◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
ジョガーFの福島清隆です。【専門は物流です】
本日のテーマは「仙台育英高校 須江監督」です。
青春って密
人生は敗者復活戦
監督は生徒に夢と希望を与えてあげられる
モチベーターじゃなきゃいけない
仙台育英高校 須江監督
今年の夏の甲子園の高校野球の決勝戦は仙台育英
高校と慶應高校との対戦で大いに盛り上がりまし
た。慶應の応援席のフィーバーぶりには、一部、
顰蹙をかう評価もありましたが、コロナ禍が明け
た鬱憤と同校グループ全体の絆の強さもあると私
は思っています。小学校(幼稚舎)から大学・大学
院そしてOB会。このOB会なるもの(三田会)は、
多分全国すべての都道府県に存在すると思います
。海外の主要都市にも存在します。そういう大学
は日本の大学には2つとないのではないかと私は
推察します。
しかし、今回言いたいことはそんなことではなく
、ただひたすら、仙台育英の須江監督の素晴らし
さを取り上げたいと思います。もちろん、慶應の
森林監督も立派な方には違いないと思いますが、
とにかく、今回は「須江監督」です。
ネットでググると、当然、諸々の情報をゲットで
きます。
その中で、下記の情報を転載させていただきます。
https://www.bbm-japan.com/article/detail/15240
須江監督が大学卒業後、2006年に秀光中等の
軟式野球部の監督となると、選手評価にデータや
数値を活用する方法を模索。その中で14年には
全国中学校軟式野球大会で優勝を成し遂げた。
18年1月に仙台育英高の監督に就任して以降も、
ベースとなる数値を高校野球仕様に変えて手法を
継続し、一定の成果を収めている。選手評価に
「数値」という客観的な視点を用いる理由は何な
のだろうか。
選手評価に数値を用いる3つの理由
1選手の目標を可視化する
2レギュラー、メンバー区別基準の明確化
3チームにかかわるすべての人への説明責任を
果たす
理由は3つあります。1つは私自身の経験です
私は埼玉で中学時代までを過ごし、仙台育英高に
あこがれて進学しました。ただ、入部したその日
に絶対にメンバーになることは無理だと思えるく
らい、ほかの部員との実力差を感じたんです。た
だ、その中で過ごすうちに、「何をどのように努
力して、何がどれくらいになったら試合に出られ
るのか」ということが知りたいと思うようになり
ました。
選手は「肩がもう少し強ければ」「足がもっと速
ければ」と言われても、どこまでいけば及第点が
もらえるのか分かりません。そこを可視化すれば
、選手は日々の練習に目的を持つことができると
考えています。
2つ目はレギュラーの区別となる9番目と
10番目、メンバーの区別となる20番目と21
番目(甲子園なら18番目と19番目)の
選手に理由を明確に示したいという気持ちが
あります。選に漏れた選手が「なぜ自分が選ば
れなかったのか」が分かることは、逆に言うと
「どうすれば次は選ばれるか」が見えている
ということになります。打力がある選手の基準、
安定感ある選手の基準、機動力がある選手
の基準、守備力がある選手の基準を数値で
示して、チームとしてどのような選手を求めてい
るかを明らかにすることで、選手がどこを目指せ
ばいいかを分かりやすくしたいと思っています。
また、チームにかかわるすべての人への説明
責任を果たす意味でも、こうした数値を示す
意味はあると思っています。これが3つ目の
理由です。中学生を指導していた時に実行
していたことですが、測定の結果や実戦で
得られたデータは評価基準とともにメールなどで
保護者にも発信していました。チーム運営を
円滑に行うためには、関係者の理解が必要
だと思うので、選手選考のあいまいさを取り除き
情報をオープンにすることは大切なことだと思っ
ています。高校は組織形態が異なるので、保護者
に向けた情報開示はあえて行っていませんが、
選手にはすべてを発信しているので、自分の
子どもを通じて情報を受け取っている保護者は
少なくないと思います。
(以下略)
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私は埼玉で中学時代までを過ごし、仙台育英高に
あこがれて進学しました。ただ、入部したその日に
絶対にメンバーになることは無理だと思えるくらい、
ほかの部員との実力差を感じたんです。ただ、
その中で過ごすうちに、「何をどのように努力して、
何がどれくらいになったら試合に出られるのか」
ということが知りたいと思うようになりました。
(私見)
なるほどなぁ~と思いました。
「絶対にメンバーになることは無理だと思えるく
らい、ほかの部員との実力差を感じたんです。」
これはスポーツの世界に限らず、一部の大企業、
あるいは文化・芸術の世界で身を立てようとする
多くの人々が直面する「現実」だと思います。
以前、過去のアモリ通信でも書きましたが、
「オリンピックで金メダルを取る選手は、天才の
なかのさらに天才のごく一部」とかいう表現で
説明していたコーチの言葉がありました。
確か、フィギアスケートだったか???
多分もなにも、その通りに違いありません。
もちろん、小学生が大スターの活躍に憧れて
その道を目指すのは大いに結構なことです。
問題は、99.9%以上の「普通の人々」が
「そうなれそうにない現実」を知った時にどう考
えるかということだと思います。
『その中で過ごすうちに、「何をどのように努力
して、何がどれくらいになったら試合に出られる
のか」ということが知りたいと思うようになりま
した。』
こういう考え方ができるかどうかではないでしょ
うか。
須江監督は、既に諸々の実績を残されてい
ますし、きっと今後も(毎年とは言わないにし
ても)、仙台育英高校は度々、甲子園に出場し、
また、須江監督は新たな名言を披露して下さる
ことだと思います。
慶應高校の森林監督も含めて、如何に指導者
が大切か。分かり切ったことですが・・(苦笑)
「名言」なるものは、事前に考え抜いて本番で
披露する、とかいうものではなく、何かをしゃべ
る時に、自然に出てくる言葉から生まれるものだ
と思います。それはその人に優れた「人間力」が
なければ決して生まれてこないものです。
「仙台育英高校 須江監督」
スゴイ人だなぁ~と私は感動してます。
(追記)
この原稿を書いた後、Amazon kindleで
「仙台育英 日本一からの招待
幸福度の高いチームづくり
須江 航」
なるものを読みました。
須江氏の人を育てる、選手を育てる能力に
スゴイなこの人。と、改めて、同氏に感動
しました。
少なくとも、これから高校野球の監督を
やる人、否、それ以外のスポーツでも何らか
の組織でトップに立つ人にも必読の書です。
是非、お勧めです(^^♪
◎◎さんは、「青春は蜜」とか
「人生は敗者復活戦」という言葉を聴いて
どのように感じられるでしょうか?
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。