【アモリ通信136:ダイバーシティ】  20171122

 
福島清隆 さん


こんにちは。


キャッシュフローコーチ &
   参謀育成コンサルタントの福島清隆です。


本日のテーマは「ダイバーシティ」です。

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米IT「男社会」の厚い壁

「女性は不向き」グーグル社員の文書波紋


2017年9月24日

日本経済新聞 第2面より

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ダイバーシティについて語る時、IT業界に絞って
語るのは如何なものかと思います。
不充分だと思います。

が、今回はあくまでも上記の記事をまとめます。

とはいうものの、まずはダイバーシティという言葉
の一般的な定義をネットから検索します。

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weblio辞書

ダイバーシティ

市場の要求の多様化に応じ、企業側も人種、性別、
年齢、信仰などにこだわらずに多様な人材を生かし
最大限の能力を発揮させようという考え方。

1990年代のアメリカで浸透し、旧日経連、
日本経団連などで研究が重ねられていますが、一般
にはいまだ単なる人材の多様化と理解されている
場合が多いようです。

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3
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いま求められる、ダイバーシティ・マネジメント

そもそも、ダイバーシティとは何のことなのかー。

一般的に、ダイバーシティ(Diversity)は
「多様性」と訳されているが、実は「Diversity
& Inclusion」を省略したもので、本来は
「多様性の受容」ということを意味している。

そして、この「受容」という点が大切なのだ・・


https://jinjibu.jp/article/detl/manage/178/2/
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早速記事をまとめますが、先に私なりの結論と
いうか、感じたことを言うと、
   「男性脳と女性脳の違い」
というものをあらゆる業界で認識し、如何にして
相乗効果を構築していくか。

そういう考え方が浸透していくべきではないのか

下手な言い方をすると、男女差別に繋がるかも
しれませんが、男女の違いを論じる場合は、
本質的なものはそこにあるような気がします。

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では、記事のサマリーに入ります。


・「女性は生まれつき技術者に向いていない」

8月初めにグーグルの男性社員が作成した社内文書
が流出。

グーグルはこの社員を即刻解雇した。

が、社内には共鳴する社員も少なくなかった。

技術革新で世界をリードするシリコンバレーだが、
ダイバーシティーの確保は遅れている。


主要企業の男女構成比(%)
女性 男性
米労働人口全体 46.8 53.2
フェイスブック 全体 35.0 65.0
技術職 19.0 81.0
グーグル 全体 31.0 69.0
技術職 20.0 80.0
アップル 全体 32.0 68.0
技術職 23.0 77.0

シリコンバレーの主要企業の女性比率は
米国全体の労働人口に占める女性比率より低く、
更に技術職になるといずれも20%程度に低下
するとのことです。

ちなみに女性比率は、
農業(25.3%)、製造業(28.9%)、
金融・保険(55.1%)、小売り(47.8%)とのこと。


・セクハラ蔓延

インテルからアップル、フェイスブックまで
主要企業の創業者や経営者の多くが白人を中心と
する男性で占められる。

シリコンバレーは長い間
  「ボーイズ クラブ」
と揶揄されてきた。

女性やマイノリティ(少数人種)は昇給や昇進の
機会などでも不平等な扱いを受けることが多い。

「(女性であるために)繰り返し『軽視』されて
きた」

米ユーチューブ最高経営責任者
スーザン・ウォジキス氏(女性)のフォーチュ
ン誌への寄稿(シリコンバレーで最も影響力の
ある女性のひとり)

「重要なイベントに呼ばれなかったり、他企業の
幹部が自分より職位の低い男性社員にしか話かけ
なかったりした。

私の意見はしばしば遮られ、私のアイデアは
男性社員によって代弁されるまで無視された」

セクハラの深刻度(2016年シリコンバレー調査)

