◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】
本日のテーマは、【アモリ通信301】
「ジャック・アタリ」です。
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ジャック・アタリ
次世代の幸せを考えよう
[欧州復興開発銀行初代総裁 経済学者]
日経ビジネス 202011.23 P48~~P53
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「誰に学ぶ、何に学ぶ」
私は常にこのことを念頭においています。
諸々の人物が去来する中で、この人物について少し
知りたくなりました。
丁度、同紙の「編集長インタビュー」に登場されま
したので、その一部を記載してみます。
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PROFILE
フランス経済学者。思想家。1943年にアルジェリア
で生まれたユダヤ系フランス人。仏国立行政学院
卒業後、81年に38歳でミッテラン元仏大統領の特
別補佐官に就任。91年に欧州復興開発銀行(EBRD
)の初代総裁。サルコジ元大統領のブレーン役も
務めており、2007年にはフランス経済成長解放委
員会の委員長に就いた。現在のマクロン大統領を
見いだしたことでも知られる。 (以下略)
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〇 バイデン氏勝利を世界は歓迎
ーー危機的状況を回避する方法はあるのでしょう
か。
バイデン氏が選挙に勝ったほうが世界にとって
良い結果をもたらすと考えています。米国が内向
きになるといっても、トランプ大統領よりは海外
の有事に関心を示してくれるでしょう。
(私見:この原稿を仕込んでいるのは2020年12月
です。今回の選挙では民主党による大不正選挙
が現実にあるようで、果たして奥の手でトラン
プ再選の可能性が残っているのかどうか。
このメルマガが配信される頃には、とっくに結果
が出ていますが・・・)
〇 共産党も中国も今世紀中に崩壊
・ジャック・アタリ氏は「中国が世界の覇権を握る
ことはない」と解説しています。その理由は。
・中国はこれまでの歴史を振り返っても「世界の覇
権を取りたい」と示したことのない国。
周辺アジア各国に影響を及ぼす意志はあるでしょ
うが、英国やフランスなどの欧州諸国や、世界の
主導権を握る米国と覇権を争うとはしていません
つまり、世界に対してリーダーシップを発揮し
ようとしていないのです。
その背景には中国文化が関係していると思います
中国は「世界の未来のために行動する」という
考えを持っておらず、「自国の生存に必要なモノ
を手に入れる」という原理に沿って動いています
そして。自国を守るにはまず食べ物の確保です
よね。中国共産党は「十数億人を養う食料供給を
維持しなければならない」という事実認識を、
物事の判断の中心に置いて世界と渡り合っている
「世界の覇権を取る」のではなく、「食べ物の
確保が大事」という考えで動いているのです。
(私見:敢えて単純に私の独断と偏見を言うと・・
もともと中国には中華思想があり、世界中で中国
が一番優れている、(と、勝手に)考えている。
既に、世界一の自分たちが、自由に食料を確保す
るのは当たり前・・・・・(ちょっと極論かも
しれませんが・・・)全く、クエナイ国です)
〇 家族にすら共感しない民主主義
中国には過去に何百年も続く王朝がありました。
共産党政権は成立からまだ100年にも満たないので
すが、21世紀中に民主化が起こる可能性は高いと考
える方がよいでしょうか。
・私は21世紀中に共産党も中国という国も崩壊する
と予想しています。あと80年以内ということで
しょうが、これは非常に危険な出来事になり、
民主化によって現体制が崩壊すれば、内紛が発生
する可能性が高まります。
中国共産党の崩壊を予見される一方で、自由主義陣
営の根幹である民主主義も危機を迎えていると指摘
されています。
・民主主義が危機にひんしている理由は、「個人の
自由」を強く掲げた民主主義にすり替わっている
からです。こうした独善的な民主主義が過度に蔓
延すれば、各国は「自己陶酔」や「個人主義」に
走りがちになります。これまでの主義主張が変化
し、共同体への献身は失われてしまいます。
民主主義の横に個人主義が立つ構図では、次第に
国家が成り立たなくなっていきます。民主主義が
生き残るためには、きちんとした基盤が必要なの
です。
・確かに自由は大切な価値観です。ただ、国家が存
