かなければ感染はしませんから、ここでブロッ
クするのも有効な方法なのです。マスクをすると上
気道の粘膜が乾燥せず湿潤な状態になり、ウイルス
をブロックする効果が高いといわれています。ちな
みに、私は帰宅時にうがいと洗顔をして、オデコか
ら目鼻口の周りを石鹸で洗います。(鼻の入口の内
側も)。顔や目に付着したウイルスが鼻に入る確率
は高いですから。
新型コロナウイルス(以下ウイルス)に関する基
本的な知識をまとめておきます。
・ウイルスは気道の粘膜から体内に侵入し気道で炎
症を起こし発症する
・発症すると炎症を起こした気道の粘膜からウイル
スを排出する
・ウイルスの大半は飛沫(露状の微小な水滴)に含
まれて空気中に飛散する
・微小な飛沫は1000分の5ミリ程度の目に見えない
霧で短時間空中を浮遊する
・ウイルスの体外生存時間は短いのでほとんどが発
症者と同じ場所で感染する
・ウイルスは上気道(鼻腔から喉頭)下気道(気管
から肺)の両方で炎症を起こす
(旧型コロナウイルスは上気道のみ、SARSは下気
道のみ)
・上気道の炎症の場合軽症で他人に感染させやすい
・下気道の炎症の場合ウイルス性肺炎により重症化
する危険が高い
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素人の個人的な思い込みですが、コロナウイルスに
は2種類あるように思えてなりません。
かかっても無自覚で発症しないか、あるいは軽くて
済むもの。
一方、かかったら急激に重症化するもの。
少なくとも後者には誰しもなりたくないものです。
・ウイルスの体外生存時間は短いのでほとんどが発
症者と同じ場所で感染する
・ウイルスは上気道(鼻腔から喉頭)下気道(気管
から肺)の両方で炎症を起こす
(旧型コロナウイルスは上気道のみ、SARSは下気
道のみ)
・上気道の炎症の場合軽症で他人に感染させやすい
・下気道の炎症の場合ウイルス性肺炎により重症化
する危険が高い
上記4点を知りソレナリニ、ナルホドと思いました
① 運悪く、感染者と同じ場所に一定の時間一緒に
いないこと。
② 感染者と一緒に一定時間いても、その人が軽症
者であってほしいこと
③ 下気道の炎症者とは決して遭遇しないこと
今のところ、上記の①、②、③で済んでいる・・・
ということにしておくか?
そろそろ、東京にも出張とかで行きたいところです
が、この原稿を書いてる7月上旬の日々は東京での
感染者が100人越えが続いてます。
冷静に考えると、2か月前に比べてPCR検査数が増え
感染者も遊んでる若者に多いという傾向にあること
は明らか。
これでもって、これまでの規制と同じ生活を強いら
れると企業経営者、特に中小零細企業は耐えられな
いでしょうから、同じ状況が復活することはないと
推測します (すぐに答えは出ますが・・・)
そうはいえ、コロナウイルスとの戦いが長期戦に
なることは間違いないでしょう。
コロナウイルスが「思い出」になっても、また次の
「何か」が出現すると思います。
自衛策としては、やはり「免疫力を高めておく」
それしかないかなと。
心身の健康が一番だと私は思ってます。
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(私見)
PCR検査をすれば、感染者が増えるのは当たり前
毎日のマスコミの報道を見ながら、なんか違和感
のある日々。
発症していない、自覚症状もない「PCR陽性者」
(それを感染者といっていいのかどうか分かりませ
んが)は報道される数字よりも相当数、更に多いの
ではないか?
しかし、まだワクチンもないし、社会活動を4月や
5月の状態に戻す訳にもいかないでしょうし。
騙し騙し注意喚起しながらやっていって、ワクチン
ができ、集団抗体ができあがるまで、感染者数を
それなりに増やして「感覚を慣らす」しかないか?
個人的には、ワクチンができても、副作用が心配な
ので、今年はインフルエンザの予防注射を(何年か
ぶりに)して、コロナのワクチンは、予想以上に
早くできそうですが、それでも注射なら受けるのは
来年末かその1年後か。個人的にはそういう感覚
です。
福島さんは、コロナウイルスの影響はいつ
まで続くと思われますか。
また、コロナ禍で時代の変化が早まったと思われま
すか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島さんの幸運な日々を祈念します。
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