◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
jyogar教授の福島清隆です。【専門は物流です】
本日のテーマは「1日1話 20220223」です。
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ネタに困ったら、1日1話 素直なキヨタカ君(笑)
昨年からの続きで今回は第3弾。本年中に第7弾まで
行くつもりです(^^♪
今回は3人の記載をご紹介します。
8月1日
発想力を鍛えるためのポイント
山本康博
ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表
9月3日
偉い人間にならなくていい、立派な人間になれ
ガッツ石松
元WBC世界ライト級チャンピオン
10月14日
かくて奇跡のりんごは実った
木村秋則
りんご農家
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8月1日
発想力を鍛えるためのポイント
山本康博
ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表
発想力を鍛えるためのポイントを三つに絞ってご
紹介しましょう。
まず一つ目は、物事を疑ってかかること。例えば
人というのは一つの会社や業界に長くいると、そこ
での慣習にいつの間にか囚われてしまいます。そこ
で周りが常識と考えていることは果たして本当なの
だろうか、と常に疑ってかかることで発想力は鍛え
られていくのです。
二つ目は勘を磨く。どうすればよいかというと、
周囲の行動や変化に対して注意深く観察することで
す。例えば私は電車に乗った際には、同じ車両の乗
客をつぶさに観察し、なぜそのような行動をとるの
かと考えるようにしています。そのように常に観察
することで潜在ニーズを掴む勘が磨かれ、時に時代
の少し先が見えてくることもあるのです。
(中略)
そして最後の一つが、何事においても「できない
と言わない、思わない」こと。壁は突破することに
意義があるのです。
もっとも、壁にぶち当たった時、すぐにそれを壊
そうとする人もいますが、それだけが能ではありま
せん。特に組織で働く人の場合、壁を全部壊そうと
すると却って自分の首を絞めることにもなりかねま
せん。時にはその壁をよじ登ったり、下から掘って
みたりと、要は壁の向こう側に辿り着ければよいの
です。私はよく自分自身に「急がば回れ」と言い聞
かせてきましたが、そうやって必死に「あきらめな
い力」を鍛えていたのかもしれません。
この三つのことを発想力を鍛えるために私は常に
意識してきましたが、歴史を紐解くと成功している
人物たちの行動にも意外と通ずるのではないかと考
えたりもしています。それだけ発想力とは大きな可
能性を秘めており、地球上の生き物の中で、我われ
人間に与えられた本当に素晴らしい力だと思ってい
ます。
そして、発想力を語る上で何よりも大事なことが
「人を喜ばせたい」という、シンプルな気持ちを忘
れないことです。なぜなら潜在ニーズとは人の心で
あり、その心の中に潜む喜びのポイントを見つけ出
そうとする姿勢こそが、発想力を沸き立たせる源泉
となるからに他ならないからです。
9月3日
偉い人間にならなくていい、立派な人間になれ
ガッツ石松
元WBC世界ライト級チャンピオン
俺だって本当は高校に行きたかったけど、そんな
余裕がある家庭じゃなかったからね。じゃあ、何も
持たない自分が這い上がるにはどうすればいいか。
体一つで戦えるボクシングしかないと思った。
とりあえず近所の人の紹介で東京の会社に就職し
ました。入社してすぐ、会社のみんなで元フライ&
バンタム級で世界チャンピオンのファイティング原
田さんの試合中継を見ていた。その時、俺は社長さ
んに「俺もボクサーになりたいから、ボクシングジ
ムに通わせてください」と申し出た。すると社長さ
んは、「おまえみたいな人間が、あんな偉い人間に
なれる訳がない」と言ったね。
(中略)
もう一回上京する日、おふくろはいつも通り朝早
くに土方作業へ出ていった。帰ってきた数日間も、
忙しくてろくに話もできなかったから、駅に向かう
途中に仕事場に立ち寄ってみたんだね。
「もう一回東京に行ってくるぞ」と言うと、おふ
くろは泥だらけの手で前掛けのポケットをゴソゴソ
やって、一枚の千円札をくれたんだ。俺がいつも悪
さばかりしていたから、「サツ(札)はサツでも、