続するには」「次世代がより良く生きるために、
今何が必要か」を常に考え続ける姿勢が欠かせま
せん。それこそがポジティブな民主主義であり、
昨今の独善的な民主主義とは一線を画す考え方で
す。将来は、次世代にバトンを渡せる民主主義国
家しか生き残れないでしょう。
〇 世界レベルの「法の支配」を
ーー行き過ぎた市場中心主義が気候変動や格差問題
等も引き起こしているように見えます。この課題を
是正するにはどんな取り組みが必要なのでしょうか
・世界レベルの「法の支配」が必要になります。
・実は、ルールのグローバル化を成し遂げた組織が
あるのです。どこだと思いますか?。日本に関連
の深い団体ですよ。答えは国際オリンピック委員
会(IOC)です。IOCは五輪に参加する各国に統一
されたルールを守らせることに成功しています。
これを「スポーツ話だ」と考えますか。私は「で
きる」と世界に示したことは一つの成果だと思い
ますよ。
ーー国家が戦う目下の課題としては新型コロナウイ
ル感染症のパンデミックがあります。コロナ禍を
経た世界はどのように変化するでしょうか。
・私たちは、世界的に流行した感染症を経験し、
知恵を絞って対応策を考えてきました。そこで学
んだのはマネーより生命を大切にする経済です。
これからの社会で何を大切にすべきか。その線
引きができました。例えば、「食料」「健康」
「環境」「教育」などは非常に重要な項目です。
一方、「航空機」や「再生できないエネルギー」
は次世代に向けて良いモノではないと分りました
〇 過食の時代は終わる
・すべての人が健康的な食生活を送ることは可能で
す。そのためには食肉を減らす「少肉多菜」、
糖分を控える「少糖多果」、生活圏に近い食材を
食べる「地産地消」、食について学ぶ「食育と
節食」の取り組みが必要です。
ーー世界を正しい方向に進めるには「人の死生観」
が大きな影響を及ぼすと考えています。「生きる」
ことについて、アタリさんはどのようにお考えをお
持ちでしょうか。
・一番大事な質問ですね。
私たちはコロナ禍を経て、「時間の有限性」を
再認識しました。残る人生をどう生きるか。その
意義を考える人が増えたのではないでしょうか。
ただ、「私たちはなぜ生きているのか」という
問いに対し、その答えはありません。生きる意義
は「分らない」のです。それでも私たちは答えを
求めて考えてしまう。より良い答えにたどり着く
ため、私たちは次世代にバトンを渡す必要があり
ます。他者と次世代について考え、奉仕する。
それが現世代に課された務めなのでしょうね。
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過去に紹介した
【アモリ通信285:ディープステート】
20201021
https://www.sil-ms.jp/122504.html
の著書「米中新冷戦の正体:脱中国で日本再生」
の中に「ジャック・アタリ」氏が出てきます。
その中で『「中国共産党は2025年に終わる」って
(笑)。根拠は何かと言えば、「どの政権も70年
以上はもたない」っていうだけの話ですが』
(馬淵)
というのがあります。
本書では
・私は21世紀中に共産党も中国という国も崩壊する
と予想しています。あと80年以内ということで
しょうが、これは非常に危険な出来事になり、
と記されています。
同一人物の発言にしては、2025年とあと80年じゃ
偉い違いじゃないか・・・と、クレームをつけたく
なるのですが・・・(苦笑)
なんだかんだで、混乱している米国は衰退し、世界
は、米国一極から、多極化へ進み、日韓は中国の傘
下に入っていくとか何とか・・・・・そういう分析
をとある人物が説いています。
勘弁してほしいけどなぁ~(マジ)
ジャック・アタリ氏を今後もマークすべき人物と
見なすか否かは、まだ「疑問」がありますが、
「マスコミの表報道」ばかりでは真実が分からない
のは間違いありませんので、できるだけ色々な方の
情報に触れるように努力したいと思っています。
◎◎さんは、「ジャック・アタリ」氏を
ご存知だったでしょうか。
本論とは少し話が変わるかもしれませんが、
「米国は衰退し、世界は多極化し、日本は現在の
中国の傘下に入る」という考え方と、
「中国共産党は崩壊し、新たな民主国家が誕生す
る」
この二つの考え方はどちらがより可能性が高いと
思われますか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。
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