【アモリ通信485】 1日1話 20240918 大鵬

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 
経営顧問サービス&オンラインビデオ講座
ジョガーFの福島清隆です。

本日のテーマは
『1日1話 20240918』です。


1日1話

 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書
   

       藤尾秀昭 監  致知出版社
              \2350 +税


7月2日
 大事なのは丸い土俵から何を学ぶか
 納谷幸喜 相撲博物館館長・元横綱大鵬 


(私見 1)

 私の一番のお気に入りの書籍「1日1話」です。
経営者のみならず、文化人、スポーツ関係者他
自分が知らないだけで、世の中には素晴らしい人
が沢山いるものだと、毎回実感してます。

 そんな中、基本的には私はスポーツ関係で実績
を残した方の逸話が好きです。

 今回は、大相撲のあの大横綱、「大鵬」です。

 少し長くなりましたが、例の如く、「音声入力
+修正入力」で転載しました。


大事なのは丸い土俵から何を学ぶか

 猛稽古のかいあって入門から一年ほどすると勝
てないと思ってた兄弟子達に次々に勝てるように
なって、自分の中で自信がつくのを感じました。
そうなると面白いもので、入門二年目の33年の春
場所では三段目全勝優勝を飾れるまでになったん
です。だけど、辛いこともあってね。師匠が目を
かけてくれているだけに、心身両面でのしごきが
激しくなったんです。稽古中は土俵に叩きつけら
れたり、引きずり回されたり、倒れ込むと口の中
に塩を一掴み入れられたり、気を失いそうになっ
て水をぶっかけられたり・・・・・。
 
 それに加えて一日に四股500回、鉄砲2000回の
ノルマがありました。手を抜こうものなら、師匠
にはすぐに分かる。いくらきつくても黙々とやり
通す以外になかったんです。「なんで俺だけが」
と何度思ったことかね。

 最初から稽古が好きな力士なんて誰もいません
。だから、嘘ばかり言ってごまかしたり、ちゃん
こ番に行きたがる。稽古は好きになるというより
、遮二無二やらされるんだな。そのうちに欲が出
てあいつに勝ちたいと思うようになれば、自分で
進んでやるようになりますよ。

 でも今思うと懐かしいね。相撲の基礎はなんと
いっても四股、鉄砲ですから、それをみっちりや
ったことが後でどれだけ役に立ったかわからない
。入門当時身長183cmで体重71キロのガリガリだ
った私が相撲取りの体になったのも、このしこや
鉄砲で鍛えたからなんです。相撲で必要なのは、
ボディビルと違って弾力性のある柔らかい筋肉。
それを鍛えるのはこの二つしかありません。

 だから私ははっきり言う。誰もが夢とか目標だ
とか言うけれどもそういうものではないよ。毎日
同じことの繰り返しだよと。コツコツ、一つのこ
とを根気よく続けるかだと。農作業でもそうです
けどね。北海道の広い畑で鍬で耕そうとすると、
前を見て「まだこんなにあるのか」と思うけれど
も、毎日コツコツ耕していたら、だんだん起こし
た部分が広くなり、喜びに変わるわけだから。大
事なのは何の変哲もない丸い土俵から何を学ぶか
ということです。

 まずは根気でしょう。努力しても何者にも負け
ない精神力を学ぶ。

 相撲はこの一番、この一秒がすべてです。一番
で明るくなるか、暗くなるかのどちらかです。そ
のためには一つの稽古を大事に丁寧にやるかどう
か、最後はそこに結びつきますね。もちろん、最
初からそういうことは分かりません。序の口、序
二段、三段目と番付が上がってくるにつれて一瞬
の勝負のために毎日稽古を積み重ねる事がどれだ
け大事かを少しずつ体で覚えていくわけです。

 特に横綱である以上は必ず勝つことが使命です
。私の根性むき出しの相撲を嫌がる人もいたし、
勝つだけが能じゃないという人もいるが、勝たな
きゃ意味がない。師匠も色々な意味で厳しかった
から「お前は負けちゃ駄目なんだぞ」と言い聞か
せられていましたね。


・稽古中は土俵に叩きつけられたり、引きずり回
されたり、倒れ込むと口の中に塩を一掴み入れら
れたり、気を失いそうになって水をぶっかけられ
たり・・・・・。

・「なんで俺だけが」と何度思ったことかね。

・最初から稽古が好きな力士なんて誰もいません
。だから、嘘ばかり言ってごまかしたり、ちゃん
こ番に行きたがる。

・だから私ははっきり言う。誰もが夢とか目標だ
とか言うけれどもそういうものではないよ。毎日
同じことの繰り返しだよと。コツコツ、一つのこ
とを根気よく続けるかだと。

・まずは根気でしょう。努力して何者にも負けな
い精神力を学ぶ。

・師匠も色々な意味で厳しかったから「お前は負
けちゃ駄目なんだぞ」と言い聞かせられていまし
たね。


(私見 2)

 大鵬は横綱在位、 昭和36年11月~昭和46年5
月のようです。私が小学生から高校生の頃です。
あんまり強すぎて、それも訳もなく相手を寄り切
るような相撲が多かったように記憶してます。
そんな強すぎる大鵬があまり好きではありません
でした。それより、大鵬に比べたら、ちょっと頼
りなさそうな柏戸のほうが好きでした。判官贔屓
そのものだったかもしれません。

 しかし、人並みに大人になっていくと???、
やはり大鵬の偉大さに敬服するようになりました

「毎日同じことの繰り返し」
「まずは根気」
「努力して何者にも負けない精神力」

小難しい理屈など説くのではなく、こういうシン
プルな原則が分かりやすいですね。

イチローにしろ、大谷翔平にしろ、そして大鵬に
しろ、誰もが認める別格の大天才で、「そういう
人は参考にならない」と言いたくなるような人物
でも、共通して上記3点があるように思います。

 「オレも、ワタシもそうしてるけど、とても
そんなレベルにはなれてないわ」などと、ツマ
ラン反論をするのが、私のような凡人に違いあり
ません。しかし、本当に上記のレベルで努力でき
ていないのも事実です。

◎◎さんは、「大鵬」の相撲をどう感じられますか。

 本文とは関係ありませんが、「大鵬」
「北の湖」「白鵬」では誰が一番強かったかと思
われますか。(子供心の質問です 苦笑&💦)
(そりゃ大鵬だろ、と内心思いながら聞いてみま
した・・・苦笑)

今の時代、同じ稽古をやってたら、相撲界でもパ
ワハラでしょうか。若い人がついて行けるのでし
ょうか。多くの大人でも大鵬の考え方は時代遅れ
で辛気臭いと感じるものなのでしょうか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

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