【アモリ通信124:ラストワンマイル】   20170830

福島清隆 さん


こんにちは。
キャッシュフローコーチ &
   参謀育成コンサルタントの福島清隆です。
本日のテーマは「 ラストワンマイル 」です。

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 ラストワンマイルとは?


 今回は物流の話です。

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過日、定期購読している物流専門雑誌の特集に
「ラストワンマイル」がありました。

すっかり新しい物流用語かと思っていたのですが?

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ラストワンマイル(英語: Last one mile)とは、
家庭や企業のユーザーに通信のための接続を提供
する最終行程であり、通信事業者の最寄の加入者局
からユーザの建物までのネットワーク接続のための
手段のこと。
現在では特にインターネット接続の最終行程を指す


ラストワンマイルとは? … 通信サービスの加入者
宅から、最寄りの電話局までの回線のこと。
「ファーストワンマイル」も同じものを指し、
ユーザー重視の姿勢を打ち出す企業が増加するに
つれて用語が変化しつつある。

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アモリ通信を継続していて、自分の知らないことが
世の中には山ほどあるということをいい歳して
再認識しています。

同時に、ちょっとイマイチという自己評価のテーマ
が結構、反響があったり、逆に今回は力作だ・・・
と少々舞い上がってるのもが全然だったり(苦笑)

今回は確実にイマイチで反響もなさそうですが、
毎週のことなのでこれでいきます。

つまらなければスルーしてください。(苦笑×2)



ラストワンマイルの定義は上記の通りのようですが
ここでは、基本的に物流用語の感覚で取り上げます

要は、「商品が消費者に届けられる最後の段階」
例えて言えば、宅配の荷物が運送会社の集配所から
各家庭へ届けられる段階。

そういう意味で捉えればわかり易いのではないで
しょうか。


少子高齢化に向けて、「人手不足」はどの業界でも
緊急かつ重要度の高い課題です。

介護、飲食、建築他、物流業界もまさに難問です。

どの業界が最も云々かは分かりませんし、それを
論じるのが主旨ではありませんので、あくまでも
「ラストワンマイル」を物流用語の前提で捉え
ます。


ただ、ここでは明記しませんが、私が学んでいる
人物の一人で、某経済評論家のM氏の主張として、
少子高齢化は日本経済が復活する為の大チャンス
とのこと。

要は生産性の向上で、日本経済は沈没どころか、
新たな繁栄に向かうとのことです。


詳細の論理は別な機会に譲るとして、例えば
コンビニでのレジというか精算は、近い将来、
自動化されて、店員は必要なくなる。
(少なくともレジには人はいらなくなる)

確かに、これはそうでしょう。いつのまにか
なんか言葉がたどたどしい人たちの職場でも
あったコンビニがそうでもなくなる日は遠くない
かもしれません。


人工知能・・・・・・

これも別な話になりますが、確かにとりあえず
単純計算のようなルーチンワークは、徐々に
かなりの部分が自動化・機械化されていくでし
ょう。既にそうなっているのでしょうか?


飲食店の調理や配膳。

これは大衆食堂レベルはまだまだ疑問ですが、
中堅・大手になると調理の機械化や座席の工夫
による自動配膳(大手寿司チェーン店)のよう
なシステムは増加していくことでしょう。

人手不足というけれど、今はその端境期であっ
て、人手不足と機械化・省力化がイタチごっこ
のように競って、産業のあり方、末端でのサー
ビスのあり方が変化していくのだと思います。


その他、自動運転だのパワースーツだの・・・
諸々の技術開発で導入される新システムによって
人手不足も解消されていく。


結果として、企業の生産性は上がり、日本経済
は更に強くなるとのこと???


ちょっとざっくり言い過ぎでしょうか。
時間軸との絡みで難しい判断です。


それはそれとして、それなりに説得力のある論理
ではないかと私は感じてます。

(記述通り、時間のかかる話ではないかとは思い
 ますが・・・)



しかしながら、「ラストワンマイル」。

すなわち、配送の最終段階がどこまで自動化
されることやら。

(もちろん、これは「介護」でも同じような気は
します)

将来、自動運転の車が「普通」になっても、
積んでる荷物を戸口に届けるには人手が必要。

「それはロボットが代行するよ」

いやいや、ペッパーが人間並みに動けるように
なるのは、幼稚園生の孫が高齢者になる頃でも
まだまだ厳しいのでは???


