【アモリ通信３０４：祈りの経営】 20210310
◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】
本日のテーマは「祈りの経営」です。
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日経トップリーダー 2021.1
特集：祈りの経営
なぜ経営者は信仰心が強いのか
P64~~~P79
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政治と宗教には関わらない。
深い人間関係でもない限りそうではないかと思うの
ですが、変な勧誘をする訳でもなし。今回は上記
記事の一部をご紹介させていただきます。
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〇 幸之助を支えたーーーーーー信仰
・そんな彼がたどり着いた信仰の概念が「宇宙根源
の力」だった。「人間を含めた万物は『宇宙根源
の力』から、おのおの固有の特性を与えられてい
る。そしてこの『根源の力』によって宇宙は本来
繁栄、平和、幸福に向かっている、と幸之助は考
えた」
・幸之助は、何が迷信で何が正しい信仰になるのか
についても言及している。前提として認識してお
きたい重要な点は「宇宙根源の力によって、繁栄
平和、幸福に必要なものは、既に用意されている
」ということ。「既にあるもの」をうまく活用す
ればいいだけの話で、何かにすがって与えてもら
必要はないというものだ。
・幸之助の言葉に「好況よし、不況さらによし」と
いうものがある。不景気のときは自社の経営の欠
陥がよく分かるため、改善する好機と捉える。
こうした視点は、生成発展の考えをベースにした
幸之助らしい見方だといえる。
コロナ禍ではどうしても不安が先立つが、生成
発展の視点で考え、ウィズコロナ、アフターコロ
ナに適応する準備を着々と進めることが次につな
がる唯一の道であることが見えてくる。
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〇 毎日、太陽と月に祈って30年。 刻み込まれた
感謝の念
フォーバル 大久保 秀夫会長
・「4年前、62歳のときに脳梗塞を患い、手足が思
うように動かず、声も出ない状態になった。
けれども不思議と絶望しなかった。頭は回る。
目は見えて、耳も聞こえる。『人の話をしっかり
聞いて正しく判断する』という経営者として必須
の力は失わなかった。もう、感謝しかない。そう
思えたのは、30年近く、毎日欠かさずに祈り続け
てきたからかもしれない」
・大久保会長の祈りとは、起きがけは太陽に、寝る
前は月に向かって手を合わせるもの。朝は「今日
も元気に起きました。ありがとうございます。
今日も一日、精いっぱい生きていきます」、夜は
「今日一日、ありがとうございました。明日も頑
張ります」と祈る。
・きっかけは、34歳のときに京都で出会った僧侶の
言葉だった。
「若くして成功した経営者は、周囲にもてはやさ
れて多くが道を誤る。キミは太陽や月、水や空気
などに活かされている1人の人間でしかない。勘
違いしないためにも『自分より上の存在』を日々
意識し、感謝しなさい。そうすれば、常に謙虚な
気持ちが持てる。そんな姿を社員に見せなさい。
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〇 水風呂で「大断言」を唱える
東邦レオ 橘 俊夫会長
・橘俊夫会長の日課は、早朝の運動。その後サウナ
で汗を流した後は、水風呂にザブンと入る。
そこで必ず唱える言葉がある。
「宇宙無限の力が凝り凝って真の大和のみ世が成
り立った。今日も一日良い縁があった。良い判断
ができた。私の言動、行動が世界、人類、平和の
ために役立った。今日一日、生を与えていただい
てありがとうございます」
・「私は、、経営者である前に人間である。今日、
生かされていることに感謝し、その命を何に使う
のか。そうした気持ちを言葉で発することで、
経営者として大切なものを忘れずに一日を過ごせ
る」
・「とはいっても、人間から悩みは尽きない。でも
それを引きずられず、どこかでリセットすべき。
私の場合、それが朝。眠いな、嫌だなという気持
ちで朝を始めるのと『今日も生かされているから
目が覚めた』という気持ちで一日を始めるのでは
雲泥の差」
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〇 3つの神に信念を誓う
ラッキーピエログループ 王 一郎会長
・王一郎会長は、約30年前から自宅の玄関を入って
すぐ右側の場所に、中国の財運の神、長寿の神、
幸福の神の銅像を置いている。
財運の神は、会社が発展し、家族が財を成すこと
長寿の神は、家族やスタッフが長寿であること、
幸福の神は、家族やスタッフ、お客、地域の人が
幸せになることをそれぞれ叶えるためのものだ。
その銅像の前で毎朝出かける前と帰ってきたと
き、「おはようございます（ただいま帰りました
）。お客様の幸せとスタッフの幸せのために頑張
ります。地域貢献をしっかりやります」と王会長
は合掌しながら唱える。「言葉は形になる。潜在
意識にすり込むことが大切との考えによるものだ
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〇 通勤中に社内で詩を発話
アクト 伊藤啓介社長
・「私には価値がある。私には無限の英知と知恵が
ある。私は自分の可能性を信じる（後略）」
「成功の詩（うた）」人材教育会社アチーブメント
の青木仁志会長兼社長が「信念は現実を決定する
」との考えの下、1990年に作成した。
