【アモリ通信452】 聖書と中東

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
ジョガーFの福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「聖書と中東」です。


早わかり  聖書  生田 哲

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 「イスラエルとパレスチナの争いの源」


今回は「調子に乗って?」聖書を取り上げます。
久しぶりです。が、現在の中東にも触れます。
アモリ通信のレベルで聖書や中東を語るのは、
程々にしておかないと不適切な書き込みになりか
ねないという危惧があります。

ただ、恐らく中東地区には永遠に平和は訪れない
のではないかと・・・・・
その根本的な背景を知ってみたくなりました。
もちろん、専門家からすれば、「それだけではな
い」となろうかとは思いますが・・・・・


【ノアと3人の息子たち】   p50~
    
 箱舟の建築と大洪水のなかを航海した偉業で
知られるノアは、後に農夫となり、ブドウ園を営
んでいた。
 ある日、ぶどう酒を飲み過ぎたノアは、すっか
り酔っぱらってしまった。そうなると、体がほて
って暑くてたまらない。そこで、衣服をすべて脱
ぎすて、裸のままテントで寝てしまった。

 ハムはテントのなかで裸で寝ている父を見て、
この様子をふたりの兄弟に告げた。これを聞いた
セムとヤペテは、着物を取って、後ろ向きに歩い
て父に着物をかぶせた。ふたりの兄弟は父の裸を
見なかったのである。

 酔いからさめたあとで事の次第を知ったノアは
ハムを叱りつけ、兄弟たちの使用人になるように
呪った。一方、ノアはセムとヤペテには大いなる
祝福とハムを支配することを述べた。

 ハムの子孫は、エジプトからアラビア半島にか
けて分布するカナン人になった。カナン人は現在
のパレスチナ人である。

 セムの子孫はセム族、すなわち、ユダヤ人、
アルメニア人、ファニキア人、アラビア人、アッ
シリア人になった。セム族であるユダヤ人は、サ
ウル王、ダビデ王、ソロモン王時代(紀元前1044
~前931年)、そして20世紀には第2世界大戦後
カナンの地を奪った。こうしてノアの呪いは実現
した。

 また、ヤペテは、エーゲ海からカスピ海にかけ
て分布し、インド・ヨーロッパ語族の祖先になっ
た。

 イスラエルとパレスチナとの争いの源は、人類
のきわめて初期にまでさかのぼるのである。それ
にしても、彼らは本当に執念深い人たちである。

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【ノアと3人の息子たち】 

第1代    アダム
第2代    セツ
第10代    ノア ( ノアの箱舟)
第11代
   セム-->セム族ーー>ユダヤ人
   ハムーー>カナン人ーー>パレスチナ人
   ヤペテーー>インド・ヨーロッパ語族


【バベルの塔の建設】
【アブラハムよ、カナンに行きなさい!】
【自分の妻を妹ろ偽ったアブラハム】
【アブラハムがおいのロトと別れる】
【神が交わしたアブラハムとの契約】
【不妊のサラは代理母ハガルに子を生ませる】
【ソドムとゴモラの滅亡】
【父親を酔わせ、子を生んだ姉妹】
【ハガルとイシュマエルの追放】
【アブラハムの試練】
     ・
     ・
     ・
 上記をポイントだけ延々とまとめても相当
な字数になりますので割愛します。
 ただ、下記の図式だけ転載します。

【世界の三大宗教はアブラハムを父祖とする】
アブラハムー>イシュマエル
     (女奴隷ハガルとの子)
    ー>アラブ人
    ー>イスラム教徒

アブラハムー>イサク(正妻サラとの子)
    ー>ユダヤ人
    ー>ユダヤ教徒、キリスト教徒
 
*聖書の「ものがたり」はこの後も延々と続きま
 す。


一気に現代に飛んで「ハマス」なるものを調べて
みました。


ハマスはパレスチナのアラブ人によって1987年
に発足した組織で、パレスチナの分割をめぐ
ってイスラエルと敵対している。

 国連は1947年、土地をめぐる対立が
深刻化していたパレスチナの地をアラブ人と
ユダヤ人に分割することを定めた。

 しかし、この分割は対立と衝突をむしろ
エスカレートさせ、多くのパレスチナ人
(アラブ人)が居住地を追われてきた。
国連パレスチナ難民救済事業機関
(UNRWA)は1948年以来、590万人を
難民として保護している。

 これと反比例してイスラエルは占領地を
広げ、とりわけ1967年の第三次中東戦争
ではパレスチナ全域を占領するに至った。
その後イスラエルは2005年、国連決議で
パレスチナ人のものと認められた土地のうち
ガザだけ返還したが、ヨルダン川西岸の
実効支配を続けている。

 これに対する抵抗運動のなかでも特に
戦闘的なグループがハマスなのだ。

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同じ父親(アブラハム)の下から、
イシュマエル(女奴隷ハガルとの子)
     アラブ人(イスラム教徒)
     と
イサク(正妻サラとの子)
     ユダヤ人
     ユダヤ教徒、キリスト教徒

アラブとイスラエルの対立は
  イシュマエルとイサクの対立?

そんな単純な構造で理解してしまっては、
中東の方々や専門家からお叱りを受ける
のかもしれません。もっともっと複雑な背景
があるに違いありません。されど・・・

パレスチナ:アラブ人
      :イスラム教徒:ハマス

イスラエル:ユダヤ人
      :ユダヤ教徒:イスラエル軍

本来ならもっと詳細に調べ学ぶべきとは思います
が、ざっくっりと上記のように理解しました。
 しかし、中東で暮らし中東を知る某日本人職者
の見解では、中東で暮らす多くの人々は、アラブ
人であれ、ユダヤ人であれ、温和で親切な人々で
ありハマスのような過激集団はごく一部の存在で
あるとのことです。

 いずれにせよ、戦争のない世界であってほしい
ものです。

◎◎さんは、中東に限ったことでは
ないかもしれませんが、地球上から、紛争・戦争
が無くなる世界・地域が実現することがありうる
と思われるでしょうか。

「どうする家康」では、とりあえず、長い戦国時
代が終わり、「戦のない世の中」が実現したこと
になっていましたが・・・・・

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 

 
 
 

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