◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
jyogar教授の福島清隆です。【専門は物流です】
本日のテーマは「論語」です。
図解 眠れなくなるほど面白い
論語
日本文芸社 \825+税
時々、チョウシニノッテ、「聖書」を取り上げて
ます。
ニッポンダンジの青年キヨタカ君なら・・・・
もっと日本にこだわらんかい・・・おっと論語は
中国だぜ。
まぁ~堅いこと言わず、東洋思想ってことで。
しかし、論語を擁する中国と、中国人の国民性と
はどうしてもつじつまが合わないように思えて仕
方ないのですが。余程、日本人向きなんじゃ?
そんなムツカシイこと言わず、今回は論語をいく
つか紹介して乗り切ろう(^^♪
と、やはりその前に、今後、アモリ通信でご紹介
させていただく、台湾人の「林建良」氏によると
中国文化 ≠ 中国人文化
このキーワードをしっかり理解しておくことが
大切かもしれません。どうかな?
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〇 反省する謙虚な気持ちが大切
曽子曰く、吾日に三つ吾が身を省みる。人の為に
謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざる
か。伝えて習わざるか。
訳
曽子(孔子の弟子)がいった。私は一日に三つの
ことを、反省することにしている。ひとつは、人
のために考えて相談にのる際に、真心を尽くして
いるだろうか。友だちとの付き合いで信義を守っ
ているだろうか。また、しっかりと自分自身が身
につけてもいないことを、知ったふりをして人に
教えるようなことはしていないだろうかと。
〇 ひとつのものに限定しない能力
子曰く、君子は器ならず。
訳
先生が言われた。君子というものは、器ではない
(つまり、決まりきったものを入れるという限定
された器とは違って、広く自由であってよいのだ
)
〇 孔子の四つの教えとは
子、四つを持って教う。文、行、忠、信
訳
先生は、四つのことを教えられた。学問を学ぶこ
とと、学んだことを実行すること。実行には真心
をもってあたり、信義を尽くすことである。
〇 教育は植物を育てることに似ている
子曰く、苗にして秀でざる者あり。
秀でて実らざる者あり。
訳
先生がいわれた。芽を出して、苗まで成長したの
に、花を咲かせることのない人がいる。花は咲い
ても、実のならない人がいる。とても残念である
〇 剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近しとは
どんなに意味なのか
子曰く、剛毅木訥、仁に近し
訳
先生が言われた。正直で、勇敢で、質素で誠実、
寡黙な人物は、仁に近い人だ。
〇 立派な人は争わないものである
子曰く、君子は争う所なし。必ずや射か。
揖譲(ゆうじょう)して升り下り、而(しこう)
して飲ましむ。其の争いは君子なり。
訳
先生がいわれた。君子は何事も争わない。あると
すれば、弓道での争いだろ。射手が揖譲(両手を
前で組んでするお辞儀のこと)し合って、勝者に
はお酒をご馳走する。すべてにおいて礼に欠ける
ところはなく、この競技こそ君子らしいものだ。
〇 過ちは人間性を表すことにつながる
子曰く、人の過つや、各々其の党(たぐい)に於
いてす。過ちを観て斬(ここ)に仁を知る。
訳
先生がいわれた。人が犯す過ちというものは、そ
れぞれの性格によって特徴が出る。犯した過ちと
、どう始末をしたかによって、その人の人間性が
わかるものだ。
〇 バランスのとれた人とはどんな人か
子曰く、中庸の徳たるや、其れ至れるかな。
民鮮(たみすく)なきこと久し。
訳
先生が言われた。中庸の道徳としての価値は、
いかにも最上だね。だが、時代が移り変わり、
中庸の価値がわからなくなって、人々の間から
消えてしまってから久しい。嘆かわしいことだ
〇 正義を頼りに柔軟な対応で
子曰く、君子の天下に於けるや、適なく、莫な
し。義にこれ与(とも)に比(した)しむ。
訳
先生がいわれた。君子が天下のことに対するに
は、さからうこともなければ、愛着するという
こともない。ただ義に合うかどうかを見極めて
親しんでいくだけである。
〇 盗賊のことを憂えるから学べること
季康子、盗難を患(うれ)えて孔子に問う。
孔子対(こた)えて曰く、荀(いやしく)も子
の不欲ならば、これを賞すと雖(いえ)ども
竊(ぬす)まず。
訳
季健子が(国内の)盗賊のことを心配して孔子
にたずねた。孔子はいわれた。もしあなたが無
欲であるなら、民もそれに感化されて、たとえ
泥棒に褒美をやったとしても、(誰も)盗みを
することはなくなるだろう。
〇 礼儀作法は心を込めて行うべき
子曰く、人にして仁ならずんば、礼を如何。
人にして仁ならずんば、楽を如何。
訳
先生がいわれた。人として相手を思いやる心が
なければ、それは礼儀をどうこういうことには
ならない。人として相手を思いやる心がなけれ
ば、調和するということが欠けているのだから
礼楽とはいわない。
〇 人間が第一という考えを貫いた孔子
厩(うまや)焚(や)けたり。子、朝(ちょう
)より退きて曰く、人を傷(そこな)えりや。
馬を問わず。
訳
馬小屋が焼けた。朝廷から帰ってくると、この
ことを知って孔子がいった。けがをした人はい
なかったか、と。馬のことは問わなかった。
◎『論語読みの論語知らず』にならないためには
読書をする
知識が増える 楽しい 情報が得られる
生活に反映される 実践する
◎◎さんは、「論語」と現在の中国人の
平均的な国民性・民族性に違和感を持たれるよう
なことがおありでしょうか?
私は、常々、果たして中国人で論語を学んでいる
人がどれほどいるものなのか。学んでいなくても
中国の古典にそういうものがあるということを知
ってる人がどれほどいるものなのか。少なからず
疑問を感じてしまいます。
まだ、孫子の兵法の方が中国らしさを感じてしま
います。
この感覚は間違っているでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。
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