【アモリ通信333:脱炭素とは】 20210929

 

◎◎さん(^^♪


こんにちは。


SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】

本日のテーマは「脱炭素とは」です。

------------------------------------

このところ、といっても何年も前からかもしれま
せんが、やたらと「脱炭素」「脱炭素社会」とかい
う単語を目にします。

 今回は単純に、この単語を学んでみます。
と思いきや、なんだよ、要するに「co2削減」の
ことかよ・・・・・違うのかな???

 ということで、今回はネットから得た情報を、
ほぼそのまま転載しました。

 パンチ速度が速くない私、ましてブラインドタッ
チなどの名人芸!には無縁の私には、今回の原稿
の仕込みは、ある意味・・・手抜きです。 (💦)

 たまにはこういうことがあっても。
 この原稿を作ってるときは、オリンピック真っ
盛りのときだし・・・・・・

 ということで、こんなこと知ってるという方
は、どうぞスルーを。  (💦💦💦)

-----------------------------------

脱炭素社会とは

https://www.nikken-totalsourcing.jp/business/tsunagu/clm_detaile/clm_210323_1.html


脱炭素社会とは、地球温暖化の原因となる、温室効
果ガスの実質的な排出量ゼロを実現する社会をいい
ます。温室効果ガスの排出量を抑制し、排出された
二酸化炭素を回収することで、温室効果ガスの排出
量を全体としてゼロにするものです。

この、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を
抑制するという概念は、「カーボンニュートラル」
とも呼ばれています。


地球温暖化の主な原因は、温室効果ガスの増加とさ
れています。

温室効果ガスとは、太陽からの熱を封じ込めて地表
を暖める作用をもたらす、大気中のガスのことです
二酸化炭素(CO2)やメタン、一酸化二窒素、フロ
ンガスといった種類がありますが、中でも地球温暖
化に大きな影響を与えているとされているのは二酸
化炭素です。そこで、地球環境を守るために、二酸
化炭素の排出量を可能な限り削減し、実質的にゼロ
の状態を目指すことが求められています。


2015年、パリ協定で2つの目標が掲げられました。

▪ 世界の平均気温の上昇を産業革命前から1.5~2℃
未満に抑制
▪ 21世紀後半に世界の温室効果ガスの排出量を実質
ゼロに
この目標を達成するため、日本では「2030年までに
温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減」とい
う中期目標が定められました。

そして、環境省は2016年に「地球温暖化対策計画」
を策定し、2030年までの温室効果ガスの削減目標を
部門別に設定。産業部門は約7%、業務その他部門
と家庭部門は約40%、運輸部門とエネルギー転換
部門は約28%となっています。

また、温室効果ガスの26%削減を実現するための
道筋として、さまざまな施策が示されています。

▪ LED等の高効率照明をストックで100%
▪ 家庭用燃料電池を530万台導入
▪ ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の推進

『我が国は、二〇五〇年までに、温室効果ガスの
排出を全体としてゼロにする、すなわち二〇五〇年
カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す
ことを、ここに宣言いたします。』

2020年10月、菅首相の所信表明演説にこの発言が盛
り込まれ、脱炭素社会の実現を目指す考えが明示さ
れました。さらに2020年11月、テレビ会議形式での
開催となった「G20リヤド・サミット」の環境問題
をテーマにした会合のビデオ演説でも、菅首相は
2050年の脱炭素社会の実現に向けた強い決意を示し
ています。

また、2020年12月に開かれた成長戦略会議では、
実行計画として、「2050年カーボンニュートラルに
向けたグリーン成長戦略」が打ち出されました。
グリーン成長戦略とは、地球温暖化への対策に積極
的に取り組むことで産業構造に変革をもたらし、経
済と環境を好循環させる産業政策をいいます。

実現への3つのポイント

脱炭素社会の実現に向けて、ポイントして挙げられ
るのは3点です。


▪ Lイノベーションの推進

「2050年カーボンニュートラルに向けたグリーン
成長戦略」においても、次世代型太陽電池やカーボ
ンリサイクルなどによる、革新的なイノベーション
の推進が打ち出されています。

例えば、ガソリン車の排気ガスに含まれ排出される
温室効果ガスは、太陽電池や水素をエネルギーとし
て走行する自動車の実用化によって削減することが
可能になります。また、こうした産業構造の変革を
起点とし、経済成長を牽引する役割を担うことも期
待されます。