警察のサツには使えねえぞ」と言ってね。
そして、ハラハラと涙をこぼしたかと思うと、
「偉い人間になんかならなくていい。立派な人間に
なれ」
と言った。うちのおふくろさんは学歴はないけど
やっぱり苦労を重ねて生きてきた人だから言葉に力
があったよね。すっと心に沁みて、それは今も忘れ
ない。
結局、その時もらった泥のついた千円札はずっと
使えなくて、いまでも大切に持っていますよ。
10月14日
かくて奇跡のりんごは実った
木村秋則
りんご農家
あぁ、俺はこの子たちの親を名乗る資格は何もな
い。なんてバカな男なんだろう、と畑で一人思い悩
むことが多くなりました。そうなってくると、気持
ちの上で自分をどんどんダメなほうに、惨めなほう
に追い込んでいくんですね。とうとうある晩、私は
りんごをトラックに積む時に使うロープを持って
岩木山へ向かいました。どこか首をくくるのに適当
な木はないか、と・・・・・。山の中腹から見る弘
前の夜景がやけにきれいな夜でした。
しばらくさまよい歩いて、この辺がいいなと思い
定めてロープを投げたら、見事に外れて草の中に埋
もれてしまいました。月明りで探している時、ハッ
としました。目の前にあるはずのないりんごの木が
あったんです。もうロープを探すことなんか忘れて
、周囲の草をかき分けて駆け寄りました。りんごの
木だと思ったのは、実はドングリの木だったのです
が、虫はほとんどついていないし、葉の一枚一枚の
厚みが違う。人が手を加えない山奥で、どうしてこ
んなに元気に育っているんだろうと不思議に思いま
してね。辺りを見ると、草が自由に伸びていて、根
本から何ともいえない土の匂いがするんです。そこ
の土をほじくってみて「これだ」って直感しました
(中略)
私は山の土を持ち帰っては、同じ匂いがするまで
土壌の改良を進めていきました。その年からりんご
畑の草の刈り取りをやめ、大豆を植えて草ぼうぼう
の状態にしたんです。傍目には分からないけど、り
んごの木が少しずつ元気になっていくような気がし
ました。実際、土壌の改良に取り組んだ二年後には
二百六十アールのりんご畑でたった一本でしたが、
七つばかり花をつけ期待が膨らみました。
そしてその翌年でした。隣の畑の主人がやってき
て言うんです。「木村、見たか。早く畑に行ってみ
ろ」って。すぐに女房と家を飛び出しましたが、畑
には怖くていけません。隣の畑の小屋から恐る恐る
のぞいた途端、真っ白な色が目に飛び込んできまし
た。りんごの木たちが競うように花を咲かせ、畑は
白一色に覆い尽されていたんです。もう涙で目がか
すんで・・・・・。無農薬・無肥料の栽培に取り組
んで十年目のことでした。
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昨年のある時期からちょっとしたこだわりを感じる
ことがあります。
歴史に残るくらいの「大人物の経験談」。
立派の一言であり、とても自分のレベルではない。
ひたすら「学ぶ」のみ。
が、その話。「本当に本当なのだろうか?」
「基本は”事実”でも、いくらか・・・あるいは
かなり・・・『盛ってる』のではないか。
仮に『盛ってる』としても、それで本質が伝わる
なら、否、それくらいでないと本質が伝わらないの
なら、それでいいではないか。
う~~~~ん、そう言われてしまえばそれも然り
かぁ~???
今回ご紹介した3つの話題で、後ろ2名の方の経験談
には「盛ってる」要素はないと信じます。
逆に、あったら白けてしまいますが・・・・・
① 何でも素直に受け入れる
② ちょっと変かも、大げさと冷静に受け止める
③ 何がいいたいのか、本質を伝えるためには、話
の内容が多少、誇張されても問題ない。
基本は①でしょうが、②も大切でしょう。
しかし、「できる人」、「強かな人」は③なのでし
ょうか。
ビジネスに徹すれば、③も大切に違いないですね。
ま、しかし、世の中、色々な考え方の方がいるのも
事実。素直の見本の昭和の経営の神様でさえ、②や
③の場合があるように思われます。
ふと、そんなことを感じながら、なかなか③に徹し
きれない自分がいます。
◎◎さんは、他人の感動話や貴重な体験談
などを聞いて、素直に受け止めるタイプですか。
少し疑ってしまうタイプですか。内容によります
か。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。
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