【アモリ通信149:プロレスとボクシングと大相撲】   20180228

福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは
   「プロレスとボクシングと大相撲」です。
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  ショーと真剣勝負とその兼ね合いと?
  本音が隠された報道姿勢に疑問を感じる?
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アモリ通信には、基本的に2か月近くのストック
があります。
今回のメルマガの配信は2018年2月28日の予定
です。
この原稿はまずは12月23日に書いてます。
果たして配信までにどれだけの修正が加わるか?
 
大相撲では、元横綱Hの暴力問題でマスコミの
娯楽番組では視聴者獲得の為の力が入った
真っ最中といったところです。
この件が今回の本論なのですが、それは後半に
記載するとして、今回のテーマ、
「プロレスとボクシングと大相撲」
について、私の独断と偏見で自由な意見を記載
させていただきます。

なお、私は夫々の世界で活躍されている人々を
表舞台の人であれ、裏方の人であれ、例外なく
尊重します。
業界そのものの存在を否定することなど全くあり
ません。
最初に、それだけは明確にさせていただきます。

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プロレス

個人的な感覚で言うと、肉体を最も鍛えているのは
プロレスラーではないのか、と思ってます。
殴る、蹴るで容赦なく体を痛めつけられたら、素人
だったら、即、「天国に召される」のではないでし
ょうか。
私はそんな感覚です。
子供の頃は、「プロレスってスゲェ~なぁ~。
プロレスラーがこの世で最強の人々だろうな」と思
っていました。
肉体の強さは、今も昔も変わらないと思います。
が、プロレスの世界で「八百長」とか「暴力」とい
う言葉は存在しないのではないでしょうか?
見た目には「「殴り合い」「暴力」そのものですが
大人になって、ガキの頃に比べれば分別がつくよう
になると、「あんなことを毎日のように本気でやっ
ていたら、身体が持つはずがない」と考えるように
なりました。
また、プロレスラーの団体が地方巡業するときは、
一台のバスで全員一緒に移動しているようです。
リングの上での「ケンカ」が本気なら「移動バス」
のなかでも、「小競り合い」、や「殴り合い」で
大変でしょうね  (笑)
しかし、そういうことは聞いたことがありません。
プロレスは「100%ショーである」
「100%」という言い方に問題があるなら、
「原則的にショー」少なくとも私はそう思って
います。
そうでなければ、いくら肉体を鍛え抜いた人々でも
身体がもたいないか下手をすると死んでしまうで
しょう。
実際問題として、プロレスの世界では「八百長」
とか「暴力」という言葉は存在しないのではと、
前述のように、そう思うようになりました。
見た目は明らかに「殴り合い」「暴力」ですが、
少なくとも表舞台は「原則的にショー」ですから。
それはそれでビジネスとして成り立っている訳で、
何ら問題ないと思います。
ドラッカーが説く「顧客の創造」をしっかり果た
している業界のひとつに違いありません。
プロレス業界の人々は堂々とプロレスというビジ
ネスに取り組んでおられると思います。
もちろん、心身共に決して楽なビジネスではない
ことは間違いありません。

今はプロレスを見ることはほとんどないのですが
力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、
ドリー・ファンク・ジュニア、フリツフォン・
エリック、ボボ・ブラジル、デストロイヤー。
懐かしいなぁ~~~  (笑)
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ボクシング

これは基本、真剣勝負の世界ではないのか。
少なくとも、世界レベルのタイトルマッチでは
そうに違いない。
一般人が知らないところで、3人の審判員の誰か
か2名以上を「買収して・・・」というのはなくは
ないかもしれないけれども、「試合」事態は、
ルールにそって、「本気の殴り合い」ではない
のか。

プロレスや大相撲と比べても「試合数」が少ない
ので、練習ラウンドや共興試合みたいなものでない
限り、基本的に「真剣勝負」なのではないのか。
そもそも、試合後の特に負けた選手の腫れあがった
顔を見ると、痛々しいも甚だしい状態です。
それでも、「あれはショーなのさ」という人が
いるのでしょうか?
「衆人環境下でルールにそった真剣勝負」
それがボクシングなのではないでしょうか。
これも立派に「顧客の創造」を果たしている業界
だと思います。

