【アモリ通信310:2021 主要30業種予測】  20210421

◎◎さん(^^♪


こんにちは。


SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】

本日のテーマは「2021 主要30業種予測」です。

------------------------------------

 日経ビジネス(別冊)
 2021徹底予測
 PART2 主要30業種予測

-----------------------------------

このテーマの配信予定日は4月21日ですから、
2021年の予測と言っても、既に4ヵ月近くが経過
してしまいました。

ネタに苦労してんだからもっと早めに取り上げとけ
よ、と、自分で自分をを叱ってるのですが、まぁ~
そう堅いこと言わず、とにかく行こう!!


-----------------------------------

上記の資料から「ネットメディア」「医薬品・医療
機器」「エネルギー」「日用品・化粧品」
「スーパー」「外食」「ホテル・旅行」「保険」の
8分野を取り上げます。


〇 ネット・メディア

デジタル化の加速がネット企業に追い風
社会との「共存共栄」がカギに

【ここがポイント】

● デジタル庁創設などで官民でデジタル化が加速
● データ活用のソリューション事業が国内外で拡
  大
● 巨大プラットフォーマーの包囲網が狭まる

・リアルとの融合が増える

Zホールディングス・LINE
・2021年までに経営統合
 ・企業や自治体向けにデータソリューション事業
  を加速

楽天
 ・西友に出資、リアル店舗とECを組み合わせてア
  マゾンに挑む
 ・楽天DXソリューションを21年1月に設立。日用
  品や小売り企業を支援

メルカリ
 ・二次流通データを積極解放し活用
 ・店舗などの空きスペースに「メルカリステーシ
  ョン」設置を増やす

* デジタル化が加速する一方、企業には変革に伴
  う摩擦の解消が求められる。ネット企業にとっ
  て、社会との共存共栄を図る1年になりそうだ
                 (目黒達久)

〇 医薬品・医療機器

世界初のアルツハイマー病進行抑制薬の実用化はい
かに?
希少疾患向けなど、小粒ながらユニークな新薬が続
々登場

【ここがポイント】

● エーザイとバイオジェンの認知症薬は3月まで
  に結論 
● JCRファーマの社運をかけた希少疾患用薬が承認
  へ  
● 希少疾患向けなど患者数の少ない病気に光が差す


・アルツハイマー病治療薬の新薬開発はここ20年近く
 にわたってことごとく失敗してきた。アデュカヌマ
 ブはそんな悪夢の歴史に終止符を打つとともに、
 疾患の進行を抑える初めての医薬品になると期待さ
 れている。

・アイルランドのシャイヤーと統合して19年に発足し
 た新生武田薬品工業。その成果として、24年度まで
 に12品目の承認取得を目指すとしているが、トップ
 バッターのTAK-721が21年前半にお米国で承認され
 そうだ。    (編集委員 橋本宗明) 

〇 エネルギー

「50年脱炭素」へ、再エネが加速
電力の全国10社体制、再編も

【ここがポイント】

● 30年度までに養生風力の設置加速
● 原子力は新増設なしで方向性定まらず
● 石炭火力休廃止で地方電力の経営に影響


・菅義偉首相が2050年までに日本の温暖化ガス排出
 を実質ゼロにするとの目標を掲げた。
 21年はこの方針を受け、エネルギー業界が大きく
 変わっていく年になりそうだ。

・21年以降、最も拡大しそうな再生エネルギーが
 洋上風力発電だ。国は30年までに養生風力発電を
 全国に整備、1000万キロワット分の発電容量を確
 保する計画を立てた。東京電力ホールディングス
 が24年度にも、洋上風力最大手のオーステッド(
 デンマーク)と共同で千葉県銚子沖に出力37万キ
 ロワットの風力発電を設置する計画を持っている
 ほか、東北電力も青森県などで進められている洋
 上風力の事業に出資する。

・こうした動きも影響し、21年以降は電力再編の具
 体的な動きが出てくる可能性はある。石炭火力の
 休廃止や原子力の停滞は地方電力の財務に響くだ
 ろう。1990年代から電力自由化を始めたドイツで
 8社あった大手が4社となったように、日本も電力
 10社体制が崩れるとの見方は多い。 
                (中山 玲子) 

〇 日用品・化粧品

「インバウンドバブル」崩壊後のビジネス再構築へ
期待は中国向け需要回復とオンライン販売


【ここがポイント】

● マスクや衛星食品など、コロナ需要を取り込む
● 需要回復が見込まれる中国市場での販売増
● 「非接触」の新たな販売手法もカギに

・2021年の日用品・化粧品市場は、「インバウンド
 バブル」の崩壊を前提に、ビジネスを再構築でき
 るかどうか問われる。
 20年はかってない苦戦を強いられた1年となった。
 中国からの訪日観光客や転売業者が日本の化粧品
 や日用品を大量に買う「爆買い」で潤っていたが
 新型コロナウイルスの拡大で、こうした需要は消
 失した。

