◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】
本日のテーマは「日米のスポーツ中継」です。
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選択 3万人のための情報誌
MAR.2021 VOL.47 NO3
広告を裏読みする
日米で雲泥の差の「スポーツ中継」
P40~~P41
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月間購読誌のひとつに「トップポイント」があり
そこからテーマを選択することがあるのですが、
トップポイントには少々、飽きてしまい、この一年
は、「選択」という年間予約購読・ご自宅郵送制の
ものを試してみることにしました。
政治・経済の話題が多い同誌ですが、そこそこ無難
なテーマ?を選択してアップしようと思います。
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(そのまま転載)
◎ 日米で雲泥の差の「スポーツ中継」
・今年現地時間2月7日の夜に行われた米国のアメリ
カンフットボール「NFL」のチャンピオン決定戦
スーパーボウルは記録尽くめだった。
・史上初めて開催地をホームタウンとするチームが
出場を果たした上に優勝。また、近年はシーズン
オフのたびに引退が取り沙汰されていた伝説のク
ォーター・バック(QB)が新天地に移籍し、若手
QBを擁するチームを、下馬評を覆して叩きのめし
た。
・恐らくこう書いてもアメフトを知らないほとんど
の読者は意味不明だろう。読者が理解できるよう
に説明するだけでも相当な紙幅が必要になる。
・一方で、NFLが北米で最も人気があり、その頂点
を決めるスーパーボウルが世界最高峰のスポーツ
イベントであることは多くの日本人も知っている
リーグ全体の収益構造は年間(シーズン)で百
四十億ドル(約一兆四千七百億円、2017年)に
達し、これに次ぐ野球のメジャーリーグ(MLB,
百億ドル)を凌駕する。
* わずか一試合で500億円の広告料
・その柱のひとつになっているのが放映権料だ。
NFLは全米ネットのFOX,CBS,NBCと契約を結んで
おり、14年から22年までの現行契約では、各局
が毎年約11億ドルをリークに支払うことになって
いる。プレーオフになると、ディズニー傘下のス
ポーツ専門局ESPNが加わり、さらにNRLにカネが
入る。
・近年ではさらにアマゾンプライムやDAZN(ダゾー
ン)といったネット配信にも一部試合を中継させ
ており、こちらからも放映権料収入がある。
ネット中継の個別契約内容は公開されていないが
リーグ全体で年間50億ドル以上を放送関連で稼ぎ
出す。各放送局もCM収入で稼げるからこそ支払っ
ているのだ。
・アメフトが、そのルーツとなったサッカーやラ
グビーと最も異なるのは、ボールを持つ選手がタ
ックルされた時点でプレーが止まることだろう。
攻撃チームと守備チームが分業制になっており、
攻守交替の局面ではプレーだけでなく、計時もス
トップする。こうした局面は何度もあるが、ここ
でテレビCMを流すために試合自体が3分近く止ま
るのだ。スタジアムデ観戦すると少し間延びして
感じるが、テレビ中継とともに発展してきたNFL
ならではといえるだろう。
・日本円で1000億円以上の放映権料を払っても放送
局のビジネスになるのだからCM量も高い。顕著な
のはスーパーボウルでり、今大会では30秒のCM
を一本流すのに企業は560万ドル、日本円で5億
9千万円を支払った。スーパーボウルは前述した
全米ネット3局が、持ち回りで中継しており今年
はCBSだった。今回の中継で同局には総額で約4億
5千万ドルが転がり込んだとみられる。
・わずか1試合の中継で日本円にして500億円近い
広告料が入るのだ。レギュラーシーズンやプレー
オフはこれより劣るとはいえ、日本の常識とは
文字通り桁違いのカネが動く。
・スポーツビジネスの最先端を行く米国では、
全体の市場規模が5000億ドルともいわれる。
アメフトだけ見ても、大学の運動部を統括する
NCAA(全米大学体育協会)に年間5億ドル近くの
放映権料が入るほか、十数チームが加わる各地域
の大学リーグの放映権でも年間2億ドル以上支払
われるケースがざらにある。
(ここからは要約)
・東京五輪・パラリンピックで注目を集めた米放送