もちろん、プロレスと同じく心身共に決して楽な
ビジネスであろうはずがありません。
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さて、いよいよ大相撲です。
これも基本的にはプロレスやボクシングと同じく
「興行」だと私は思います。
同じように楽なビジネスであろうはずがないこと
は早々に明記しておきます。
ビジネスとして「顧客」を獲得できなければ
ビジネスそのものが成り立ちません。
本論の前に「興行」をネットでググってみたら。
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興行(こうぎょう)とは、ひとつの会場に大衆を
観客として集め、観客から入場料をとる代わりに
娯楽を提供する行為、あるいはその内容自体。
言葉の意味は英語圏における「ショー・ビジネス」
と重なる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/興行
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「1場所15日間×6場所+地方巡業」
さてこれで年間、何回位土俵の上に上がるので
しょう。
とりあえず、本場所で90回、地方巡業で30回、
合計120回/年としておきましょう?
1年の内、3日に1回は勝負の土俵に上がる訳
です。
本場所と地方巡業とでは「気合」の入り方が
違うでしょうから「同じ」にはできないかも
しれませんが、ま、それはおいといて・・・

いずれにせよ、ボクシングはもちろん、プロレス
と比べても「本番」での試合数が遥かに多い
大相撲で、その総てが「真剣勝負」でありうる
ハズがない。
少なくとも私はそう思います。
総てを「真剣勝負」、「ガチンコ」でやっていた
ら、鍛え抜かれた力士でも身体がもたないでしょ
う。
ビジネスとして成り立たないと私は思います。

「だから何なの?、何が言いたいの?
 相撲は総て八百長だとあなたは言いたいの?」
TV番組やネットだったら、そういう短絡的な非難
を浴びて袋叩きに合うのかもしれません。

もちろん、本場所の大半の勝負は、
  「真面目に力いっぱい闘う勝負」
に違いないと思います。
(真剣勝負とは少しだけ意味が軽いと理解して
いただいて結構です)
しかし、千秋楽で8勝6敗の力士と7勝7敗の力士が
「闘ったら?」、その総てとは言いませんが、
「阿吽の呼吸」?、あるいは「露骨な買収」?で
何某かの「取引」があるかもしれません。
もっと厳しいタレコミのようなネット情報では、
身体は小さかったけれども、、大横綱として
実績を残した横綱Cは「星を買って優勝を重ねた」
その後輩の今の理事長Hは横綱Cが優勝していない
時に、援護射撃で9回優勝し、Cが引退してからは
優勝がないとのこと。
同じく大横綱としての実績を残した、今では親方
でかたくなな態度を崩さない親方Tは、そういう
相撲界の体質が許せない。そう思われます。
事の真偽は分かりません。
ただ、ありうる話だなと個人的には思います。

私は、本質的に相撲界の体質は根本的に間違っ
ていて、親方Tの考え方が正しい、とは必ずしも
思いません。

元横綱Hが結果的に暴力を振るってしまったことは
残念ながら弁解の余地がなく、どうにもなりません
「暴力」を「殺人」に置き換えれば反論の余地も
なくなります。
ただ、それに至った、「平幕力士T」の言動、素行
に全く問題がなかったと言えるのでしょうか。
「彼は被害者だからそれは不問にする」みたいな?
私はこういう報道のあり方に大いに疑問を感じて
ます。
そうしないと暴力根絶に繋がらない、あるいは暴力
を認めたようになってしまう。
本音は別なところにあるけれども、TVで下手な発言
はできない。
大抵のコメンテーターはそんなところかもしれない

書きだせばキリがなく、炎上間違いなしとなります
ので、「露骨でわかり易い仮説」を披露するのは
自重します。
しかし、そこには元横綱Hを激怒させ、周りにいた
力士たちも、Hの怒りを放任せざるを得なかったよ
うな、平幕力士Tの「非礼」があったのではないか
私にはそう思えてなりません。
「いやいや、違うんだよ。それ以上に、周りの力士
が腐敗しきっているんだよ。アンタはなにも分かっ
ちゃいない」
ちょっとテレビドラマの見過ぎでしょうか(苦笑)
少なくとも、ひ弱な生徒が不良生徒に理不尽に虐め
られたという次元の話とは全然違う世界の話ではな
いでしょうか。

