【アモリ通信442】 健康を”数値化”する

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
ジョガーFの福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「健康を”数値化”する」です。

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  数字は人格

  できる人はどんな数字を見て、
  どこまで数字で判断しているか

  株式会社武蔵野代表取締役社長
  小山昇
  
     ダイヤモンド社 P249~P251
     1500円 + 税
 
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(私見)
小山昇という経営者にはなんとなく苦手意
識を持っています。「私淑する人」とは言い切れ
ません。しかし、同氏の著書のいくつかを繰り返
し読んでいる自分。
 今回は同氏独特というか個性あふれる一面の
一部をご紹介します。


◎ 健康を”数値化”して会社を守る

会社を守るために数字で見える化してほしいもの
があります。
社長の健康です。
社長が病気で倒れると大変です。
肺がんのステージⅢだと、抗がん剤治療を3週間
×4回。合計で約3ヶ月間は仕事ができなくなる。
中小企業の最大の戦力は社長です。社長が
約3ヶ月不在だと、ほとんどの会社はガタガタに
なる。
そうした事態を回避するには、ガン遺伝子の数を
見える化することが大切です。
私は遺伝子検査を受けて、5個のガン遺伝子が
見つかった。2~3個は前ガン状態、4個はグレ
ーゾーン、5個以上は危険水域で、5個はいつガ
ンが見つかってもおかしくない状態。3回にわた
って遺伝子治療を行い、2017年8月に、とうとう
ガン遺伝子がゼロになりました。
遺伝子治療をしてくれたのは、経営サポート会員
でもある医療法人社団創友会UDXヒラハタクリ
ニック(東京都)の平畑徹幸理事長です。
遺伝子治療は非常にお金がかかります。
私はゼロになるまで繰り返し治療したので、全部
で約2000万円かかった。それでも私がいなくなっ
て会社が傾くことを考えれば安い買い物。治療費
は自腹ですが、本当なら会社に負担させたくらい
です。
できれば社員にも検査させて、リスクのある人は
遺伝子治療してもらいたいところです。しかし、
費用を考えると現実的ではない。
その代わり経営計画書に、「ビジネスの持続性を
高めるために、社員の健康に一歩踏む込む」と
明記して、健康指導を行っています。
特に口うるさく指導しているのは食事です。
株式会社関通(大阪府、物流サービス)の
達城久裕社長と株式会社テイル(前掲)の
金原章悦社長は若いころから不摂生をしていた
ので、心配になってガン遺伝子検査を受けさせた
 2人とも悪い結果が出ると思ったら、達城社長は
3個で(のちに治療でゼロ)、金原社長はゼロ
でした。不思議に思って金原社長の生活をヒアリ
ングしたら、チーズやキムチや納豆などの発酵食
品を毎日食べているとわかった。以来、社員にも
「発酵食品を食べろ!」と勧めています。
自分は元気だから大丈夫と過信してはいけません
 経営サポート会員のうち122人の社長に遺伝子
検査を受けてもらったら、ガン遺伝子5個以上は
14人もいた。うち6人はガンと診断されましたが、
遺伝子治療で全員が前ガン状態まで戻った。
忙しくて健康なんて気にしていられないという
社長は失格です。
社長の健康は会社経営最大のリスクであり、
社長の健康を守ることが会社やそこで働く社員を
守ることになる。
社長の体は、自分ひとりの体ではない。
そのことを胸に刻んで経営にあたってください。


(私見)
異議なし。と言いたいところです。が。。。。。
「私はゼロになるまで繰り返し治療したので、
全部で約2000万円かかった。それでも私がいなく
なって会社が傾くことを考えれば安い買い物。治
療費は自腹ですが、本当なら会社に負担させたく
らいです」

経営状態が良好な企業のオーナー経営者なら
問題ないとしても、現実的にはなかなか、ご本人
の積極的な意思がないことには。
まして通常の経済力の一般人には「費用を考え
ると現実的ではない」です。

別な面で現実的なのは、「チーズやキムチや納豆
などの発酵食品を毎日食べているとわかった。
以来、社員にも「発酵食品を食べろ!」と勧めて
います。」

と言ったところだと思います。

歯に衣着せぬ発言の小山昇氏の別な著書
からの「心得」もご紹介させていただきます。

経営の心得 
最高の社員を育てるリーダーの決断と行動
  大和書房  1500円+税

全部で「208」もあります。説明が必要なものも
ありますが、タイトルのみ20個、記載します。

002 赤字は社長の甘え。
014 間違った方針をすぐに実行する幹部は
   優秀。
023 私は「人」を叱らない。その人がした
   「こと」を叱る。
026 愛はお金、しかしお金は愛ではない。
037 経営に民主主義はあり得ない。
独裁が正解。
047 よく働く上司は部下への権限移譲が下手
052 ベテランが新人を教えるのではなく、最近
   入社した人に教えさせるのが一番。
076 なぜ人材が育たないのか?理由は簡単、
   失敗をさせないから。
080 会社は働きに来るところではなく、成績を
   上げるところ。
092 「家庭の平和」なくして、いい仕事は
   できない。
106 社員に対して「えこひいき」をする。
118 「石橋を叩いて渡る」という人は
   「仕事ができない人」と判断する。 
127 能力よりも明るさが一番。
134 会社にいると、仕事をやっていても、遊ん
   でいるとみなす。  
140 半分のお客様がいなくなったら会社は
   潰れるが、社員が半分辞めても潰れない。
148 ライバル会社のお客様を奪い取るのが
   正しい販売戦略。
162 報告のなかに固有名詞がなければダメ。
177 「我が社は最高だ」と思ってる社長は最低
181 長期の経営計画は毎年見直すのが
正しい
192 真似も三年続ければオリジナルになる。
201 「もったいない」は家庭においては美徳
         でも 会社では一番の罪悪。


小山昇氏に心底、惚れ込んでこの書籍から
208項目の全てを真剣に学べば、これ1冊で
「経営のバイブル」になるかもしれません。
どうかな?・・・・・・
        是非、ご購入して熟読を!

◎◎さんは、遺伝子検査を受けて、
ガン遺伝子があったら、2000万円を自腹で払
って治療されますか。現実的に、「発酵食品」
を進んで食べる方ですか。
私は、一にも二にも後者です。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 

 
 
 

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