・21年の反転を占うポイントとしてまず挙げられる
 のは、感染症との共存を念頭に置いた需要を取り
 込むことだ。

・環境激変で問われるのは、「非接触」の販売方法
 の確立だ。ポーラ・オルビスHDはPOLAの全販売店
 の半数以上で、ウェブ会議システムを利用したカ
 ウンセリングを開始。コーセーは東京・表参道に
 オープンする旗艦店で、店員と接することなく商
 品を試せる「オートテスター」などの導入を発表
 している。資生堂や花王も百貨店と提携し、リア
 ルタイムで映像を配信しながら商品を販売する「
 ライブコマース」に注力している。
  コロナ禍の終息が見えない中、21年はこうした
 手法の競争も激しくなりそうだ。 (神田 啓晴)

〇 スーパー

巣ごもり需要の着実な取り込み課題
欠品防ぐネットスーパーの体制カギに

【ここがポイント】

● 外食が増えるなら業績下押し
● 還元セール、どこまで続く
● 大手が提携などでECを強化

・ネットスーパー競争激化
 矢野経済研究所の調べでは19年度のネットスーパ
ーの売上高は約1447億円。スーパーの総売上の
 2%ほどにすぎないが、コロナ禍野中で前年同期
 2倍近く売り上げたネットスーパーもある。
 感染防止のニーズを満たせるネット消費は強まる
 可能性が高く、提携などによる強化が相次いでも
 おかしくない。
  20年は急な需要増加をさばけず、ネットでの受
 注を停止せざるを得ないケースもあった。実店舗
 とネットを両輪でうまくうんえいしていくノウハ
 ウを築くことが課題の一つだ。
                 (藤中 潤)

〇 外食

「業態転換」と「販路拡大」が再生のカギに
コロナ対策で、非接触テックの導入も加速する

【ここがポイント】

● 消費者の「目的来店」を促せる業態は底堅さを
  維持か
● 苦戦する大手は業態転換と販路拡大で回復を図
  る
● 「密」や「節食」を避ける仕組みも広がる


・21年も業界の苦戦は続きそうだが、コロナ禍でも
 外食が「総崩れ」となったわけではない。
  例えば逆風の中、ファストフードと回転ずし、
 焼き肉といった業態は好調さを維持している。
  マクドナルドは20年1~~10月の既存店売上高が
 3月と6月を除きプラス成長。ドライブスルーや
 テークアウトでまとめ買いする家族客が増加し
 4月から10月までの客単価増加率は毎月、前年比
 15%以上だった。モスバーガーやケンタッキーフ
 ライドチキンの既存店売上高も堅調に推移。
 持ち帰り客の比率が高かったことが影響したと
 みられる。

・コロナ禍で「不特定多数の人が使うものに触りた
 くない」という衛生意識が高まる中、外食では
「非接触テック」の導入がトレンドとなっている。
「密」を回避するための技術として取り入れられ始
 めたのが「もばいるおーだー」。これは、来店前
 にあらかじめ注文と決済を完了させておくことで
 店頭で並ばずに商品を受け取れる。
  コロナ禍の先行きが見通せない中、21年はこう
 した「非接触テック」の導入がさらに加速すると
 みられる。       (神田 啓晴)


〇 ホテル・旅行

「Go To」効果は一時的、業界の苦境深まる
 アパホテルはM&Aに意欲、業界の寡占化進むか

【ここがポイント】

● 「Go To」は時限装置、東京五輪の開催も不透
  明
● コロナ禍長期化すれば優勝劣敗鮮明に
● 大手チェーンによる寡占化が進む可能性も

・旅館業界にも再編の動き
 ワクチン開発、接触が進むまでは、限られた旅行
 需要の奪い合いはより激化する。その過程で、資
 本力のある大手チェーンなどが、経営に行き詰っ
 た事業者を傘下に収める動きも出てくるだろう。
  アパホテルを展開するアパグループはM&Aによ
 る業界再編に意欲を見せる一社だ。同社の元谷外
 志雄代表は、「新型コロナはチャンスだ」と強調
 する。もともと徹底したコスト削減で経常利益率
 約30%と業界最高レベル。コロナ禍でアパホテル
 も20年4月以降の稼働は大きく落ち込んだが、手
 元資金には余裕があるという。

・大手による買収だけでなく、小規模な旅館同士の
 統合も進む可能性がある。旅館は中小零細規模の
 施設が多く、経営効率が高まらないことが長年課
 題とされていた。設備産業である旅館は、継続的
 に投資し施設の価値を上げなければならないが、
 多くの中小旅館は団体旅行の衰退とともに経営が
 悪化しており、投資余力に乏しい。