・伊藤啓介社長は毎朝、1時間半かかる車での通勤
時間中に、通常の速度で約1分かかる成功の詩を
5回唱える。
成功の詩を習慣化するうちに、経営者としての
自信が確固たるものになった。
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〇 毎月欠かさず、往復7時間の墓参り
アサヒ・ドリーム・クリエイト 橋本英雄社長
・「4年間、毎月墓参りを続けていて感じるのは、
親や家族への感謝、そして社員や仕事で関わる人
に対しての感謝の気持ちが強まったこと。だから
か、感情のぶれが以前より減り、仕事でもイライ
ラすることがほとんどなくなった。自分の感情よ
り、相手の感情を優先できるようになった点でも
成長を感じている」と橋本社長は言う。
・「選択肢があればより困難なほうを選ぶ。それで
失敗しても、そのほうがご先祖様に恥じない。”
感覚的に正しい道”のような気がするからだ」と
話す橋本会長は、次は新たに介護事業を始めるが
それも墓の前で誓ったという。
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〇 「初辰まいり」で業績報告
コンサス 土井靖士社長
・今月の売上高は、利益は〇〇円になりました。
来月はより頑張ります。見ていてください。
・「最初は『受注がとれますように』などとお願い
ばかりしていた。しかし、住吉大社を朝、掃除し
ている人から『神社は願ってすがる場所ではない
それでは神もしんんどくなってしまう。感謝と
決意を伝えれば、きっと神様が背中を押してくれ
る』と聞いたことがきかきっかけで、業績報告と
決意表明の場に変えた。
・「後付けの理由になるかもしれないが、初辰まい
りをしてから風向きが変わったように感じる。
参拝を続けるうちに、人との縁を大切にするよう
になった。『縁』が『円』を生んでくれたと土井
社長は話している。
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〇 １日3回元禄時代からの先祖の名を読み上げる
KRDコーポレーション 小松弘英社長
・小松弘英社長は両親から遡り、元禄年間に生きた
8代前の先祖まで、約20人の名前を毎日3回、自宅
の掛け軸のまで読み上げる。
・まず朝起きると正座して「お父さん、お母さん、
おはようございます」と挨拶。そこから次々に
代々の名を読んだ後、「守護霊様の皆様、守護神
様、龍神様、観世音菩薩様、地蔵菩薩様、天父様
、昨日はありがとうございました。今日を迎えら
れましたことを感謝いたします」と頭を下げる。
・「今日、自分が存在しているのは、ご先祖様のお
かげ。名を唱えていると、常に見守られていると
いう意識になる。心の中では対話しており、悩み
があるときにはご先祖様が心配してくれたり、
『お前の考えは違うぞ』と意見してくれたりする
そうした声は、自分の心が邪では耳に入らない
ので、素直な心で暮らすようにしている」
・先祖を敬う心を強く持っていると経営判断は全然
違うものになるという。自分や会社のためではな
く、人々のため社会のために、という意識が強く
なるからだ。
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冒頭に「政治と宗教には関わらない」と書きました
しかし、何某かの勧誘をする訳でもなく、今回ご
紹介させていただいいた経営者の方々には、まさに
「あっぱれ」といった感覚を私は持ちました。
なんだかんだと、優れた経営能力を誇る経営者（
経営者でなくても）には、信仰心の強い方が多いの
も現実だと思います。
皆さま、それぞれ素晴らしいと思いますが最後の
・先祖を敬う心を強く持っていると経営判断は全然
違うものになるという。自分や会社のためではな
く、人々のため社会のために、という意識が強く
なるからだ。
という部分を、特に私は念頭に置いておこうと思い
ます。
個人的な話になりますが、誰も住むことはなくなっ
た実家の建物を処分した数年前、亡き父が奮発して
購入したのであろう立派な仏壇も結果的に廃棄され
たと思います。
その後、仏壇は「単なる箱」に過ぎないことを仏壇
屋さんから学びましたが。長男ではない私は、マン
ションの自分の部屋に入る小さな仏壇を購入して、
毎朝、両親に手を合わせるようにしています。
少なくとも、私が生きている限りは、両親は私の心
の中で生き続けています。
あと、妻の実家の墓も年2回、私流の清掃法で（水
をかけてタオルで拭く）その度に新品に生まれ変わ
ります(^^♪
肝心の自分の実家の墓掃除がめったにできないのは
心残りではあるのですが、遠方でありタイミングが
合わないので仕方ありません。
ただいずれにせよ、仏壇や神社でお参りをするとき
は、いつも気楽に「○〇〇〇○・・・でありますよ
うに」などと、神様に何かをお願いするように手を
合わせているのですが、そうではなく、
「感謝と報告、決意表明」
そういう気持ちで臨むべきだと、いい歳して初めて
悟りました。
実年齢×8掛けで現在53歳。
80歳になったら7掛けにして56歳。
などと勝手に嘯いているのですが、信仰心の方は、
5掛けくらいでいいのかもしれません。
未だ33歳そこそこかぁ～。個人差はあるにせよ、
そんなもんかな。それくらい出遅れているんだなと
（苦笑&💦）
◎◎さんは、今回登場された経営者の方々に
どのような評価をされますか。
納得されるのでしょうか。自分とは異質の人々とみる
のでしょうか。興味なし、どうでもいいでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。
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