相撲界の暴力問題と協会の体質や事業としての運営
のあり方を一緒に論じるのはおかしい。無理がある
いろいろなご指摘があることでしょう。

現実に、今回の事件の背景には大相撲界の勢力争い
もあるやに思われます。
絶対君主のワンマン体制でも、時代の変化で盤石で
なくなるのですから、それはどんな組織にもある
ことです。

「私は親方Tが理事長になって相撲界を改革するの
が一番いいと思ってる」
あるコメンテーターの発言ですが、何と短絡的な。
私はその発言に少なからぬ疑問を感じました。
親方Tには相撲道に対する尊敬に値する程の立派な
信念があるのでしょう、きっと。
弟子も順調に育ってるのですから、育てる指導力も
立派なものがあるに違いないと思います。
しかし、同時に横綱としての実績で自分を特別視
してしまっている勘違い、思い上がりがあるよう
にも私には思えてなりません。
企業の役員会で、取締役が代表取締役の目の前で
マフラー蒔いて、ふんぞり返って座っていたら。
「バカかお前は・・・・・」
あれじゃ降格になるのは当たり前。
少なくとも私はそう思います。
「甘やかされて育った金持ちのバカ息子」とは
少し違うにしても、相撲道と組織運営は異なりま
す。
問われる能力は全く別物です。
 
総てが「真剣勝負」だったら、大相撲は成り立た
ないということを本心では親方Tも分かっているの
ではないでしょうか。 違うでしょうか?
しかし、間違ってもそういう考え方は公には認める
訳にはいかないことでしょう。

実際問題として、強い横綱がいなかったら、いつも
11勝か12勝くらいで、毎場所、違う誰かが優勝して
つまらない大相撲、「顧客を創造できない大相撲」
になってしまうのではないか。私見ですが?
ちょっと、おかしな分析でしょうか?

プロレスとボクシングと大相撲の違いを今回は取り
上げました。
大相撲での今回の事件に対する私の考え方が、皆様
にどのようにお伝えできたか、かなり心もとないと
ころがあり、誤解の方が大きいかもしれません。
なら、柔道は、剣道は、野球は、サッカーは???
種目別に分析する訳にもいきませんね(苦笑)

こんな日本だったら、お隣の国々が理不尽に、武力
で攻めて来たら、あっという間に日本は滅んでしま
うのではないか。
もしかして、本当に北朝鮮の工作員が日本に潜伏し
てるのだろうか。
おいおい、何を言い出すんだ・・・・・・
余計に火に油を注ぐような発言だぞ。 (PART1)
 
学校で不良生徒が先生に殴りかかってきて、先生が
逆に殴り返したら、その先生は懲戒免職ってか。
そんなのアリかよ。オレだったら確実に殴り返すぞ
それでオレはクビか。ふざけんじゃないよ!!
更に火に油を注ぐような発言  (PART2)
 
暴力はいけません。殺人はもっての他です。
弱い者が理不尽に虐められるのは当然いけません。
しかし、横着な人間が大手をふるって、自分の非礼
に気づかない。気づいても直さなくても済む世界。
そんな世界になったら、そのツケはもっともっと
大きいかもしれない。
平幕力士Tにそういう要素がなかったと言えるのか
その辺の報道は当初ありましたが、その後は全く
ありません。
ふざけたやつなら、一発くらいは殴り返してやれ!
(タダシ ソノイッパツ ガ ヒト ニ ヨッテ コウカ? ガ チガイ スギマス)
かなり火に油を注ぐ発言 (汗;;) (PART3)
 
結局、何事も「節度の問題」「バランス感覚」では
ないでしょうか。
 

その後も数々の報道があり、親方Tは新たな理事選で
選ばれませんでした。
まぁ~深入りはこれくらいにして、彼はとりあえず
弟子の育成に全力を尽くせばいいのではないでしょ
うか。
彼はまだまだ若い。将来がある。
後は、後援会の幹部に、親方Tに対してキツイこと
も言える人がいるかいないか。
その辺が大きいように私は思います。
 

福島さんは今回の私の考え方をどのように
思われるでしょうか。
 

遠慮なくご意見をお聞かせいただければ嬉しいです
 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
 

福島さんの幸運な日々を祈念します。
 
 
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