「ラストワンマイル」を自動化するのは相当に
難易度の高い世界だと私は思います。


ちなみに、私が居住するマンションには宅配
ボックスが設置されてあります。

3年前、宝くじならぬ、「あみだくじ」で当たった
「あみだくじ理事長」を2年ほど務めました。

諸々のテーマのひとつに「宅配ボックス」の設置
がありました。

当初は、なんだそれ、故障したらどうするんだ、
邪魔だ、荷物はコンビニにとりに行けばいい等々。

理事長さんは臨時総会で袋叩きにあってました。

「分かってねえなコイツラ、このぉ~~~」
などとは決して発言しませんでしたが、そこは
ぐっと抑えてとにかく無事、設置できました(^^♪

今ではほぼ例外なしに、住民の総てが宅配ボックス
の便利さに納得していると思います。

宅配業者には再配送のムダがなくなりました。
居住者にとっても、不在配達の案内がなくなり、
宅配車両の駐車頻度が減り、環境的にもすっきり
しています。


これは極めて、小さな事例かもしれませんが、
殆どのマンションに宅配ボックスを設置するにし
ても実際はなかなか難しいことのようです。



ラストワンマイルをどう埋める?
配送サービス41選

https://1lejend.com/c/e6Na/qgYu/jeiqQ/

ネットで検索すると上記がありました。


内容は割愛しますが、いずれにせよ、最終段階は
人間の手で何とかしなければならないことには
違いありません。


あのアマゾンは、物流センターに多額の投資を
して、最先端のシステムを構築できていると思い
ます。

しかしながら、配送については完全にアウトソー
シングしており、現在の人手不足による運賃高騰
で、〇川急便-->〇マト運輸-->一部他社へと
運送会社が変更になっています。


いやいや、配送も自前化しているよ・・・とおっ
しゃる人がいるかもしれません。
運賃もタダだよ・・・・・とか。


物流にあまり詳しくない人の中には平気でそういう
間違った解釈をされる方が少なくありません。


企業が自前で配送の仕組みを取りこんでも、それは
単に自社の看板のもとに専門業者・運送会社・運送
事業者、あるいは社内に専門部署を抱えるだけで
あって、実際の配送業務そのものは全く変わりま
せん。

また、運賃はタダ・・・といっても、それは消費者
の購入費用から捻出するか、あるいはアマゾンの
場合、プライム会員として別途費用を取っています。

運送会社に運賃を払わずに配達してもらうという
ことは原則の中ではありえません。


まぁ~そういう話はともかくとして、話を本論に
戻すとラストワンマイルの部分で如何にして
付加価値を高めていくか?


ペッパーのようなロボットが人間並の動きと会話
能力をもつような時代にならないと難しい。


私はそう思っているのですが、若い技術者、否、
そうでなくても専門の方々からしたら笑止千万の
認識なのでしょうか。


どんなに時代が変わっても、人と人の触れ合いが
なくなる世の中などありえないと思います。


過日、アマゾンのプライムビデオで見放題もあって
「FRINGE」というアメリカのSFドラマに嵌まって
おりました。


まあ~とにかく荒唐無稽な未来社会が一部、描かれ
てあったのですが、確かに、人類が滅亡せずに数千
年も続けば、感情もなく、モノもヒトも自動で瞬時
にどこかに移動できる世の中がくるのかもしれま
せん。


あるいは、映画「エイリアン」で登場した
人間ロボット。

「なんだ、あいつ、ロボットだったのか・・・」


それは想像の未来社会の話として、現実に戻ると、
ラストワンマイルに従事する人々の待遇を改善し、
そこに競争力を備えた差別化を図るような戦略性を
もった企業経営を考える経営者が現れないものか。


人工知能の進化で仕事がなくなるなら、ペッパーが
人間化するまではラストワンマイルこそが付加価値
の高い仕事になったりして・・・・・


この分野の人たちの給料が上がる。
即ち、運賃を上げる。物流コストを上げる。

それを助言していくか・・・・(苦笑)

殆どの経営者がNGを出すでしょう (苦笑×2)


「物流 = コスト」 くらいの感覚しかない
経営者・ビジネスマンは淘汰されていくぞ・・・

これくらいはパワハラにもならないでしょう(笑)


気取っていえば

  「ラストワンマイルでの差別化経営」

さてどうでしょう?


言ってる本人が難しさを感じてるようじゃ(汗;)





福島さんは「ラストワンマイル」という
言葉をご存じだったでしょうか。


なにがしかの荷物が自宅に届くときに、何の不便も
感じずに済んでおられるでしょうか?




ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。



福島さんの幸運な日々を祈念します。



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SILマネジメントサポート 代表 福島清隆
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