職場でセクハラを受けたことがあると答えた女性
は6割。

セクハラを訴え出た後の会社の対応に不満がある
という回答も6割。

人権団体からの圧力を受け、主要各社がダイバー
シティ関連の社内データを3年前から開始。

ダイバーシティ推進費用
       (職場環境・待遇格差の改善)

インテル   3億ドル
グーグル 14年からの2年間で約2億6500万ドル


・学位取得少なく

ダイバーシティの改善には時間がかかりそう。

グーグルの技術職における女性の比率は3年前
より3ポイント増えたが、まだ20%にすぎない。

構造的な問題がある

米国の大学でコンピューターサイエンス(cs)
の学位を取得する女性はわずか18%。

「女性を増やしたくてもパイプラインが細い」

IT業界では女性の離職率も高い
最大の理由は「女性を冷遇する職場環境」


『シリコンバレーは海外の優秀な技術者を
積極的に採用し、成長の糧にしてきた。

女性の活用は激しさを増す人材獲得競争の有力
な解の一つ。

トランプ政権が移民への門戸を閉ざす中で、
多様性というアキレスけんを克服する重要性は
一段と増している』

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今回は「女性経営者」というテーマである人物
の実績を紹介するつもりでいました。

新聞で見かけた記事で気が変わり、それは次回
にまわすことにしました。


本当に女性は「技術」に弱いのか?


ふと思う・・・・・

1.文学部は女性の方が男性より多い
2.工学部は男性の方が女性より多い
3.女性は国語が得意で数学は苦手?
4.男性は数学が得意で国語は苦手?

1と2は間違いないでしょうが、3と4は少し
ピントがズレてるか?

生物学的に女性の脳細胞は技術開発には向いて
ないのか?

下手な言い方をしたら女性団体他から確実に
バッシングされそうです (汗;;;)

脳科学者にも優秀な女性はいます。
医学界でも優秀な女医は沢山いるでしょう。
それは稀なケースなのだろうか?

経営者でも、女性の感性を生かしているから
こそ実績を上げている企業はあります。
それは次回紹介します。


要は「技術の世界」でも女性の感性を生かせる
環境があるかどうか。

「男性脳と女性脳の違い」を経営者が理解して
どのような環境を作り上げるか。

これまでのところ、そういう視点がシリコンバ
レーに限らず、殆どの企業や組織に未だに欠け
ているのではないか。

あのマクドナルドも、外国人女性経営者が就任
して、直ぐに諸々の難題に見舞われましたが、
最近は見事に復活しているようです。


経営脳と技術脳は違う世界の話だろ。
一緒に論じるのは根本的な誤り。
と、どこかから聞こえてきそうな?

しかし、「歴史的な背景」が変わり
「女性の感性をどう生かすか」という認識が
もっと広まれば・・・

そういう方針なり環境があれば、一概に
「女性は技術に弱い」とは言い切れず、男性
社会の思い込み、思い上がりかもしれません。

男性と女性の肉体的なパワーの差は永遠に
変わらないと私は思います。

しかし、男性と女性の脳の特性も永遠に
変わらないと言い切れるのだろうか?

女性の感性によるヒット商品はいくらでもある
ハズです。これは女性脳だからこそなのか。

( コレデ ジョセイ ニ モテル ヨウニ ナラナイカ ナァァァァ~~)


私は米国には2回ほど旅行と出張で行ったこと
があるに過ぎず、住んだことはありません。

米国人女性はどうかすると男性よりも強い
イメージがあります。

が、少なくともシリコンバレーではそうではない
ということなのでしょうね。

日本のIT企業はどうなんでしょう。

ソフトバンク、楽天、サイバーエージェント
その他、大小様々な規模の企業の技術部門


技術部門ではあまり女性は活躍されていない
のでしょうか?


今回はタイトルと内容が少しズレてしまった
ような気もしますが、このままにしておきます。



福島さんは
   「女性は基本的に技術に弱い」
とお考えでしょうか。


ご自身の体験でそう感じることがおありで
しょうか。




ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。



福島さんの幸運な日々を祈念します。



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