【アモリ通信４７６】 ドラッカー365の金言20240717
◎◎さん(^^♪
こんにちは。
SILアカデミー
経営顧問サービス&オンラインビデオ講座
ジョガーＦの福島清隆です。
本日のテーマは「ドラッカー365の金言20240717」
です。
(私見 １）
ドラッカーは難しい。
それでも学ぶ人の上位にランクしている人物。
10回に1回とまではいかなくても、年に2，3回
「ドラッカー365の金言」からネタを選択して
もいいのではないかと思いました。
そして・・・・・何を今更なのですが・・
「音声入力」のテクニックをマスターしました
パンチ速度の遅い私には、これはもうやるしか
ないです ((^^♪(^^♪(^^♪
ドラッカー 365の金言
4月5日
(前略）
ずっと前のことだが、私は、世界的な規模の大
組織のトップを務めるある賢人から大事なことを
教わった。彼は70代後半だったが、人事の適切さ
で有名だった。何を見るのかを聞いたところ、
「重要なことは、我が子をその人の下で働かせた
いと思うかである。その人が成功すれば、若い人
が見習う。だから、私はわが子がその人のように
なってほしいかを考える」と答えた。これが人事
についての究極の判断基準である。
4月9日
真摯さを定義することは難しい。しかし真摯さの
欠如は、マネジメントの地位にあることを不適と
する程に重大である。人の強みよりも弱みに目が
いくものをマネジメントの地位につけてはならな
い。人のできることに目の向かないものは組織の
精神を損なう。マネジメントに携わるものは現実
家でなければならない。評論家であってはならな
い。何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持
つものをマネジメントの地位につけてはならない
。誰が正しいかを気にすると部下は無難な道を取
る。おかした間違いを正すよりも隠そうとする。
真摯さよりも頭のよさを重視するものをマネジ
メントの地位につけてはならない。有能な部下に
脅威を感じるものもマネジメントの地位につけて
はならない。そして自らの仕事に高い基準を設定
しないものをマネジメントの地位につけてはなら
ない。
4月20日
やりなおしのきかない最も難しい人事がトップ
の承継である。それはギャンブルである。トップ
としての仕事ぶりは、トップをやらせてみなけれ
ばわからない。トップへの準備はほとんど行いよ
うがない。
しかし、行ってならないことは簡単である。や
めていく人のコピーを後継にすえてはならない。
やめていく人が「かつての自分のようだ」という
のならば、コピーでしかない。コピーは弱い。
また、18年間トップに仕え、自身で決定したこ
とが何もないという側近も注意した方がよい。自
分で決定する意欲と能力のある人が、補佐役とし
てそれほど長く留まることはない。さらにまた、
早くから後継と目されてきた人物も避けるべきで
ある。そういう人は、多くの場合、成果が必要と
され、評価され、失敗も犯し得る立場に身をおく
ことのなかった人である。見た目はよいかもしれ
ないが、成果をあげる人ではない。
では、トップの承継にあたって前向きな方法は
何か。それは仕事に焦点を合わせることである。
これから数年、何がもっと大きな仕事になるか。
次に、候補者がどのような成果を上げてきたかを
見る。こうして組織としてのニーズと候補者の実
績を合わせればよい。
(私見 ２）
『何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持
つものをマネジメントの地位につけてはならな
い』
昔々の話ですが、ある重役が「〇〇の言う事
こそが正しいのだぞ」とおっしゃっていたのを
聴いて私はドッチラケで何も言えませんでした
強烈な個性を持ち、絶対君主的な権限を持っ
たオーナー経営者の才覚で伸びてきたと言って
も過言ではな企業で、そういう人の忠実な部下
として仕えてきた幹部であれば、何の躊躇もな
くそういう言葉が出てくるものかもしれませ
ん。
組織に勤める人間で上司に信頼されることが
一番と考える部下であれば、そうなるのはいた
しかたないのかもしれませんが、果たしてそれ
だけでいいのでしょうか。状況にもよるのかも
しれませんが。
ドラッカーが唱える経営の要諦の数々。方や
実際の組織で働き、独裁的なワンマン経営者に
仕えている人間の処世術。
一概に、後者を否定できないのかもしれませ
んが、正直、そういう人物は尊敬できない、仕
えたくはない。私はそういう感性でした。
◎◎さんは、「上司の判断は絶対」
(そんな表現はここにはありませんし、実際、
軍隊的組織他ではそうに違いないのですが）
という考え方と、
『何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持
つものをマネジメントの地位につけてはならな
い』
とでは意味が違うと思われるでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
◎◎さんの幸運な日々を祈念します。
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