【アモリ通信483】 菜根譚

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 
経営顧問サービス&オンラインビデオ講座
ジョガーFの福島清隆です。

本日のテーマは『菜根譚』です。


【新訳】   菜根譚(さいこんたん)

 先行き不透明』の時代を」生き抜く
 40歳からの処世術

 守屋 洋    PHP \950+税     


(私見 1)

 有名な中国古典のひとつと言っていい書籍だと
思うのですが、知る人ぞ知る。知らない人は知ら
ない。そんなものでしょうか。

 中国古典には素晴らしいものが沢山あると思い
ます。その反面、かの国の国民性は・・・・
 余計なことは言わないに越したことはないので
すが、そのギャップは何なのか。
 個人的に、素朴な大いなる疑問です。

 それはさておき、今回は【菜根譚】による
人格教育です。


第一章 心の不安と向き合っていくために
第二章 前向きな気持ちで過ごすために
第三章 良好な人間関係を築くために
第四章 厳しい時代を生き抜いていくために
第五章 逆境を乗り切っていくために
第六章 周りの信頼を得るために
第七章 意味のある人生にするために
第八章 人生の達人を目指すために


 上記の中で、『第三章 良好な人間関係を築く
ために』をご紹介します。


 
 第三章 良好な人間関係を築くために

1.これが思いやりの心だ
  
  小さな過失はとがめない、かくしごとはあば
        かない、古傷は忘れてやる。
  他人に対してこの三つのことを心がければ、
  自分の人格を高めるばかりでなく、人の恨み
  を買うこともない。

2.思慮深く円満に

3.誠実さを失ってはならない

4.心の温かい人は幸せになれる

  気候が温暖であれば万物は生育し、寒冷にな
  れば枯死する。人間についても同じこと、
  心の冷たい者は幸せに恵まれることが少ない
   末長く幸せに恵まれるのは、心の温かい人
  だ。

5.人から受けた恩は忘れるな

6.感謝を期待してはならない

7.極端は避けてほしい

  自分にも他人にも細やかな配慮をはたらかせ
  なにごとにも行きとどいている人物がいる。
  そうかと思えば一方には、自分も他人もいた
  わらず、何事にもあっさりした態度をとる人
  物もいる。
  行きとどきすぎてもいけないし、あっさりし
  すぎてもいけない。君主はそのような生活態
  度を貫くべきだ。  

8.こんな相手は敬遠したい

9.進むためにはまず退く

10.ほめるも不可けなすも不可

   かりに相手が立派な人物でも、まだそれほ
   ど親しくないうちは、うかつにほめないほ
   うがよい。なぜなら仲をさこうとあらぬ告
   げ口をする者が出てくるからだ。
   相手が悪党だと気づいても、まだ排除でき
   ないうちは、うっかり悪口など言わないほ
   うがよい。罠をしかけられて陥れられる恐
   れがあるからだ。

11.濁の中でも清でありたい

12.恩恵に見返りを求めてはならない

13.清濁あわせのむ包容力が欲しい

   世渡りでは、あまりに潔癖すぎてはならな
   い。よごれやけがれまで、すべて腹に納め
   ていくだけの度量を持ちたい。
   人間関係では、好き嫌いの感情を表に出し
   すぎてはならない。どんなタイプの相手も
   みな受け入れていくだけの包容力を持ちた
   い。

14.これが世渡りのコツだ

15.責任を追及するときには

16.逃げ道は残しておけ

   有害な人間を排除するにしても、逃げ道だ
   けは残しておかなければならない。逃げ場
   まで奪ってしまうのは、ネズミの穴をふさ
   いで退路を絶つようなものだ。
   それでは、大切なものまでかじりつくされ
   てしまう。

17.相手によってつき合い方を変える

18.広い心をもって生きたい


(私見 2)

 総てをご紹介すると長くなるばかりです。
ご関心のある方は、是非、本書のご購入をお勧
めします。

【新訳】   菜根譚(さいこんたん)

 先行き不透明』の時代を」生き抜く
 40歳からの処世術

 守屋 洋    PHP \950+税 

「40歳からの処世術」という表現は、(また
またホント言わなきゃいいのに、今年古希になっ
た、青年キヨタカ君には少々)抵抗があります。
確かに、年齢を重ねた人々に、今更「人格教育」
といっても無理な面があるかもしれません。

 しかしながら、いくつになっても「よくもそう
いう考え方で」という人物がいるのも事実です。
 未だに自分のやったっことがパワハラだったと
いう認識がないのではと思われるどこかの知事さ
のような人物が、重要なポジションにもかかわら
ず存在する現実がある訳ですし・・・ 

 「お前がいうか!!」と、言われたくはないも
のの、この書はいくつになっても、謙虚に呼ぶべ
き名著だと思います。


ちなみに、元プロ野球を代表するスラッガーの
門田博光氏は、菜根譚を愛読されていたそうです

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD251MW0V20C23A1000000/


◎◎さんは、「菜根譚」をご存知だった
でしょうか。
 このような書籍が、今の若者の琴線に響くと
思われるでしょうか。 あるいはまた、若者に
限らず総ての年代のあらゆる人々の学びの書に
なると思われるでしょうか

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

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