・こうした現状を踏まえ、旅館業界の再編を進めよ
 うという構想が浮かび上がっている。官公庁の分
 科会は20年7月に、各地域に経営困難となった旅
 館の受け皿となる組織をつくることを提案した。
 受け皿組織は旅館を回収・改装した上で、経営余
 力のある地域の有力旅館や新規事業者に事業を譲
 渡する。そうして体力のある事業者が複数の旅館
 を経営する仕組みにする。単体の旅館では難しか
 った投資ができるようになる可能性があり、すで
 に神奈川県湯河原町がこの仕組みの実現を検討し
 ている。         (白井咲貴)

〇 保険

「コロナ禍」に備える新商品が増加
事業多角化で自動車保険の「代替」探る

【ここがポイント】

● 中小企業含め「テレワーク保険」に普及余地
● コロナ関連の被害を補償する商品にも広がり
● 自然災害などに備え収益構造の見直しがカギ

・テレワークが浸透するに当たり、労務管理に関
 するリスクに備える必要も出てきた。オーバー
 ワークや「テレワーク鬱」になった従業員のケ
 アのほか、1対1のウェブ会議、周囲の目が行き
 届かない中で発生したハラスメント行為などの
 トラブルに対処する費用を補償。東京海上日動
 火災保険などはサイバー保険とセットにする形
 で、「テレワーク保険」として売り出し始めた

・新たなビジネス領域としては、例えば保険会社
 が通信会社や自動運転技術を開発するベンチャ
 ー企業などと協業する形で、自動運転普及後の 
 リスク評価をする事例などがある。こうした動
 きは活発で、損害保険ジャパンなどはデータビ
 ジネスをはじめ保険業以外で稼ぐ領域を模索。
 業界内でも選択と集中の動きが加速しそうだ。

--------------------------------------

ほとんどの業界がコロナ禍になんらかの影響を受け
ているように思います。

今更ながらですが、コロナのセイで?。コロナの
オカゲで、随分といろいろなことが変わりました。
時代が数年分、早く進んだ事は間違いありません。

その必然性は何なのだろうと、ちょっとまたやや
こしいことも考えなくはないのですが、いずれに
せよ、世の中が進化発展するには避けられないこ
となのであろうと私は考えることにしてます。

2,3年後の世の中の現実が、コロナは過去の思い
出のようになってすっかり元に戻っているのか、
あるいは今の現実が更に改善された違う世界があ
るのか、その辺も結構、興味津々です。

全く元に戻った世界はまずナイと思うのですが。


◎◎さんは、コロナ禍が思い出になった
世の中は、何だかんだでほとんど元に戻ると思わ
れますか。あるいは、今以上に何か違う世界にな
ると思われますか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 

--------------------------------------------

[引用許諾]メルマガへの感想など引用させていた
だく場合があります。
[著 作 権]このメールマガジンは著作権法で守ら
れています。
執筆内容については注意を払っておりますが、
あくまでも発行者の経験に基づくものであり、
内容を保証するものではありません。

[アモリ通信の登録は]
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=UHSedhc
[メールアドレスの変更を希望される場合には]
https://1lejend.com/stepmail/edit.php?no=xxwwsh
[メールマガジンが不要なら解除]
https://1lejend.com/stepmail/dela.php?no=xxwwsh

------------------------------------------

Copyright(C)2019 SILマネジメントCo.,Ltd
All Rights Reserved.

以下は「SILマネジメント株式会社」 &
「SILアカデミー」の紹介です。
https://note.com/sil5853/n/n2232a38d070e

お問い合わせ
https://www.sil-ms.jp/form?form_id=788

講座一覧
https://www.sil-ms.jp/117430.html

【特別感謝サービス】
https://www.sil-ms.jp/117431.html
(講座一覧:キャッシュフロー)
当分の間、【全品特別割引セット(31,500円:税込み】をご購入の方には、
ご希望があれば【zoomコンサルティング45分間無料サービス】をご提供
させていただきます。(SWOT&クロス分析ミニ体験orお困りごと相談)
【お問い合わせ:SILマネジメント株式会社 
         代表取締役   福島清隆
         e-mail:fukushima@sil-ms.jp】
【お問い合わせ】
https://www.sil-ms.jp/form?form_id=788

【キーワード:社員教育】
ペンタゴン ペンタゴン式 ペンタゴン式人財育成法 SWOT
SWOT分析 クロス分析 強み 弱み 機会 脅威 積極戦略
改善戦略 差別化戦略 撤退縮小回避戦略 経営戦略
キャッシュフロー キャッシュフローコーチ 決算書
財務諸表 貸借対照表 損益計算書 キャッシュフロー計算書
リーダーシップ 経営哲学 経営理念 フィロソフィ
リスクマネジメント BCP 事業継続計画  CSR
企業の社会的貢献 経営計画書 事業計画書  物流

 

 
 
 

お問い合わせ・ご相談

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

SILマネジメント株式会社

お問い合わせ・ご相談はこちら