大手NBC¥の発言力の背景にあるのも放映権料だ
・森喜朗前会長の「女性蔑視発言」で辞任を決定付
けたのは、NBCがホームページで「(森氏は)辞
めるべき」という記事を掲載したこと。
・国際オリンピック委員会(IOC)の場当たり的な
対応も一刀両断している。
・NBCがIOCに支払っている放映権料は20年の東京大
会までの夏季、冬季合計4大会分で総額44億ドル。
・単純計算して1大会当たり11億ドルであり、IOCに
とって世界で最も重要な顧客である。
・かっては秋などの開催であった夏季五輪の期間
が7~8月の17日間であるのもNBCの意向。
・米国のアメフトシーズン開始前のため視聴率が
期待できる。日本の炎天下で選手が苦しむことは
一顧だにされない。
・NBCの五輪におけるCM収入も大きい。東京大会の
延期が決まる前の昨年3月上旬時点で、NBCは同
大会の全国放送の広告枠の9割が埋まり、12億5
千万ドルを売り上げたと発表していた。
(ここからは、そのまま転載)
* 赤字でも、漫然と続ける民放各社
・翻って日本は市場そのものが小さいばかりか、
スポーツビジネスが未発達といわざるをえない。
典型的なのは五輪の放映権だろう。
・日本はNHKと民放各社の連合である「ジャパン
コンソーシアム(JC)」として放映権を獲得して
おり、ソチ冬季大会とリオデジャネイロ夏季大
会の2大会で360億円を支払った。このうち「3割
を民放が負担する」(放送業界関係者)といわ
れていたが、民放の五輪中継は赤字が続いている
・12年のロンドン大会で初めて民放全体で赤字に転
落し、16年のリオ大会終了後、当時の民放連会長
だった井上弘TBS会長は、「(今後も)厳しい状
況に変わりはない」と弱音を吐いている、前出
放送業界関係者が語る。
・「IOCや電通の言いなりで高い放映権料を支払い
損失を出すのは上場企業として疑問符がつく」
・放送局が赤字を出しながらも、スポーツ振興や
コンテンツ育成のために試合の中継をするケース
が考えられるが、すでに巨大ビジネスと化した五
輪がこれに当たるとは考えにくい。また、IOCの
代理人である電通によって放映権を吊り上げられ
ていることにも問題はあるだろう。
・開催方式さえ不透明な東京五輪でJCは、平昌冬季
大会と合わせて660億円をIOCに支払う契約になっ
ている。「自国大会とはいえ、実施されても民放
の赤字は確実」(電通関係者)という。最近では
JC方式で放映権を買っているサッカー、FIFAワー
ルドカップも赤字になっており、やり方に欠陥が
あることは明らかだ。
・放送局の責任で放映権料を支払い、それを上回る
CM料を集める。
このシンプルなビジネスに立ち返らなければなら
ない。
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・放送局の責任で放映権料を支払い、それを上回る
CM料を集める。
このシンプルなビジネスに立ち返らなければなら
ない。
最後のこの結論に尽きると思います。
ただ、素朴な疑問というか、日米では、CM収入に大
きな差があるのでしょうか?
大リーガーのトップレベルの選手の年俸の高さに
いつも驚かされます。5年で何十億円、人によって
は100億円を超す年俸を手にする人もいるようで。
フットボールの選手はよく知りませんが、もっと
スゴイのかもしれません。
その原資は???
要は主な収入はCM料なのでしょう。
多くの日本企業より、多くのアメリカ企業の方が
CM料をガバガバ払えるほどに景気がいいのでしょ
うか?
アメリカ国民のほとんどが、例外なく誰もが一律
に日本人よりも裕福である、などというハズもあ
りません。
プロのトッププレーヤーに巨額の年俸を払えるく
らいに、アメリカ企業の多くは、高額なCM料を
放送局に払えるくらいに儲かっているのですか?
で、そこからどういう仕組みで球団にカネが入る
のですか?
こんな小学生のような疑問が私にはあります。
どなたか、この素朴な疑問への回答を教えてくだ
さい。
◎◎さんは、米国では、なぜ放送局は
莫大なCM料を集めることが出来るのか。
その仕組みをご存知でしょうか。
教えてください。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。
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