▪ グリーンファイナンスの推進

グリーンファイナンスとは、温室効果ガス排出削減
など、環境によい効果をもたらすファイナンスへの
資金提供を指し、脱炭素社会に貢献する企業の取り
組みを支援すべく、十分な資金循環が行われるよう
な仕組み作りを目的としています。

2013年に設立された一般社団法人グリーンファイナ
ンス推進機構では、環境省の事業として投資ファン
ドの「グリーンファンド」と債券の「グリーンボン
ド」を取り扱っています。また、政府はESG投資を
促進する取り組みを行っていく方針を掲げています

【ESG投資】
E:環境(Environment)
S:社会(Social)
G:企業統治(Governance)
環境への配慮、社会貢献、ガバナンスの透明性に
取り組む企業への投資

▪ ビジネス主導の国際展開・国際協力


ビジネス主導の国際展開・国際協力では、二国間
クレジット制度(JCM)が代表的な取り組みとして
挙げられます。

二国間クレジット制度とは、先進国が途上国に温室
効果ガス削減の技術や資金を提供し、削減の成果を
二国で分け合う制度です。日本は、2021年2月現在、
17ヵ国と二国間クレジット制度を締結しています。

国内企業の事例 (中略)


世界に後れを取る日本の現在地
このように、脱酸素社会の実現に取り組む動きは
日本国内でもすでに見られていますが、世界に目を
向けると、日本はそもそも社会構造の転換の面で遅
れをとっているという実情があります。

SDGs:世界経済のルールチェンジ

世界経済は、化石エネルギーを購入する社会から、
再生可能エネルギーを活用する社会へと変貌してき
ています。しかし、日本は化石エネルギーからの脱
却で遅れをとっているのが実情です。

また、先進国による一方的な搾取ではなく、フェア
トレードによる継続的な取引で、途上国の低所得者
が適正な利益を確保すること。その結果、労働環境
や生活環境が整備され、経済発展につながることが
認識されてきています。

こうしたルールチェンジを先駆けて示しているのが
「SDGs」です。
SDGsはSustainable Development Goals(持続可能
な開発目標)」の略称で、2015年の国連サミットで
国際社会の目標として採択され、SDGs に則り行動
することは世界の共通認識となっています。


ビジネスモデルの転換:垂直統合型から水平分散型
へのシフト

従来は、大企業が生産から販売までを1社で担う
「垂直統合型」のビジネスモデルが隆盛を極めてい
ました。しかし昨今では、小さな企業に業務を分散
する「水平分散型」の事業運営が発展する傾向にあ
ります。

一方、日本では「垂直統合型」のビジネスモデルが
社会全体でいまだに根強く構築されており、「水平
分散型」への転換にも遅れをとっています。
化石エネルギーからの脱却がなかなか進まない点は
この証左でもあり、これまでの方法が優先されてい
る社会構造からのシフトチェンジが求められていま
す。


脱炭素社会実現に向け製造業に求められる対策
               (詳細は省略)

・製造業のエネルギー消費効率の改善

・競争力の強化、継続的な改善を行う仕組みの
 導入

・最先端技術の研究開発と世界最速の実用化、
 普及拡大

まとめ

脱炭素社会の実現に向けた取り組みは、製造業にと
って避けては通れない課題であり、二酸化炭素をは
じめとする温室効果ガスの排出削減に向けたアクシ
ョンが強く求められています。将来的には、消費者
の商品選択において、CO2の排出量が基準のひとつ
になることも考えられます。できることから始めて
いく、当事者意識を持った行動が、これからの製造
業のスタンダードとなっていくでしょう。

------------------------------------------


◎◎さんは、「脱炭素」と「co2削減」は
同じことと思われますか。
根本的に違うだろ・・・なのでしょうか。
「そんなことも分からんのか!!」
ご教示ください。


ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

------------------------------------------------

[引用許諾]メルマガへの感想など引用させていた
だく場合があります。
[著 作 権]このメールマガジンは著作権法で守ら
れています。
執筆内容については注意を払っておりますが、
あくまでも発行者の経験に基づくものであり、
内容を保証するものではありません。

[アモリ通信の登録は]
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=UHSedhc
[メールアドレスの変更を希望される場合には]
https://1lejend.com/stepmail/edit.php?no=xxwwsh
[メールマガジンが不要なら解除]
https://1lejend.com/stepmail/dela.php?no=xxwwsh

---------------------------------------------

Copyright(C)2019 SILマネジメントCo.,Ltd
All Rights Reserved.

 

 

 
 
 

お問い合わせ・ご相談

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

SILマネジメント株式会社

お問い合わせ・ご相談はこちら